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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2019.4~2020.3(平成31年度)
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
J-WAVE SELECTION GENERATION TO GENERATION~STORIES OF OKINAWA〜
- 授賞理由
- 終戦後の沖縄で、米軍ラジオ局の初めての日本語アナウンサーとなった川平朝清が、息子のジョン・カビラに自身の歩みを語りました。焦土と化した沖縄の様子、アメリカ占領下での放送、アメリカ留学、妻との出会い、本土復帰など、朝清さんの人生を通して、沖縄、アメリカ、日本の戦後史が見えてきます。 過去を振り返るだけではなく、現在の沖縄の問題にも話はつながりました。ジョンさんは、「なぜでしょう?」「どういう心持ちだったんですか?」と、静かに問いを重ねていきます。息子と父親のほどよい距離が保たれ、沖縄に対する朝清さんの思いがまっすぐに伝わってきました。ジョンさんがレギュラー番組の終わりに言う「ピース」という言葉の重みも増したように感じます。 沖縄民謡からナット・キング・コールまで、吟味された音楽は気持ちをなごませ、沖縄の風も感じさせてくれました。親子の対話と音楽というシンプルな手法によって、沖縄の戦後史、そして放送史を描く試みを成功させています。6月23日の「慰霊の日」に放送されたことは、リスナーが沖縄について考える機会にもなりました。アーカイブとして残し、多くの人に聴いてほしい番組です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
J-WAVE
- 放送日
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2019年6月23日
- 作品内容
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戦後の沖縄で米軍ラジオ局の日本語アナウンサーとなった川平朝清の歩みを、息子のジョン・カビラが訊く。終戦直後から本土復帰、今の沖縄への思いにまで話を広げている。6月23日の「慰霊の日」に放送された。
- 出演・スタッフ
-
出演:ジョン・カビラ、川平朝清 プロデューサー:高知尾綾子 構成・演出:坂本彰範 演出補:曽澤幸博
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2019.4~2020.3(平成31年度)
- 賞名
- フロンティア賞
- 受賞作品
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神田伯山ティービィー
- 授賞理由
- 2020年2月真打昇進を機に大名跡を襲名した神田松之丞改め神田伯山が「何としても講談の面白さを知ってもらいたい」と立ち上げた YouTubeチャンネル。襲名披露パーティーから披露興行まで、口上や高座の映像だけでなく楽屋の風景までもが臨場感たっぷりに編集され、約1カ月間、興行の翌日に毎日配信されました。撮影は芸人仲間の落語家たち。芸人同士だからこそ撮れる楽屋での芸人たちの姿は茶目っ気たっぷり。これまでテレビや寄席の現場では知ることができなかった寄席演芸の世界を魅力的に伝え、貴重な記録映像となっています。チャンネル登録者数 12万9000人、ユニーク視聴者数 126万人に上り(6月1日現在)、講談界に新風を吹き込む新しい映像コンテンツとして注目されています。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
冬夏
- 作品内容
-
2020年2月真打昇進を機に、大名跡を襲名した神田松之丞改め神田伯山が「何としても講談の面白さを知ってもらいたい」と立ち上げたYouTubeチャンネル「神田伯山ティービィー」。これまで知ることのできなかった寄席演芸の世界を魅力的に伝え、講談界に新風を巻き込む映像コンテンツとして注目されている。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:古舘理沙 監督・編集:岩淵弘樹 監修:九龍ジョー 運営:Wednesday 出演:神田伯山ほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2019.4~2020.3(平成31年度)
- 賞名
- 個人賞
- 受賞作品
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伊藤沙莉ETV特集「反骨の考古学者 ROKUJI」(NHK)、ドラマ10「これは経費で落ちません!」(NHK)、「ペンション・恋は桃色」(フジテレビ)、「映像研には手を出すな!」(NHK)、「全裸監督」(Netflix)その他の演技
- 授賞理由
- これまでも多くのドラマで印象的な役を演じてきた伊藤沙莉さんですが、アニメ「映像研には手を出すな!」では特徴的なハスキーボイスを活かし、浅草みどりというキャラクターの魅力を最大限に引き出す見事な「声」の演技を見せてくれました。 「これは経費で落ちません!」では、彼女のはまり役のひとつとも言える、ヒロインを時に振り回し、時に支える職場の同僚役を好演。「ペンション・恋は桃色」で演じた父親とふたりでペンションを営む娘・ハル役の、喜怒哀楽をわかりやすく表に出すのではなく、ふとした表情で気持ちの揺れを伝える豊かな感情表現も見事でした。 「全裸監督」でのAV撮影現場で紅一点として働くメイクさん役、ドキュメンタリー作品「反骨の考古学者 ROKUJI」のドラマパートでの好演など、出演する作品をきりりと引き締めるスパイス的な役どころも印象に残ります。主役・脇役のどちらもこなせる貴重な存在感に敬意を表します。
- 部門
-
テレビ
- 作品内容
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1994年5月4日生まれ。千葉県出身。9歳の時にドラマ「14ケ月~妻が子供に還っていく~」(読売テレビ)で芸能界デビュー。その後、「みんな昔は子供だった」(フジテレビ)「女王の教室」(日本テレビ)などに子役として活躍。2016年フェイクドキュメンタリー「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」(テレビ東京)に本人役で出演し話題を集めた。さらに2017年連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK)の米屋の安部米子役で一躍お茶の間の人気者に。17年主演映画「獣道」では主題歌も担当。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2019.4~2020.3(平成31年度)
