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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2021.4~2022.3
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段
- 授賞理由
- 前後編合わせて178分という超大作ですが、演出の巧みさと俳優陣の存在感が相まって、充実した物語が展開します。中村仲蔵という江戸中期に実在した歌舞伎役者は落語や講談にもなった人気者ですが、ズバリ中村勘九郎という適役を得て、現代的なリアリティが生まれました。歌舞伎に伝わる所作や技巧のみならず、緻密な時代考証や時代劇映画の伝承技術なども総動員して、江戸の庶民を熱狂させた「歌舞伎」という最強娯楽が「21世紀のエンターテインメント」によみがえりました。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
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NHKエンタープライズ オッティモ
- 放送日
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2021年12月4日、11日
- 作品内容
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江戸時代の歌舞伎役者・中村仲蔵。裸一貫から成り上がり、「忠臣蔵」に革新的な演出を加えて江戸中を熱狂させた役者である。波乱万丈の前半生を演じるのは中村勘九郎。源孝志演出のもと、当代の人気俳優多数が躍動する。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:川﨑直子、八木康夫、森井 敦 脚本/演出:源 孝志 制作統括:宮坂佳代子、伊藤 純、八巻 薫 音楽:阿部海太郎
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2021.4~2022.3
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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ETV特集「“玉砕”の島を生きて~テニアン島 日本人移民の記録~」
- 授賞理由
- エノラ・ゲイが飛び立った島として記憶されるテニアン島での20年以上の長期取材を通して、戦争の恐ろしさ、日本人移民を襲った凄惨な悲劇を伝えました。集団自決について淡々と話す女性も、幼児を殺そうとしてどうしてもできず、実行を長女に委ねたという事実はついに語れませんでした。自分一人の悲しみは持ちこたえられても、同じ心の地獄をわが子にも味わわせた辛さは耐え難かったのかもしれません。戦争がもたらした底知れない心の闇に強い衝撃を受けました。
- 部門
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テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
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NHKエンタープライズ グループ現代
- 放送日
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2021年8月28日
- 作品内容
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太平洋戦争の最中にテニアン島で暮らしていた日本人移民に20年以上取材。戦争の恐ろしさ、凄惨な悲劇を描く。集団自決について淡々と話す女性がついに語れなかった事実に、深い悲しみ、底知れない心の闇を感じた。
- 出演・スタッフ
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制作統括:田野 稔 、太田宏一、東野 真 ディレクター/撮影/ナレーション:太田直子 撮影:家塚 信 イラスト :福島あんず 取材:木原直人 音効:井田栄司 編集:井上秀明
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2021.4~2022.3
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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大豆田とわ子と三人の元夫
- 授賞理由
- ドラマチックな展開で視聴者を感動させる従来のドラマとは異なり、登場人物たちの何気ない雑談を通して人生の機微を細やかに表現するという新しいスタイルを確立しました。冒頭でその回のダイジェストを見せる、ヒロインがタイトルコールをする、エンディングテーマが毎回変わるなど、斬新な演出も視聴者を惹きつけました。坂元裕二の脚本、中江和仁らの演出、松たか子らの演技、伊藤沙莉のナレーションのすべてが雑談テイストで、新しいドラマの可能性を拓いた快作です。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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関西テレビ放送
- 制作会社・広告主・広告会社など
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カズモ
- 放送日
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2021年4月13日~6月15日
- 作品内容
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働くシングルマザーの大豆田とわ子と、三人の元夫たちが交わす何気ない雑談を通して、人生の機微を細やかに表現した。ダイジェストから始まる斬新な演出や、毎回変わるスタイリッシュなエンディングテーマも見どころ。
- 出演・スタッフ
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脚本:坂元裕二 音楽:坂東祐大 プロデューサー:佐野亜裕美 演出:中江和仁、池田千尋、瀧 悠輔 出演:松たか子ほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2021.4~2022.3
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
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1Fリアル あの日、原発の傍らにいた人たち
- 授賞理由
- 東日本大震災から10年。今なお緊急事態宣言が発出されている福島第一原発事故の影響は計り知れなく、廃炉作業と住民避難が続いています。事故から10年という節目で、福島第一原発(=1F、イチエフ)を扱った多くの番組が放送されました。そのなかでもこの作品は、事故当時1Fにいて、命がけで復旧作業に従事した地元企業の人たちやハイパーレスキュー、自衛官などの生々しい証言を、実名で紹介した作品です。「地元だからできることはやる」「怖くない人なんかいない、けれど行けと言われれば行く」。東電職員でもなければ消防や警察でもない地元の建設会社の社長、電気設備会社の職員。使命を帯びて給水活動に挑み、命の危険を顧みずに現場で闘ったハイパーレスキュー隊。彼らが、何を成し遂げ、何を考えていたのかがリアルに伝わってきます。 10年を経た今、「ようやく当時のことを振り返ることができるようになった」。そんな思いを持った人たちの声に正面から耳を傾け、信頼関係を築きながら取材する。あの原発事故の報道で「私たちは県民を見捨てた、寄り添えなかったという大きな負い目を負った」と総括した地元局としての矜持が溢れます。渾身の力をこめて放ったドキュメンタリーの傑作です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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福島中央テレビ
- 放送日
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2021年9月11日
- 作品内容
