検索結果: 5174 件マッチしました
ページ: 97 / 518
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
BS1スペシャル「サハリン残留 家族の歳月」
- 授賞理由
- サハリン残留者は生き延びるために、徴用されていた朝鮮人やロシア人と結婚し日本人であることを隠して暮らしてきました。日本政府からは自らの意志で残留したとして帰国を認められず、韓国政府も日本への帰国運動を弾圧するなど、これまで全貌が明らかにされてきませんでした。戦後史の中で国境や民族の壁に翻弄されながらも生き抜いた人々の姿を描きます。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
NHKエンタープライズ テムジン
- 放送日
-
2017年10月15日
- 作品内容
-
旧日本領の樺太に取り残されたサハリン残留者は、生き延びるために日本人であることを隠し、戦前に徴用されていた朝鮮人やロシア人と家族を作り暮らしてきた。戦後史のなかで国境や民族の壁に翻弄された人々を現地取材した。
- 出演・スタッフ
-
語り:髙橋美鈴 撮影:後藤一平 音声:明里和幸 編集:太田一生 音響効果:海老原正倫 ディレクター:小柳ちひろ プロデューサー:伊藤 純 制作統括:藤田英世、太田宏一、矢島良彰
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」
- 授賞理由
- この番組の放送後、「インパール作戦」という言葉をキーワードに、多くの人が普段の生活への不満や、政治への疑念を語りました。兵隊の使い捨て、政治家の責任逃れなど、現在に通じる問題を見出したからです。戦後70年以上が経ち、風化しがちな太平洋戦争の記憶をどう継承するのか。一つの答えを見ることができました。最後に手記の主が登場する構成も秀逸です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
-
2017年8月15日
- 作品内容
-
死者3万人、太平洋戦争でもっとも無謀な作戦といわれるインパール作戦。兵隊の使い捨て、上層部の責任逃れなど、今に通じる当時の経緯を描き、風化しがちな戦争の記憶を現代につなげた。最後に手記の主が登場する構成も秀逸。
- 出演・スタッフ
-
ディレクター:笠井清史、新田義貴、小口拓朗、梅本 肇 制作統括:横井秀信、新山賢治、三村忠史
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
関ジャニ∞クロニクル「TOGAKI HOUSE」
- 授賞理由
- アイドルグループ・関ジャニ∞の優れた力量を生かした名企画です。その場で初めて知らされた芝居のト書きに従って繰り広げられる即興演技。メンバーの個性やセンスが光り、グループの一体感もごく自然に伝わってきます。また即興ゆえのハプニングや予想外の展開にはテレビ本来の理屈抜きの楽しさがあります。バラエティの王道を受け継ぐ貴重な番組です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
フジテレビジョン
- 放送日
-
2017年7月8日
- 作品内容
-
関ジャニ∞が、芝居のト書きの指示に従って即興演技を繰り広げる。予想外の展開が生まれるなかで、それをメンバーの個性と見事なチームワークで笑いにしていく。関ジャニ∞の卓越したバラエティセンスがきらりと光る。
- 出演・スタッフ
-
チーフプロデューサー:中嶋優一 プロデューサー:松本祐紀、上野貴央、瓜生夏美 総合演出:福山晋司 演出:姉崎正広 ディレクター:袰川 斉、角山僚祐、神田洋昭 出演:関ジャニ∞
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
BS1スペシャル「“フェイクニュース”を阻止せよ〜真実をめぐる攻防戦〜」
- 授賞理由
- 世界的に氾濫するフェイクニュース。その誤りを正し、真実を報道することに奮闘するフランス大手新聞社の専門チームに密着したドキュメンタリーの傑作。当事者への丁寧な取材を通じてフェイクニュースの発生、波及の過程がつぶさに捉えられる様子は見応え十分であるとともに、フェイクニュースが影響を及ぼす現実の他人事ではない恐ろしさを教えてくれます。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
NHKエンタープライズ パオネットワーク
- 放送日
-
2017年6月23日
