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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2004.4~2005.3(平成16年度) 第42回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ドラマの風「背なで老いてる唐獅子牡丹」
- 授賞理由
- 明るく楽しくナンセンスなストーリーの中に、高齢化社会をペーソス溢れる視点で描いた桂三枝の創作落語をラジオドラマ化して見事なエンタテインメント作品に仕上げました。楽しい番組制作にかける意欲を評価します。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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毎日放送
- 放送日
-
2005.3.20
- 時間
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25:25~(64分)
- 作品内容
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落語家・桂三枝の創作落語を原作に、吉本興業のコメディアンたちの出演によるコメディドラマ。高齢化社会におけるアナクロな極道の世界をコミカルに描き、毒のある笑いをちりばめながら、高齢化社会の抱える問題点を浮き彫りにする。ーー高齢化した極道社会。昔気質の任侠道を貫く高橋組もその波が押し寄せていた。兄弟の盃を交わしたはずの八木組の若い衆が、高橋組のシマを荒らしていることを知り、お礼参りに行こうとするのだが……。
- 出演・スタッフ
-
【出演・原作】桂三枝【出演】坂田利夫、浅香あき恵、青野敏行、桂三象ほか【制作】堀田到、島修一【演出】松原謙介【脚本】徳田博丸
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2004.4~2005.3(平成16年度) 第42回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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北へ渡ったヒーロー~ 北朝鮮帰国事業とは何だったのか
- 授賞理由
- 画一的になりがちな北朝鮮報道の中にあって、一人の人間の人生から、日朝問題と歴史に翻弄された家族のドラマとを浮き彫りにした秀作です。関係者の貴重な証言、手紙など制作者の素材収集への熱意は称賛に値します。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
-
東北放送
- 放送日
-
2005.3.6
- 時間
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20:00~(59分)
- 作品内容
-
創部100年を迎えた東北高校野球部。今から46年前、全国にその名を知らしめた伝説のピッチャーがいた。プロ野球・大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)に進み、その後、プロ野球を捨て北朝鮮に帰国した波山次郎。彼の謎に満ちた人生を追いかけるとともに、日本と北朝鮮との関係を検証し、国をあげた帰国事業とは何だったのかを考える。
- 出演・スタッフ
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【構成】菊池豊【プロデューサー・ディレクター】郡和子【技術】熊谷健一
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2004.4~2005.3(平成16年度) 第42回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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震災10年ネットワーク1・17スペシャル~未来へ伝えたいこと、くり返したくはないこと
- 授賞理由
- 阪神・淡路大震災後に始まった番組を、スポンサーなしでも10年間続けてきたスタッフ。局の姿勢は、放送が担う公共性の原点です。今回の特番で語られた数々の重い課題が聴取者の心に響きます。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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毎日放送
- 放送日
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2005.1.15
- 時間
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17:00~(164分)
- 作品内容
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「ネットワーク1・17」は阪神・淡路大震災の3か月後にスタートした43分間の番組。震災10年を迎え、「被災者に寄り添う」という番組の原点に戻り、被災者に最も近い立場で活動してきたゲストと語リあうことを企画した。3人のボランティアがそれぞれの視点で「震災でわかった問題点」「それを改善するためにはどうすればよいのか」などを討論。そこから浮かび上がったのは、新潟県中越地震でも共通する高齢者やコミュニティの問題、そして高齢社会を迎えた日本のあり方。結果として災害にとどまらないテーマが見えてきた。
- 出演・スタッフ
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【出演】妹尾和夫、魚住由紀、安田秋成、中西光子、黒田裕子、木村拓郎【制作】大牟田智佐子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2004.4~2005.3(平成16年度) 第42回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ストア!オールディーズ
- 授賞理由
- 世代を超えて楽しめる娯楽性、幅広い選曲とわかりやすく興味深い解説により、オールディーズを「文化」として認識させる社会性、ふたつを両立させたラジオの原点ともいえる良質な音楽番組であることを高く評価します。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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えふえむ・エヌ・ワン