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1F(イチエフ)は東電福島第一原発の通称だ。東日本大震災から10年を経て、原発事故直後から復旧作業にあたった原発従事者9人が証言する。命を顧みず、福島を、日本を救うために闘った人たちの想いを綴る。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:木村良司 ディレクター/構成:岳野高弘 撮影/編集:菅野 健 音効:齋藤 僚 ナレーター:小野紗由利 タイトル/CG:テックスタッフ
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2021.4~2022.3
- 賞名
- マイベストTV賞第16回グランプリ
- 受賞作品
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ドラマ特区「美しい彼」
- 授賞理由
- 視聴者の評価、満足や感動の気持ちを、投票によって形にしたマイベストTV賞。第16回のグランプリに輝いたのは、毎日放送のドラマ特区「美しい彼」。クラスの中心的な存在の美しい高校生とその彼に片思いをする同級生の男子が主人公の作品で、ふたりの恋が美しい映像で切なく描かれたみずみずしい青春ドラマです。物語だけでなく、役者の細かい演技や余韻のある演出も素晴らしく、多くの視聴者の心を捉えました。投票では「場面ひとつひとつが、小説の挿し絵のように美しい」「こだわりのある映像美、脚本のクオリティの高さにひたすら脱帽」「主演のふたりが、人を強く好きになることの愚かさや尊さを体当たりで見せた」という視聴者の賞賛の声が数多く寄せられました。
- 部門
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その他
- 放送局
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毎日放送
- 放送日
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2021年11月18日~12月23日
- 出演・スタッフ
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出演:萩原利久、八木勇征ほか 監督:酒井麻衣 脚本:坪田 文 チーフプロデューサー:後藤 哲 プロデューサー:尹 楊会、遠藤里沙、田中美幸、安田藍子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2021.4~2022.3
- 賞名
- 志賀信夫賞
- 受賞作品
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川平朝清沖縄放送協会初代会長
- 授賞理由
- 川平朝清さんは、米軍統治下に置かれた戦後の沖縄の放送の礎を築くとともに、沖縄の日本復帰にあたって本土と沖縄の放送を結びつけていった沖縄放送史のキーパーソンです。 川平さんは、1949年に戦後沖縄初の放送局「琉球の声」(AKAR)をスタートさせた兄の朝申さんを支えるとともに、初代アナウンサーとして活躍。沖縄の復帰準備が進む1967年に、先島を含む沖縄の放送普及を担った沖縄放送協会の初代会長に就任。同協会は、1972年の沖縄の日本復帰とともにNHKに統合されますが、そのスムーズな移行に汗を流されました。復帰後、川平さんは、NHKでその国際展開に腕を振るわれたのち、放送文化基金の事務局長として、放送文化にかかる活動、放送研究の支援に尽力されました。川平さんは沖縄の日本復帰後も、沖縄と沖縄の放送に対する熱い思いを持ち続け、今日まで積極的に発言を続けられています。 長年にわたり沖縄の放送文化に貢献をされ続けた川平さん。日本復帰50年にあたる2022年の志賀信夫賞に相応しい方であり、これまでのご活躍をここに顕彰します。
- 部門
-
その他
- 作品内容
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かびら・ちょうせい 1927年に家族の移住先であった台湾台中市で生まれ、敗戦後、家族で沖縄に引き揚げる。川平家は琉球王朝の流れを汲む家系。1950年「琉球の声」琉球放送局(AKAR、琉球放送の前身)がスタート、同局の初代アナウンサーを務めた。1953年に米・ミシガン州立大学へ留学、テレビ放送の開始を見据えて放送局経営を学ぶ。帰国後、琉球放送で放送部長や常務取締役などを歴任し、1967年沖縄放送協会(OHK)の初代会長に就任。NHKによるOHK吸収合併後は、NHK経営企画室で国際協力を担当。退職後は放送文化基金の事務局長や昭和女子大学教授などを務めた。ラジオパーソナリティのジョン・カビラ、俳優の川平慈英はご子息。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2003.4~2004.3
- 賞名
- 特別賞
- 受賞作品
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橋田信介、小川功太郎のイラク取材に対して
- 授賞理由
- イラク取材中に命を落とされたお二人の活動は、戦場ジャーナリズムにおけるフリー・ジャーナリストの役割を改めて人々に印象づけました。ヒューマニズムに支えられた現場主義を貫き通したお二人のをたたえ、報道活動部門特別賞を贈ります。
- 部門
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報道活動
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2020.4~2021.3
- 受賞作品
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シリーズ「戦後75年 北海道と戦争」
- 授賞理由
- 新人からベテランまで、多くの記者を巻き込んだシリーズとして高く評価したい。特に自分の祖母など親族に戦争体験を取材した、若手記者の視点がとても生きていた。「生活図画事件」「アイヌと戦争」などテーマの鋭さとともに、報道局をあげて若手記者を育てようとする北海道放送の報道活動に期待したい。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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北海道放送
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2020.4~2021.3
- 受賞作品
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NHK いま、学びを守ろう。キャンペーン
- 授賞理由
- 今、貧困が子どもたちの学びを追い詰めている。どう学びを守るのか。制作者たちは組織を横断し有志のチームを作りキャンペーンを始めた。報道は全国放送のスケールメリットが生かされ複数のチャンネルで展開された。「反貧困学習」や「ヤングケアラー」などのキーワードが広く知られることとなる放送活動の好例である。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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日本放送協会
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2020.4~2021.3
- 受賞作品
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「デマというウイルス~“コロナの時代”生きる道~」コロナ禍のメディアリテラシーキャンペーンと自社報道の検証番組
- 授賞理由
- デマやフェイクニュースが人を傷つけ、命を奪いかねない時代。情報を出すことが社会を分断しかねない危うさをはらんでいる。視聴者の反応を受けた自社の放送を検証し、情報そのものの“感染性”にも言及した意欲的な全5回の企画。視聴者とともに社会に向き合っていく姿勢が随所に現れた示唆的な活動を評価する。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
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中京テレビ放送
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