- 作品内容
-
フランス大統領選をめぐるフェイクニュースと闘うフランス大手新聞社の検証チームに密着取材。フェイクニュースが発生し、拡散していくプロセスがよくわかる。日本の状況にも置き換えられる、きわめて示唆に富む報告だ。
- 出演・スタッフ
-
制作統括:安出光伸、鈴木真美、山根幸太郎 ディレクター:四宮秀二 撮影:濱野 実 ナレーター:松尾 剛
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
メ〜テレドキュメント「シネマ狂想曲〜名古屋映画館革命〜」
- 授賞理由
- 視聴者をぐいぐい引き付ける人物を見つければ、ドキュメンタリーは8割方完成したも同然。映画を語りだしたら止まらないミニシアター副支配人の姿を見るにつけ、そのことを痛感しました。映画さえあればどんな不幸も吹き飛ばしてしまえそうな愛に満ちています。物質的豊かさに翻弄されて、本当に好きなことに二の足を踏む現代人への痛烈なメッセージでした。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
名古屋テレビ放送
- 放送日
-
2017年5月28日
- 作品内容
-
映画愛に満ちたミニシアター副支配人が日々奮闘する姿を描く。魅力的な人物こそがドキュメンタリーの肝であると再認識させ、物質的豊かさに翻弄されて、本当に好きなことに二の足を踏む現代人への痛烈なメッセージとなった。
- 出演・スタッフ
-
プロデューサー:清水伸司、村瀬史憲 ディレクター:樋口智彦 ナレーション:竹中直人 編集:世古和弘 音効:堀 敦詞
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画「破獄」
- 授賞理由
- 自由とは何か。池端俊策の脚本は、吉村昭の同名小説を原作としつつ、この根源的な問いをより先鋭化させました。山田孝之演じる脱獄を繰り返す殺人犯・佐久間の不遜な魅力と底知れぬエネルギーを湛えた身体、それを阻止しようとする看守長・浦田を演じたビートたけしの無表情に近い老練な演技の対比が、緊迫感あふれる二人の攻防に説得力を持たせました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
テレビ東京
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
ドリマックス・テレビジョン
- 放送日
-
2017年4月12日
- 作品内容
-
脱獄を繰り返す男と看守の攻防を描く。自由とは何かを根源的に問う濃密な脚本と緊迫感あふれる演出に加え、脱獄囚を演じた山田孝之の底知れぬエネルギーを湛えた身体と、看守長役のビートたけしの静謐な佇まいとの対比も秀逸だ。
- 出演・スタッフ
-
プロデューサー:田淵俊彦、川村庄子、浅野敦也、橘 康仁 監督:深川栄洋 脚本:池端俊策 出演者:ビートたけし、山田孝之 ほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
100分deメディア論
- 授賞理由
- 堤未果、中島岳志、大澤真幸、高橋源一郎という多彩な4人の識者がそれぞれ選んだメディア論の古典を読み解き、それをもとに議論。各識者が複雑な概念や難解な表現をわかりやすく解説する手並みはいずれも鮮やかの一言です。ただそれだけでなく、司会の伊集院光らを交えた全員での議論は示唆に富み、番組をとても深みのあるものにしました。歴史的転換期を迎えた現在のマスメディアや日本社会が抱える諸問題について本質的に考えるための有意義なヒントの詰まった番組です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
NHKエデュケーショナル テレコムスタッフ
- 放送日
-
2018年3月17日
- 作品内容
-
4人の識者がそれぞれメディア論の古典を読み解き、活発な議論を交わす。鮮やかな読解、そして議論の密度の濃さに引き込まれる。伊集院光による司会も見事。現在のマスメディアや日本社会の問題点を鋭くあぶり出す。
- 出演・スタッフ
-
プロデューサー:秋満吉彦、横山敏子 ディレクター:羽根井信英 出演者:伊集院光、島津有理子、堤 未果、中島岳志、大澤真幸、高橋源一郎
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
金曜ドラマ「アンナチュラル」
- 授賞理由