- 放送日
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2005.1.14
- 時間
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12:00~(58分)
- 作品内容
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メロディはよく知っているけれども、歌詞のよくわからないオールディーズ。その意外な歌詞の内容を、英語に堪能な元ミュージシャンのロイ・キヨタが一曲ずつ、一節ずつ愛情を持って解説する。番組タイトル「ストア」は「店」ではなく、「貯める」の意味。毎回使用する音源は金沢工業大学ポピュラ―・ミュージック・コレクション(PMC/16万2000枚のレコードを収蔵)から検索し、番組を記録したCDは貴重な音楽ライブラリーとしてPMCに所蔵保管されている。
- 出演・スタッフ
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【出演・ 演出】ロイ・キヨタ【出演】滝沢枝里【制作】梅岡和也【演出補】小杉彩
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2004.4~2005.3(平成16年度) 第42回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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FMシアター「福岡天神モノ語り」
- 授賞理由
- 福岡出身の20代女性を主人公にした、ファンタジードラマです。都会の生活に疲れ、故郷に帰った彼女を待っていた「モノ」たちと彼女の家族、友人との触れあいの中で、本当の自分を見つけ、心を取り戻していく過程が、奇想天外な設定で描かれ、印象的でした。聴くもののイマジネーションが広がり、ラジオドラマの基本ともいえる展開は、共感と感動をよびます。役者の爽やかさや、セリフのテンポのよさにも好感が持てました。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
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2004.6.5
- 時間
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22:00~(50分)
- 作品内容
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東京で働く27歳のリエは、実家に住む祖父の調子が悪いと聞き、福岡に帰郷する。リエの目に飛び込んできたのは、なんと実家の庭に置かれたボロボロの古い電車だった。聞けば、1か月前に祖父が無理矢理買い取り、その電車の中で一日の大半を過ごしているという。リエは祖父がおかしくなったのではないかと疑う。そんなある日、昔から愛用していた自転車が、突然リエに話しかけてくる。リエは耳を疑うが、自転車は、リエには幼い頃から不思議な能力があり「モノ」と会話ができるのだと言う。そしてそれは祖父から受け継いだ能力だということを教えられる。リエは、祖父が60年以上も前の電車を買い取ったのは、何か深い訳があるのではと考えはじめる。
- 出演・スタッフ
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【出演】上田裕子、中村卓二、りゅう雅登、中野弘子、佐藤順一、園田晴久、石川蛍【作】大塚ムネト【制作統括】内山達【演出】東山充裕【技術】北島正司【音響効果】岩熊展史
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2004.4~2005.3(平成16年度) 第42回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
ラジオドキュメンタリー「語り継ぐ歌声」
- 授賞理由
- 「竹田の子守唄」は、長い間被差別部落で歌い継がれてきました。「寺のぼんさん根性が悪い、守をいなして(帰らせて)門締める」という歌詞に含まれるような悪意の中で生きてきた女性たちが、底なしに明るく力強い。歌うことさえできなかった女たちが舞台に立ち「誕生日はエエもんや」としみじみ喜ぶ声など、社会問題としてのスタンスを取りつつ、差別の中に生きる個人への想像力にまで視点を深めたのも見事です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
毎日放送
- 放送日
-
2004.5.27
- 時間
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27:00~(59分)
- 作品内容
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被差別部落に関して放送メディアは、「関わらないほうが無難」との意識から、長い間、真剣に向き合うことを避ける傾向にある。いわばタブー視する雰囲気は世間にも根強く、部落問題が議論される時には、運動団体や解放運動の是非論に終始することも少なくない。このような状況で、部落に住む個人の体験や思いにはどれだけ目が向けられてきたのか。番組では、フォークソング「竹田の子守唄」の故郷である京都の被差別部落に住む女性達に焦点を当てる。京都市伏見区の被差別部落に住む70歳前後の女性たちが、親の世代が口ずさんでいた唄を広める活動を始めた。この唄は、1970年代にフォークソング「竹田の子守唄」としてアレンジされ全国的なヒットとなった。だが、部落の歌であると世に知れたとたん、放送メディアから姿を消す。「差別の体験は私たちが語り継がなければ」。そんな思いが女性たちを奮い立たせた。人前に立つのは勇気のいることだが、少しずつ自信も芽生える。同時に、若い世代に伝える難しさにも直面する。「唄でどのように語り継げばいいのか」。その方法を模索しながら、彼女たちは今、ひたむきに歌い続けている。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター】水野晶子、中西安【制作・演出】今道彰
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2004.4~2005.3(平成16年度) 第42回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
安藤豊 オトナの学校
- 授賞理由
