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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
新里カオリのうららか日曜日~被爆72年「戦後」はいつまで続くのか~
- 授賞理由
- 「戦後」という言葉が新たな意味を持ちそうな時代にあって、中国放送は2017年8月6日に強いメッセージの番組を放送しました。爆心地・旧中島本町を歩きながら取材したパーソナリティ新里カオリのリポートの内容は的確で重く、アーサー・ビナードの知識に基づいたコメントは今考えるべきことを浮かび上がらせてくれます。映画『この世界の片隅に』の片渕須直監督のトークも訴えるものは大きいです。「戦後」がいつまで続くのか、深く考えさせられ、日本全国民が共有したいテーマの番組です。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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中国放送
- 放送日
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2017年8月6日
- 作品内容
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毎年、広島に原爆が投下された8月6日に中国放送で放送される番組。新里カオリとアーサー・ビナードが、爆心地での取材を交えながら、原爆問題を超えて「戦後はいつまで続くのか」という新しい視点に立った危機感を懸命に伝えた。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:笠間英紀 ディレクター:猪野竜平、村山太一、立分美有、大森美空 企画:増井威司 出演:新里カオリ、アーサー・ビナード、片渕須直
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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SBSラジオギャラリー「幸せのカタチ~本当の親子 本物の親子~」
- 授賞理由
- 親元で生活することができない子どもを、別の家庭に迎え入れて養育する「里親制度」、そのテーマに迫った作品。日本一里親に優しい街「静岡」で暮らす里親に注目し、血縁関係も愛着関係もない、ゼロから作り上げていく親子関係を通じて、今の時代に本当に必要な家族の絆のあり方とは何かを問いかけています。原田亜弥子アナウンサーの粘り強い取材が見事です。ラジオというメディアだからこそ応えてくれた里親たちの苦労や悩みのリアルな声に感動しました。心が温かくなる秀作です。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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静岡放送
- 放送日
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2017年5月28日
- 作品内容
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里親等委託率が全国トップの「日本一里親に優しい街」静岡市。そこで里子を育てる女性を取材し、血縁関係も愛着関係もない、ゼロから作り上げる親子関係を通じて、本当に必要な家族の絆とは何かを問う。心温まる作品だ。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:松浦康弘 ディレクター:菊池 勝 ナレーター:原田亜弥子 出演:原田亜弥子、根生直子、岩崎真知子 ほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
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「最期への覚悟」
- 授賞理由
- 超高齢化社会を迎え、独居世帯も増える今、国も地域も個人も試行錯誤する終末医療の課題に真っ向から挑み、奮闘する杉本由佳医師の日常を丁寧に取材、在宅医療の先進モデルケースとして示しました。 急増する介護・医療費を抑えるため、病院の病床数を減らす代わりに、在宅医療への転換を図る「国」。その実現のため、個人と介護・医療の現場とのマッチングを試みる「地域」。看護師、ケアマネージャーらと連携、患者に寄り添う「医師」。自分の最期に向き合う「個人」。それぞれの立場と課題を設定し、その模範回答として名古屋市千種区で十数年前から在宅医療に取り組む杉本医師の事例を紹介していく構成は、シンプルながら、見事な整理で、わかりやすく番組を聴くことができます。 周囲から絶大な信頼を得て、患者や家族に和やかに寄り添う杉本医師の、医師を超えた人間力に敬服するとともに、患者が息を引き取る看取りの最期まで立ち会い、取材を実現した制作者らの熱意にも、高い評価の声が集まりました。 伝え方も、ほっこりと優しく、聴取後の温かな余韻も魅力の一つ。老後の不安な闇を照らす一筋の光として、多くの人に聴いてほしい番組です。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
-
CBCラジオ
- 放送日
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2017年5月27日
- 作品内容
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医師、看護師、ヘルパーらが連携し、患者に温かく寄り添う在宅医療の先進モデルケースを示した。和やかに連携する杉本由佳医師の人間力と、患者の最期まで現場に密着した制作者の誠意ある取材姿勢が、聴く人の胸を打つ。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:森合康行 ディレクター:菅野光太郎 音響:奥野賢司 ナレーター:榊原忠美 出演:杉本由佳
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- フロンティア賞
- 受賞作品
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「72時間ホンネテレビ」
- 授賞理由