- 賞名
- 特別賞
- 受賞作品
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「ゲゲゲの鬼太郎」テレビアニメ化50周年記念・第6期
- 授賞理由
- 50年以上にわたり6回もアニメ化されたことは、テレビ史に残る出来事です。周年を記念して制作された第6期も、2年間にわたり支持を得ました。 新たなサブキャラクターの登場や、主人公たちの設定の見直しなど、原作を現代社会に合わせる表現上のさまざまな工夫も素晴らしく、しかし何より登場する妖怪たちの基本設定は原作そのまま。社会や時代は変わっても、人間社会が抱えている闇や怖さは、水木しげる原作時代と同じ、普遍的なのだということを教えてくれました。 日曜の朝、ターゲットである子どもたちに向けて丁寧に、メッセージを送ることに徹底して作られています。それが多くの人たちの共感を呼ぶ。テレビアニメのあるべき仕事だといえます。
- 部門
-
テレビ個人
- 放送局
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フジテレビジョン
- 制作会社・広告主・広告会社など
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読売広告社 東映アニメーション
- 放送日
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2018年4月1日~2020年3月29日
- 作品内容
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50年以上にわたり、6回もアニメ化されたことはテレビ史に残る快挙といえる。50周年を記念して制作された第6期は、原作を現代社会に合わせた表現上の工夫も素晴らしく、人間社会が抱える闇や怖さは、水木しげるが描いた時代と変わらぬ普遍的なものだということを描いた。
- 出演・スタッフ
-
原作:水木しげる シリーズ構成:大野木寛 プロデューサー:狩野雄太、永富大地、佐川直子 シリーズディレクター:小川孝治
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2019.4~2020.3(平成31年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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映像'20「『復興五輪』の陰で東北は…」
- 授賞理由
- 五輪開催決定により被災地では資材が高騰、建築業者は人手不足に陥る一方、莫大な予算が現場の実情とはかけ離れた分野に投じられるなど“復興五輪”のちぐはぐな実態を、多角的な取材から浮かび上がらせました。番組の眼差しは冷徹で、政府主導でいくら祝祭ムードを作りあげても原発事故を含め震災の爪痕は隠せない、という強いメッセージを放っていました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
毎日放送
- 放送日
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2020年3月29日
- 作品内容
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震災復興の象徴とされる東京五輪だが、開催決定により被災地では資材が高騰、建築業者は人手不足に陥る一方、莫大な予算が現場の実情とはかけ離れた分野に投じられる。“復興”の欺瞞を多方面から鋭く伝えた。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:奥田雅治 ディレクター:津村健夫 撮影:河野仙志 編集:田中 健 選曲:佐藤公彦 ナレーター:大西みのり
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2019.4~2020.3(平成31年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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BSNスペシャル「芸術の価値 舞踊家金森穣16年の闘い」
- 授賞理由
- 新潟市民芸術文化会館専属のコンテンポラリーダンス集団「Noism(ノイズム)」の活動を、芸術監督の金森穣を中心に追いながら、行政は芸術の価値をどう捉えてサポートすればいいのか、逆に芸術家たちは地域にどのような貢献をすべきなのか、その両面を深く掘り下げた良作です。奇しくも新型コロナによってあぶり出された行政と文化の関係性とも重なります。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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新潟放送
- 放送日
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2020年3月28日
- 作品内容
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新潟市民芸術文化会館専属のコンテンポラリーダンス集団「Noism(ノイズム)」の活動を芸術監督である舞踊家・金森穣を中心に追う。芸術の価値を行政はどうとらえるのか。奇しくもコロナ禍のもとで重要な問題提起ともなった。
- 出演・スタッフ
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取材・編集:坂井悠紀 構成:南加乃子 撮影:三原大智 CG:井関華奈 制作:吉井一善 語り:森山未來
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2019.4~2020.3(平成31年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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NNNドキュメント'20「19人を殺した君と重い障がいのある私の対話」
- 授賞理由
- 相模原殺傷事件の背後に横たわる闇は何か。被告と接見した障害者男性の凄みのある言葉の数々から、劣った者、できない者を排除する「優生思想」が社会全体に蔓延している現実に警鐘を鳴らしました。判決前夜の放送も時宜を得ており、事件の凄惨さに目を奪われてほとんどのメディアが報じなかった視点は、見る者に「人間とは何ぞや」と鋭く突きつけてきました。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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北日本放送