- UDIラボという架空の民間機関を舞台に、法医学者たちが不自然死を遂げた遺体に向き合い死因を究明するという設定ながら、単なるミステリーにとどまらず、生き続けることの意味を問う深い内容が視聴者を惹きつけました。毎回、自殺サイト、いじめ、男女差別、過剰労働など今日的な社会問題を織り込みつつ、登場人物の心の陰影を丁寧に描き出した脚本、無駄のない演出、主要キャストを中心とする巧みな演技のすべてが秀逸で、ドラマの面白さが凝縮された作品となりました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
TBSテレビ
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
ドリマックス・テレビジョン
- 放送日
-
2018年1月12日~3月16日
- 作品内容
-
架空の死因究明機関「UDIラボ」を舞台に、不自然死の死因を究明しつつ、生き続けることの意味を問う法医学者たち。今日的な社会問題を織り込み、登場人物たちの心の陰影を細やかに描いた。ドラマの面白さを凝縮した作品である。
- 出演・スタッフ
-
プロデューサー:新井順子、植田博樹 演出:塚原あゆ子、竹村謙太郎、村尾嘉昭 脚本:野木亜紀子 出演:石原さとみ、井浦 新、窪田正孝、市川実日子、松重 豊 ほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
NHKスペシャル「スクープドキュメント 沖縄と核」
- 授賞理由
- 沖縄における米軍の核兵器について詳細に追った力作で、スクープドキュメントという題名の通り、驚きと衝撃の事実で綴られた作品でした。文字通りの機密資料と新証言によって、沖縄には最多1300発の核爆弾があったと示しました。1953年以降、伊江島で始まった作戦は実践的でした。核事故もありました。「沖縄の人は、事故のことを知る権利がある」と語るのは元米兵でした。アメリカ兵の貴重な証言。司令官ではなく、作られていない兵士の証言であるところに重みを感じました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
-
2017年9月10日
- 作品内容
-
沖縄におけるアメリカ軍の核兵器について、詳細に追った力作。題名の通り、驚きと衝撃の事実で綴られた作品だ。機密資料と新証言で、沖縄には最大で1300発の核爆弾があったことを示す。米兵の証言を重ねて一層重みを増した。
- 出演・スタッフ
-
語り:中條誠子 ディレクター:今 理織、松岡哲平 制作統括:松木秀文
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
映像'17「教育と愛国~教科書でいま何が起きているのか」
- 授賞理由
- 道徳や歴史の教科書の採用を巡り、いま教育現場に圧力がかかっています。その背景には何があるのか。正面からの愚直な取材によって決定的な言葉を引き出す制作者の姿勢に、感銘を受けました。 2018(平成30)年から使用される道徳教科書において、生徒が愛郷心を確認する舞台がパン屋から和菓子屋に変更されたことが話題になりました。また歴史の教科書では、従軍慰安婦や沖縄戦についての記述を削除する動きが進んでいます。 ある保守色の強い歴史教科書の執筆者は、記者の取材に対し「(歴史から)学ぶ必要はないんです」と言い切りました。また、従軍慰安婦の記述がある教科書を採択した中学校に抗議のハガキを送った政治家は、「(その教科書を)知りません」と言い放ちます。強い言葉で、これからの教科書に携わる人々の一面を浮かび上がらせました。教科書出版社や学校関係者はもちろん、野党時代の安倍首相や沖縄戦の経験者にも光を当てる幅広い取材も印象的でした。 検定は終わりましたが、実際に教育現場で教科書が使用されるのはこれからです。よりいっそう議論を深めていくうえで、本作品のように、忖度のない報道番組が必要とされています。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
毎日放送
- 放送日
-
2017年7月30日
- 作品内容
-
戦後、教育と政治の関係は一貫して距離が置かれてきた。その関係が変化している。教科書採用をめぐり教育現場にかかる圧力を、愚直なまでに正面突破する取材により明らかにした。論点を網羅する、忖度のない報道番組である。
- 出演・スタッフ
-
プロデューサー:澤田隆三 ディレクター:斉加尚代 撮影:北川哲也 編集:新子博行 ナレーター:竹房敦司 MA:田中徳朗 効果:佐藤公彦 タイトル:秋山美里 宣伝:渡辺優子
ページ: 97 / 518