- AbemaTVの制作で2017年11月2日から5日まで72時間にわたって生配信されたバラエティ「72時間ホンネテレビ」は、テレビとネットを架橋するインターネットテレビの持つ可能性を強く印象づけました。稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が出演したことでも大いに話題になったこの番組。テレビの達人である彼ら3人が、ネットの初心者として多彩な企画を通じてSNSの使い方を会得していくプロセス自体が、テレビとネットの融合を示す新鮮かつスリリングなものでした。 またそのような彼らの姿に惹きつけられ、これまでSNSとは縁遠かった多くの一般視聴者が従来のテレビとは異なる番組参加の楽しさに気づかされた点でも画期的な番組になりました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
AbemaTV
- 作品内容
-
AbemaTVが制作し、2017年11月2日から5日まで72時間にわたって生配信されたバラエティで、テレビとネットの架け橋となるインターネットテレビの可能性を強く印象づけた。稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が出演したことでも話題に。テレビの達人だがネットは初心者の彼ら3人が、多彩な企画を通じてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の使い方を会得していく。そのプロセス自体が、テレビとネットの融合を示唆しており、新鮮かつスリリングだった。また、彼らの愉快な奮闘を見て、これまでネットとは縁遠かった多くの視聴者が、SNSを用いた番組参加の楽しさに気づいた点でも画期的。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 個人賞
- 受賞作品
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高橋一生大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)、「民衆の敵」(フジテレビ)、連続テレビ小説「わろてんか」(NHK)の演技
- 授賞理由
- 大河ドラマ「おんな城主 直虎」、朝ドラ「わろてんか」、月9「民衆の敵」とそれぞれ個性的かつ歴史あるドラマ枠の作品で、物語の要となる重要な役柄を魅力的に演じました。 「直虎」では、本心を隠して影から主人公を支え続けるキャラクターを巧みに演じ、物語の前半を牽引。特にわずかな表情の変化で心情を伝える繊細な演技は見事でした。また、磔にされ心臓を槍で突かれながらも最期まで“演技”をし続けた処刑シーンも強く印象に残ります。「わろてんか」では柔らかな物腰と芯の強さを兼ね備えた紳士役を好演し、一方「民衆の敵」では、ヒロインの敵なのか味方なのか最後までわからないグレーな役どころでドラマに陰影を与えました。どの作品でも、彼が演じたキャラクターが物語に色気を加えていたのも印象的です。 演技だけにとどまらず、CMでは10変化のコスプレやキレのいいヲタ芸なども披露。多彩な魅力でテレビ界に新風を吹き込んだ実績を称します。
- 部門
-
テレビ
- 作品内容
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1980年12月9日生まれ。東京都出身。テレビ、映画、舞台と幅広く活躍。CM出演も多数。舞台『4four』(2012年)で演技が高く評価され「第67回文化庁芸術祭賞演劇部門芸術祭新人賞」を受賞。18年エランドール新人賞受賞。近年の主な出演作に、映画16年『シン・ゴジラ』(総監督:庵野秀明)、17年『3月のライオン前編/後編』(監督:大友啓史)、『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』(同:二宮健)、18年『blank13』(同:齊藤工)、『嘘を愛する女』(同:中江和仁)など。ドラマでは13年「Woman」(日本テレビ)、14年大河ドラマ「軍師官兵衛」(NHK)、15年「だから荒野」(NHK)、「民王」(テレビ朝日)、16年「僕のヤバイ妻」(フジテレビ)、17年「カルテット」(TBSテレビ)、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)、「民衆の敵」(フジテレビ)、連続テレビ小説「わろてんか」(NHK)など多数。今後の公開待機作に映画18年『空飛ぶタイヤ』(監督:本木克英)、『億男』(同:大友啓史)、19年『九月の恋と出会うまで』(同:山本透)、『引っ越し大名(仮題)』(同:犬童一心)がある。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 特別賞
- 受賞作品
-
バカリズム「架空OL日記」(読売テレビ)の原作・脚本・主演
- 授賞理由
- 地上波、BS、CS、ネット配信とレギュラーを10本以上抱えるバカリズム。「笑×演」や「バカリズムの30分ワンカット紀行」など、新鮮な企画を実現化したいときに真っ先に名前が挙がる人ではないでしょうか。そんな多忙ななか、取り組んでいるのが脚本の仕事。2014年に「素敵な選TAXI」で連ドラ脚本家デビューしてからは、コンスタントに脚本を書き続け、「架空OL日記」では、OLたちの淡々とした日常を描きながらも、バカリズム本人がそのOLのなかの一人として自然に振る舞っているという、リアルなのにファンタジックな作品を完成させました。そのなにげない会話は視聴者に「あるある」と共感され、その世界の住人でいたいような独特の感覚をもたらしました。
- 部門
-
テレビ個人
- 作品内容
-
本名・升野英知(ますの・ひでとも)。1975年11月28日生まれ。福岡県田川市出身。特技はイラスト。97年日本映画学校俳優科卒業。95年「バカリズム」結成、2005年12月よりピン芸人で活動。ナレーション、俳優、脚本、イラスト、書籍など多方面で活躍中。現在のレギュラー番組は、「ビットワールド」(Eテレ)、「有吉反省会」「バズリズム02」(日本テレビ)、「EXD44」(テレビ朝日)、「青春高校3年C組」(テレビ東京)、「バカリズムの大人のたしなみズム」(BS日テレ)、「バカリズムの30分ワンカット紀行」(BSジャパン)など。過去のドラマに「ウレロ」シリーズ(テレビ東京)、「住住」(脚本・出演/日本テレビ)、「下町ロケット」(TBSテレビ)、「素敵な選TAXI」(脚本・出演/関西テレビ)、「かもしれない女優たち」(脚本・出演/フジテレビ)、「黒い十人の女」(脚本/読売テレビ)など。18年、アニメ映画『劇場版 ひらがな男子 ~序~』脚本。原作・脚本・主演の「架空OL日記」で第36回向田邦子賞受賞。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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テレメンタリー2018「東京クルド/TOKYO KURDS」