- 放送日
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2020年3月15日
- 作品内容
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相模原の施設で重度障害者らを殺傷した植松聖被告への判決が下される前夜の放送。被告と接見した障害者の男性が、劣った者を排除する「優生思想」が、被告だけでなく社会全体に広がっている現実に警鐘を鳴らした。
- 出演・スタッフ
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ディレクター・ナレーション:武道優美子 撮影:羽柴 泉 編集:平島健一 ミキサー:小川智生 音響効果:半澤知宏 プロデューサー:河原哲志
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2019.4~2020.3(平成31年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」
- 授賞理由
- オリンピックがいかに政治や国際情勢に翻弄されながらも多くの人々の志によって引き継がれてきたのか。それを「日本すごい!」という狭い視野ではなく、オリンピックの本質的な意義を問い直す視点を持って描き切りました。劇中、印象的に交わされた「いまの日本は、あなたが世界に見せたい日本か?」という問いは、現在のわれわれにも向けられているようです。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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日本放送協会
- 放送日
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2019年1月6日~12月15日
- 作品内容
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日本人初のオリンピック選手・金栗四三と東京オリンピック招致の立役者・田畑政治。この2人の人生を軸に、日本初参加のストックホルム五輪から1964年の東京オリンピック開催までの52年間を描いた平成最後の大河ドラマ。
- 出演・スタッフ
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制作統括:訓覇 圭、清水拓哉 プロデューサー:家冨未央、大越大士 演出:井上 剛、西村武五郎、一木正恵、大根 仁 作:宮藤官九郎 音楽:大友良英 志ん生・噺:ビートたけし 出演:中村勘九郎、阿部サダヲ、綾瀬はるか、森山未來 / 役所広司ほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2019.4~2020.3(平成31年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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モジモジWORLD~ウソのようなフォントの話~
- 授賞理由
- われわれが日常的に目にする「文字」について、フォントという視点から魅力を再発見。フォント制作の裏側から高速の看板文字やUDデジタル教科書体にまつわる視認性の話まで、フォントというテーマを面白がる視点が、多角的かつツボを押さえていました。一本14分×4本のミニ番組とは思えない密度の高さと軽やかさが同居した、優れた教養バラエティです。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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オプテージ(eo光テレビ)
- 放送日
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2019年10月2日
- 作品内容
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本や雑誌、テレビ画面のテロップや街角の看板など、いつどこでも目に入る「文字」について、フォントという視点から魅力を再発見していく教養バラエティ。フォント制作の現場や書体が与える影響などきめ細かい取材が活きていた。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:山口 慧 ディレクター:益田信喜 構成:永岑広憲 リサーチ:北川晃嗣 編集:松浦勇二 CG:髙尾雅也 ロケ技術:西村友宏
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2019.4~2020.3(平成31年度)
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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BS1スペシャル「バレエの王子になる!“世界最高峰”ロシア・バレエ学校の青春」
- 授賞理由
- 世界最高峰の名門・ロシア最古のバレエ学校「ワガノワ・バレエ・アカデミー」で学ぶ最上級生男子4人の卒業までの90日間。カリスマダンサーの校長、ニコライ・ツィスカリーの厳しくかつ愛情のある指導と、国籍も能力・属性も異なる4人の「日常」から、ロシアにおけるバレエとは、が浮かび上がってきます。映像全体を包む透明感が美しく、気品がありました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
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日本電波ニュース社
- 放送日
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2019年9月7日
- 作品内容
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ロシア最古のバレエ学校、世界最高峰の「ワガノワ・バレエ・アカデミー」で学ぶ国籍も能力・属性も異なる男子4人の卒業までの90日間。透明感のある映像でバレエという芸術と現代の若者を描きだした気品ある作品。
- 出演・スタッフ
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語り:原田美枝子 ディレクター:髙橋泰一 編集:前嶌健治 撮影:川口慎一郎 制作統括:猪俣修一、吉田宏徳、江南 亮
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