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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- ギャラクシー賞55周年記念賞
- 受賞作品
-
倉本 聰
- 授賞理由
- 脚本家として「6羽のかもめ」「前略おふくろ様」「北の国から」「風のガーデン」など、長年にわたりテレビドラマ史をいろどる数々の名作を残した功績を称えます。 詳細な履歴書作りから生まれる魅力的なキャラクター造形や、人間誰しも持っている狡さや弱さ、滑稽さといった人間くささがにじむ台詞など、氏の個性が色濃く投影されたドラマは多くの人の記憶に残っています。なかでも自身が移住した北海道・富良野を舞台にした「北の国から」では、21年という長期間にわたって登場人物たちを成長させていくというドラマ作りに挑戦。その時間を視聴者も共有することで、受け手の人生にとっても分かち難い存在として愛される、まさに国民的ドラマとなりました。 1984年から2010年までの26年にわたり、若手の役者と脚本家を育成する「富良野塾」を主宰。後進の育成にも力を注いできました。 17年には「シルバータイム」と銘打って、平日の昼に高齢者層が楽しめる新たな帯ドラマ枠を自ら開拓。その第一作となった「やすらぎの郷」では、テレビ業界を支えた人々だけが入居できるという架空の老人ホームを舞台に、昭和を代表する俳優たちが競演。時折、テレビ業界への批判も盛り込みながら、虚実ないまぜの物語を紡いでみせました。 80歳を超えてなおチャレンジ精神を失わず、テレビドラマの持つ力を信じ、その可能性を広げつづける姿勢に敬意を表します。
- 部門
-
その他
- 作品内容
-
くらもと・そう 1934年生まれ。東京都出身。東京大学文学部美学科卒業後、1959年にニッポン放送入社。ディレクター、プロデューサーとして勤務するかたわら、脚本家として活動を始める。63年に退社後、フリーの脚本家として独立。77年に北海道・富良野へ移住、84~2010年、役者やシナリオライターを養成する私塾「富良野塾」を主宰。「6羽のかもめ」「北の国から」「前略おふくろ様」「昨日、悲別で」「ライスカレー」「優しい時間」「風のガーデン」など、代表作多数。06年から「NPO法人C・C・C富良野自然塾」を主宰し、閉鎖されたゴルフ場に植樹して元の森に返す自然返還事業と、そのフィールドを使った教育プログラムにも注力。10年、演劇公演を中心とする創作集団「富良野GROUP」を旗揚げ。紫綬褒章、旭日小綬章受章。17年、「やすらぎの郷」(テレビ朝日)は、昭和を代表する俳優が競演する昼の帯ドラマとして注目を集める。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- マイベストTV賞第12回グランプリ
- 受賞作品
-
日曜劇場「陸王」
- 授賞理由
- 「信念を曲げずに大企業と戦っていく姿に感動した」「ハラハラするストーリーや思いもよらないキャスティングが良かった」「俳優たちがみな熱演していた」といった視聴者の賞賛の声が数多く寄せられました。地方の小さな足袋製造会社がランニングシューズの開発によって会社を再生しようと、大企業を相手に愚直なまでに前に突き進んでいく姿が多くの視聴者に勇気と感動を与えました。波瀾万丈のストーリーはもちろん、リアルに再現されたマラソンシーンやキャスト陣の熱のこもった演技も見応えがあり、2017年を代表する優れたドラマです。
- 部門
-
その他
- 放送局
-
TBSテレビ
- 放送日
-
2017年10月15日~12月24日
- 出演・スタッフ
-
原作:池井戸潤 演出:福澤克雄、田中健太 プロデューサー:伊與田英徳、飯田和孝、川嶋龍太郎 脚本:八津弘幸 音楽:服部隆之 出演:役所広司、山﨑賢人、竹内涼真、寺尾 聰 ほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 志賀信夫賞
- 受賞作品
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川端和治
- 授賞理由
- 川端和治さんは、BPO(放送倫理・番組向上機構)・放送倫理検証委員会が2007年に設置されて以来、10年以上にわたって委員長を務められました。同委員会の設置当時、放送番組の捏造が社会問題となっており、虚偽放送を行った放送局に対し総務大臣が行政処分を行えるように放送法を改正する動きがありました。それに対して、BPOの機能を強化し、自主・自律的に放送倫理上の問題に対処することによって、放送の社会的信用を回復すべく作られたのが、放送倫理検証委員会でした。 川端さんは、委員長就任当初から同委員会による調査や議論をリードし、NHK、民放連や各放送局が定めた放送基準に照らして、番組のどのような表現に放送倫理上の問題があるのか、意見書(委員会決定)を通じて明らかにしてきました。同時に、個々の番組を検証するなかで、放送法や放送基準制定の趣旨は放送局の自由や自律を確保することにあることを、常に意見書で発信されました。 特に、2015年の「クローズアップ現代」に関する意見書で、総務省が放送法を根拠に行った行政指導は、放送法が保障する「自律」を侵害する行為だと指摘したことは大きな社会的反響を呼びました。また、放送局には選挙に関する報道と評論の自由があるとした「2016年の選挙をめぐるテレビ放送についての意見」は、報道現場を大いに励ますものとなりました。 放送倫理検証委員会の調査・検証の結果、放送倫理違反があると指摘された場合には、放送局は意見書を尊重して再発防止策を考え実行する。川端さんは、このような自主・自律的な放送倫理堅持の仕組みを放送界に定着させることに貢献されました。その功績は、志賀信夫賞の授与にふさわしいものです。
- 部門
-
その他
- 作品内容
-
かわばた・よしはる 1968年、東京大学法学部卒業。70年、最高裁判所司法研修所修了・第二東京弁護士会入会。2000~01年、第二東京弁護士会会長・日本弁護士連合会副会長。以後、内閣司法制度改革推進本部法曹養成検討会委員、法務省政策評価懇談会委員、法制審議会委員、大宮法科大学院大学教授、文部科学省中央教育審議会専門委員、法務省政策評価懇談会座長、原子力損害賠償支援機構運営委員会委員長などを歴任。07~18年、BPO(放送倫理・番組向上機構)放送倫理検証委員会委員長。現在、第二東京弁護士会会員、朝日新聞社コンプライアンス委員会委員、BPO放送倫理検証委員会調査顧問、日本年金機構理事(非常勤)、朝日新聞社編集権に関する審議会委員。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
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かんさい情報ネットten.
