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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1996.4~1997.3(平成8年度) 第34回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
ラジオファンタジー「ケンジ・地球ステイションへの旅」
- 授賞理由
- 宮澤賢治の作品群の底流にある思想や精神世界を原作からの断片と音響の融合により表現した秀作。賢治の世界を音響の抽象性、感覚性がダイナミックにとらえ、しかも非常に独創性の高い作品に仕上がっています。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
-
1996.8.18
- 時間
-
21:00~(90分)
- 作品内容
-
宮澤賢治は社会の人間関係に適応できない変わり者だった。だからこそ、常識人には見えない世界の様相を感じることができたのではないか。たとえば「セロ弾きのゴーシュ」は“音楽療法”の一種ともいえる。賢治の作品や手紙をコラージュし、その思想の特質を浮かび上がらせる。
- 出演・スタッフ
-
【出演】栗原小巻、常田富士男ほか【制作】竹内豊【演出】角岡正美【原作】宮澤賢治【脚本・構成】北村想
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1996.4~1997.3(平成8年度) 第34回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
YBCハッピーロード「最上川と私」
- 授賞理由
- パーソナリティ、レポーターが粒ぞろいの好演で、あらゆる角度から最上川を追い、あきさせずに聞き手を引っ張ってゆきます。日常の暮らしに素直に入っていくその手法は、コミュニティワイドの真骨頂でした。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
山形放送
- 放送日
-
1996.5.29
- 時間
-
13:00~(195分)
- 作品内容
-
1970年のスタート以来、一貫して地域の「ふるさと発見・ふるさと通信」を心がけてきた。「五月雨をあつめて早し最上川」。新暦、旧暦の違いはあるが放送日の5月29日は、松尾芭蕉がこの句を詠んだ日。番組はこの一句からスタートする。最上川は全長229キロ。その支流とあわせ、流域には県民の80%が住む。「ふるさと発見」のリポートを配し、またリスナーからのメッセージを各所で紹介。
- 出演・スタッフ
-
【出演】秋山裕靖、藤村径子、沼沢文美、伊藤千枝、飯塚芳江、大貫邦信ほか【制作】阿部啓治【演出】高橋俊治
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1996.4~1997.3(平成8年度) 第34回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
RKKラジオホール「ご破算で願いましては~緒方正人が語る水俣病40年」
- 授賞理由
- 水俣病が公式に確認されて40年。この犯罪の歴史を、緒方正人さんの人生と運動へのかかわり方を通して辿り直しています。個人の思想史を見るという視点はユニークで、説得力もありました。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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熊本放送
- 放送日
-
1996.5.20
- 時間
-
20:00~(60分)
- 作品内容
-
水俣病が公式に確認されて40年が経つ。被害者と行政の紛争はようやく終結を迎えようとしている。40年の歴史の中で企業は利益追求に走り、行政、一部の学会も積極的に問題解決に取り組んでこなかった。その悲劇が今また薬害エイズで繰り返されている。番組では芦北町に網元の15人兄弟の末っ子として生まれ、父母のほか兄弟8人も水俣病認定患者で家族ぐるみの汚染の典型である緒方正人氏の半生を通して水俣病問題の本質に迫る。
- 出演・スタッフ
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【制作】田嶋明彦【演出】坂口洋一朗
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1996.4~1997.3(平成8年度) 第34回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ヒロインたちの反乱浅野温子篇
- 授賞理由
- 『女優のいる風景』がとくに秀逸。ドキュメンタリーと見紛うリアリティと迫真力があり、アドリブドラマの典型を見た思いです。大胆な実験の成功に拍手を送ります。浅野温子の表情も、演技する楽しさに輝いていました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本衛星放送
- 放送日
-
1997.1.25
- 時間
-
22:00~(60分)
- 作品内容
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設定だけで脚本のない3本のショートドラマのヒロインを浅野温子が演じる。『女優のいる風景/撮影前夜』ドラマ制作スタッフと主演女優の対立。『異国の税関』夫が単身赴任先でテロに巻き込まれ負傷した。温子は、夫の好物をスーツケースに詰めて旅立つが、税関で捕まり…。ほかに『酒とタバコと男と女』。
- 出演・スタッフ
-
【出演】浅野温子、斉木しげる、寺島進【プロデューサー】仙頭武則【総合演出】狩野喜彦【ディレクター】池田よしひろ【構成】浅田敦史、池田裕幾【構成ブレーン】羽原大介、安達元一
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1996.4~1997.3(平成8年度) 第34回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
映像90「孤り高く~反骨の写真家・福島菊次郎」
- 授賞理由
- 国家の「暴力」への告発を胸に静かにたたみ、老境を瀬戸内の島に2匹の犬と飄逸孤高に暮らす日々。その骨太で純な精神の深さに、現代日本の真の豊かさと貧困について考えさせられた人間ドキュメントでした。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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毎日放送
- 放送日
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1997.1.19
- 時間
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24:20~(60分)
- 作品内容
-
戦後一貫して国家の「暴力」を告発し続けてきた写真家・福島菊次郎(76)は、老境を瀬戸内の島で2匹の犬と過ごす。畑を耕し、魚を捕り、果実酒を作る。若干の現金収入の為に独特の彫金細工をする。そして遺作展と称して、本業の写真の集大成を行っている。彼の孤高の生活を通して、現代日本の真の豊かさとは何かを考える。
- 出演・スタッフ
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【出演】福島菊次郎【制作】山本利樹【演出】沢田隆三
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1996.4~1997.3(平成8年度) 第34回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
風の橋~中国・雲南大峡谷に生きる
- 授賞理由
- 1本のワイヤーロープで外界と繋がったシーディー村。秘境としてではなく、生活の場として取り上げられたところが新鮮です。詩情あふれる映像と切れ味のいい展開で、作品に快いリズムが醸し出されており秀逸でした。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
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NHKエンタープライズ21,テムジン
- 放送日