- 授賞理由
- クルド人のオザンを通じて、難民認定されぬまま暮らす人々が日本でどのように生きているかを描いた作品で、事実を淡々とスタイリッシュに描くことで、映画を見ているような感覚がありました。番組は、お笑い芸人になってクルド人の状況を伝えたいという夢に向かって一歩進むも、叶わぬところで終わってしまいましたが、彼を引き続き追ってもらいたいです。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
テレビ朝日
- 放送日
-
2018年2月18日
- 作品内容
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難民認定されぬまま日本に滞在しているクルド人のオザン。働くことは禁じられているが、解体業などに従事しながら生活している。定期的に入国管理局に向かう日常を淡々と追うことで、逆に強い後味を残す作品になっていた。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:東 卓夫、牧 哲雄 ディレクター:日向史有 撮影:松村敏行、金沢裕司 編集:織山臨太郎 音効:増子 彰 MA:富永憲一 ナレーター:伊沢磨紀
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ETV特集「長すぎた入院 精神医療・知られざる実態」
- 授賞理由
- 「原発の事故がなかったらずっと福島の病院にいたよ」と、40年の入院生活から解き放たれた時男さんは番組冒頭で穏やかに語ります。精神科の長期入院を精査している福島県立矢吹病院の医師たちが退院させた他の例も紹介し、必要のない入院を強いられる構造が、先進国のなかで日本の精神科病床数の突出を生んでいると訴え、脱施設化の遅れを鋭く追及しました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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日本放送協会
- 放送日
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2018年2月3日
- 作品内容
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精神科に長期入院していた患者の退院後を追い、戦後まもなく打ち出された隔離政策から脱却できない精神科医療の実態を明らかにする。脱施設化が遅れる日本が、先進国のなかで精神科病床数が突出していることを鋭く追及した。
- 出演・スタッフ
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チーフプロデューサー・制作統括:真野修一、矢吹寿秀 ディレクター:青山浩平 プロデューサー・デスク:森下光泰 撮影:小迫裕之 編集:浮田浩治 音響効果:日下英介 ナレーション:高橋美鈴
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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お宝レコード発掘の旅 あなたの思い出の曲かけさせてください
- 授賞理由
- 野口五郎の青春時代のわくわくと繋がっているような蘊蓄と、それを聞く犬山紙子とのコンビネーションが楽しい番組でした。町で出会った人を追う番組も多い昨今、家に埋もれていたレコードは、当人以外にとっても懐かしさや新鮮さがあるし、何より、レコードを聴いた瞬間の人々の表情が一様に楽しそうであるというところに独自性があり高く評価されました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
BS朝日
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
BEGIN
- 放送日
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2017年11月9日
- 作品内容
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街で出会った人の家に行き、思い出のレコードを見せてもらい、実際に聴かせてもらう。MCの野口五郎、犬山紙子の絶妙なコンビネーションに加え、懐かしいレコードに針を落とした瞬間の人々の表情が生き生きとしていた。
- 出演・スタッフ
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企画・プロデューサー:谷村幸治 プロデューサー:富安いたる、竹前光昭 演出:日向 健 構成:野村正人、佐藤允彦 ディレクター:大塚華子、小河雅洋、杉山 聡 出演:野口五郎、犬山紙子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2017.4~2018.3(平成29年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ヤメ暴〜漂流する暴力団離脱者たち〜
- 授賞理由
- 自分も元組長だった建設会社社長は、暴力団を抜けたヤメ暴を受け入れており、全国から入社希望の手紙が舞い込みます。しかし、自信が持てない、地道な仕事を続ける根気がないなど、彼らの自立は容易ではありません。ヤメ暴2万人のうち就労できたのは、1%にも満たないとのこと。美談ではなく、暴力団対策法施行後の厳しい現実を突きつけている点が優れています。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
CBCテレビ
- 放送日
-
2017年11月5日
- 作品内容
-
元暴力団組長の建設会社社長は、暴力団を抜けた「ヤメ暴」を社員として受け入れており、全国から入社希望の手紙が舞い込む。しかしヤメ暴2万人のうち就労できたのは1%にも満たない。自立、更生をめぐる厳しい現実を描く。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:大園康志 ディレクター:下野賢志 撮影:安田耕治 音声:村上康平 音響効果:今井志のぶ、笠原貴一 テーマ曲:加藤エレナ ナレーション:國村 隼 出演:西山俊一
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