- 授賞理由
- 東日本大震災から早6年。日本全土で原発事故の記憶は未だ失われていないが、福島との“温度差”、つまり切実な関心度には、隔たりが出てきているのではないか。関西地域も県境をまたげば福井の“原発銀座”が操業を続けている。この温度差をなくす努力の必要性が強く印象づけられ、読売テレビの呼びかけに共感した。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
読売テレビ放送
- 放送日
-
2017.3.10
- 出演・スタッフ
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制作:松本健吾、村上雅信 演出:中島恭助
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
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Piece for Peace HIROSHIMA 平和へのひと筆 プロジェクト~平和へのひと筆からオバマへの手紙へ~
- 授賞理由
- オバマ大統領の広島訪問の背景にこのキャンペーンがあった。5年にわたる視聴者参加型の活動の随所に、主導した地元局の情熱と用意周到さが感じられる。活動内容は日々の番組や特番で伝えたほか、過去の「原爆ドキュメンタリー」20本を地上波、衛星波で放送、出版・ウェブも含めて多メディア展開した全社的な取り組みを評価したい。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
広島テレビ放送
- 放送日
-
2012.1.8~2016.8.8
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
-
元陸軍通訳永瀬隆氏と捕虜問題を巡る一連の報道活動
- 授賞理由
- 第二次大戦中、日本軍が英・豪捕虜を酷使して7000人近い死者を出しながら強行敷設した泰緬鉄道は、D・リーン監督の映画『戦場にかける橋』の主題歌「クワイ河マーチ」でよく知られている。当時の陸軍通訳永瀬隆さんが、戦後タイを訪れ奨学金を贈り続けるなど、個人で国家の罪を償った経過が丁寧に取材されて感動的。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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瀬戸内海放送
- 放送日
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1994.3.2~2016.12.12
- 出演・スタッフ
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演出:満田康弘
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
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外交官「杉原千畝」の出生地に関する疑義検証
- 授賞理由
- 杉原「生誕」の地として世界記憶遺産登録を目指す岐阜県八百津町。しかしその主張が誤りであることを、現地取材、文献調査、筆跡鑑定等を通して、執拗に検証していく。記念館や記念碑によって、人々の記憶がいかに作り変えられていくかがわかると共に、動き出したら後戻りできない日本の行政や社会の縮図にもなっている。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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CBCテレビ
- 放送日
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2016.7.12~2017.2.2
- 出演・スタッフ
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制作:大園康志 演出:原 誠、大園康志
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
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リクルートホールディングス タウンワーク シリーズ バイトするならタウンワーク「告白篇」「将棋篇」「雪国篇」「コーヒーショップ篇 」「スタジオ篇」
- 授賞理由
- 「バイトするならタウンワーク」というキーワードを一貫して記憶に残すシリーズ。毎回変わる場面設定と、松本人志の役回りが楽しみなCMだ。シリーズ広告を展開する難しさはアイデアが均一化して見える点だが、このCMではそれを感じない。それぞれに意外性があり、またターゲットや職種の多様性を想定させる力がある。
- 部門
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CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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ワサビリクルートホールディングス電通
- 時間
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(75”)
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
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LINEモバイル 企業「愛と革新。 (デビュー)篇」
- 授賞理由
- 究極のシンプルを目指した表現が見事に異彩を放ち、大いなる存在感をもたらすことに成功した。競合との同質化を避け、かつデビューを飾るインパクトは難題に違いないが、その難題をテコに突き抜けたのが小気味いい。のんさんの話題もタイムリーに活かしながら、彼女自身も存分に引き立てたのもすばらしい見識だ。
- 部門
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CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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春企画東京LINEモバイル電通 ワトソン・クリック
- 時間
-
(30”)
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
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ゆうちょ銀行 企業 シリーズ「登場篇」「娘の結婚相手篇」「父の単身赴任篇」「母からの電話篇」
- 授賞理由
- いつもお客様に寄り添う存在でありたいというゆうちょ銀行・郵便局のメインコピー「いつもここに。」を、ゆうちゃんというキャラクターを通して表現。存在感・品格・誠実さを体現するゆうちゃんに本木雅弘を起用するあたりも巧い。シリーズを通して、「ゆうちゃんがいてくれるなら、そういってくれるなら安心だ」という気持ちにさせてくれる。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
ギークピクチュアズゆうちょ銀行電通
- 時間
-
(135”)
ページ: 98 / 518