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1997.1.3
- 時間
-
22:00~(59分)
- 作品内容
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ミャンマーとの国境に近い中国雲南省の怒江峡谷。ここに「風の橋」とよばれる1本のワイヤーロープを外界との唯一の交流の手段としている村、シーディー村がある。村一番の木登り上手といわれるリス族の青年イエモサ(25)。そして妻と2人の子ども、95歳の祖父の5人の家族。厳しい自然のなかで互いに支え合いながら一生懸命働くイエモサ一家と村人たちの日常を、風の橋の往来を切り口にして描く。
- 出演・スタッフ
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【語り】小室等【制作統括】杉浦正明、佐藤傑【プロデューサー】矢島良彰【構成】柴田昌平【取材】俄阿儒汗、高橋庸子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1996.4~1997.3(平成8年度) 第34回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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流転~南米へ渡った民の記録
- 授賞理由
- 現代史の貴重な証言です。国家の“聖業”であった満州開拓、入植先が不毛の地である事実を隠蔽した戦後の南米移民。満州から南米へ、国策に翻弄された時代の犠牲者・棄民の実態を厚い取材で浮き彫りにしました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
石川テレビ放送
- 放送日
-
1996.11.30
- 時間
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16:00~(85分)
- 作品内容
-
日本の移住政策の失敗は、満州開拓で終わったかのように見えた。しかし、石川県から戦後第1号の移民として、アマゾンへ入植した家族が移住した土地は、政府が約束した条件とは違う不毛の土地だった。満州で家族を失った中谷清作さんは、なぜ戦後南米に渡ったのか。その他にドミニカからブラジルへ再移住した家族などを追う。また、当時日本の移住政策に携わった官僚たちを取材。無責任に国民を国外に追いやった政策や構図を浮き彫りにし、戦前も戦後も変わらず国民を棄民にしていく日本の移住政策を検証する。
- 出演・スタッフ
-
【ナレーター】此島愛子、平田満【制作】福野勝彦【演出】赤井朱美【構成】森口豁
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1996.4~1997.3(平成8年度) 第34回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
封印~脱走者たちの終戦
- 授賞理由
- 終戦を迎えているのに、敵前逃亡の濡れ衣をきせられ軍法会議も開かれぬまま銃殺された兵士たち。50年以上も封印されたこの衝撃の事実を、当時の軍隊関係者の証言によって見事に浮き彫りにしたドキュメンタリーです。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
熊本放送
- 放送日
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1996.11.29
- 時間
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25:30~(60分)
- 作品内容
-
1945(昭和20)年8月31日、南太平洋上のブーゲンビル島で旧日本陸軍第六師団の隊員が銃殺された。いずれも敵前逃亡の汚名を着せられた兵士たちだ。壊滅的打撃を受けた第六師団の食糧は底をつき、食糧を探すため隊を抜け出す兵士が続出した。銃殺されたのは終戦を知って原隊に戻ってきた兵士たちだ。取材で確認できただけでも銃殺されたのは20人余りにのぼる。銃殺事件を通して戦争の狂気と軍隊のいびつな官僚体制を伝える。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター】清原憲一【制作】藤井昭【演出】村上雅通
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1996.4~1997.3(平成8年度) 第34回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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続・原発に映る民主主義~そして民意は示された
- 授賞理由
- 資料映像を駆使し、住民投票に至るプロセスを克明に迫った貴重な記録です。町長のリコール、住民投票等々を丁寧に描き、民意について考えさせるとともに、議会制民主主義の本質を浮き彫りにしました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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新潟放送
- 放送日
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1996.9.22
- 時間
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25:25~(59分)
- 作品内容
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1994年、新潟県巻町で住民投票による原発問題の決着を訴えて発足した「住民投票を実行する会」は、自主管理の住民投票を行い、町議選でも候補を送り込み、原発の賛否を問う住民投票の条例を成立させた。さらに住民投票の意義を否定する佐藤町長をリコールし、代表の笹口氏が町長に当選、全国初の住民投票を実施する。前例のない原発PR運動では、買収まがいの行為も行われたが、初めて意思を示す機会を得た町民は、住民投票を肯定的に受け止め、投票では「原発ノー」の意思を示した。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター】石塚かおり【制作】佐々木以文【構成】宮島敏郎【取材】島田譲、小湊潤
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1996.4~1997.3(平成8年度) 第34回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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土曜ドラマ「ぜいたくな家族」
- 授賞理由
- 傷つき、悩んだあげく、最後には家族ならではの思いやりと温もりを求める人びとの姿。的確なセリフとゆたかな感情表現とで、人生と社会とを凝縮して見せた手腕が見事でした。日常生活にひそむドラマを発掘した意欲作です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
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1996.9.7
- 時間
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21:00~(88分)
- 作品内容
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東京下町の小さな鉄工所で仕事いちずに生きてきた男(フランキー堺)。その妻(渡辺美佐子)にがんの再検診の通知がくる。父に反発して家を出たものの、レストラン経営に多額の借金を抱える次男(玉置浩二)は、銀行を辞め、家へ寄りつかない長男(中本賢)も誘い、ささやかな家族旅行に出る。家族の「夢の崩壊」と「愛の回復」の物語。
- 出演・スタッフ
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【出演】フランキー堺、渡辺美佐子、中本賢ほか【出演・音楽】玉置浩二【制作統括】渡辺丈太、菅野高至【演出】大加章雅【脚本】田中晶子
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