- 朝9時から午後1時までの生ワイドで、聴取参加による生活ドキュメントが楽しく展開されていることに感銘を受けます。大きなカタツムリを捜せ、というテーマ設定に、たくさんの聴取者から反響があり、知られざるカタツムリの生態が次つぎに語られていく内容は見事です。パーソナリティの話術とコンビネーションも巧みで、長時間飽きさせない。日常性に根ざした番組の企画力、制作者の熱意を高く評価します。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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アール・ケー・ビー毎日放送
- 放送日
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2004.5.19
- 時間
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9:00~(240分)
- 作品内容
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2004年3月29日から2009年4月3日まで放送された平日午前の生ワイド。リスナー総参加の”生活ドキュメント”番組で、パーソナリティは安藤豊と富永倫子。レポートは中村みゆきと茅原あいり。毎週水曜日は「オトナのギモン」と題し、主に自然観察を中心にテーマを設定する。この日は梅雨入り直前のカタツムリ特集を実施した。疑問は2つ。1つ目は「どれくらい大きなカタツムリ見たことがありますか?」。2つ目の疑問は「カタツムリを飼っている人はいますか?」。この疑問を呼びかけたところ予想に反して続々と反応が……。そして、知っているようで知らない意外なカタツムリ情報が届けられる。
- 出演・スタッフ
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【出演】安藤豊、富永倫子、スナッピー【制作・演出】柴田喜之
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2004.4~2005.3(平成16年度) 第42回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
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ラジオドキュメンタリー「もうひとつの涙そうそう」
- 授賞理由
- 大ヒット曲「涙そうそう」。BEGIN・比嘉栄昇の曲に、森山良子が亡き兄を偲び詞を書き上げたことは、一般的に知られています。「涙そうそう」とは沖縄の言葉で、涙がとめどなくあふれ出る様子です。番組はその言葉に隠されたもうひとつのエピソード(友人との別れ)を関係者へのインタビューを交えながら構成しています。温かく包み込むような優しい声の桜井幸子のナレーションにも癒されます。誰の心の中にも面影に浮かぶ懐かしい人はいるはず。そんな閉じ込めた領域に忍び込み胸を揺さぶる名曲と秘話。詞や曲に秘められた思いが音楽の持つチカラを通して、しみじみと染み込んでくる感動作です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
エフエム沖縄
- 放送日
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2004.4.24
- 時間
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18:00~(55分)
- 作品内容
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沖縄ブームと言われて久しい昨今の音楽業界で、象徴的な出来事のひとつに「涙そうそう」のヒットがある。「涙(なだ)そうそう」は、BEGINが森山良子へ提供した楽曲だったが、のちにBEGINがセルフカバーすることになる。それから1年後、メンバーにとって悲しい出来事が起きた。友人との別れが、もうひとつの「涙そうそう」を誕生させることになった。森山良子の「涙そうそう」は、亡き兄を歌ったものだが、BEGINにとっての思いは、次にリリースされる新曲に秘められていた……。歌にまつわるエピソードを紹介し、BEGINの音楽への思いに迫る。
- 出演・スタッフ
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【出演】BEGIN、森山良子、桜井幸子【構成・制作・演出】山川悦史
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2004.4~2005.3(平成16年度) 第42回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
スペシャルドラマ「タイガー&ドラゴン」
- 授賞理由
- 落語の演目と物語を巧みにシンクロさせた脚本と、噺の世界と現実を自由に行き来する演出が見事でした。原作ものやリメイクが多い最近のドラマ界で、きちんとオリジナル作品を作ろうとするスタッフの姿勢も評価に値します。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
TBSテレビ
- 放送日
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2005.1.9
- 時間
-
21:00~(114分)
- 作品内容
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幼い頃に家族を亡くした山崎虎児(長瀬智也)は18歳でヤクザに拾われ、他の世界を知らずに生きていた。虎児は、組長(笑福亭鶴瓶)から落語家・林屋亭どん兵衛(西田敏行)の借金取り立てを命じられるが、取り立てに向かった寄席でどん兵衛の噺を聞き、落語の世界に魅了されてしまう。虎児は借金の肩代わりを条件に、どん兵衛に弟子入りする。一方、どん兵衛の次男・谷中竜二(岡田准一)は落語家としての将来を嘱望されていたが、落語界のしきたりに嫌気がさして家を出た。裏原宿に店デザイナーズショップを開くが、いかんせんデザイナーの才能が全くない。そんな虎児と竜二が出会い、落語を通じて奇妙な友人関係を築いていく”落語青春グラフィティ”。
- 出演・スタッフ
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【出演】長瀬智也、岡田准一、伊東美咲、塚本高史、阿部サダヲ、尾美としのり、蒼井優、北村一輝、笑福亭鶴瓶、西田敏行ほか【プロデューサー】磯山晶【演出】金子文紀【脚本】宮藤官九郎【音楽】仲西匡【カメラ】山中敏康【音声】妹川英明、乙部直樹、那須敏洋、白井久雄【編集】曽根原譲【VTR編集】石上淳【音楽プロデュース】志田博英【SW】高田裕【CA】松下宗生【照明】田淵博、佐川司、佐藤友泰、肥沼敏明、森田典光【映像】木部伸一郎【音響効果】亀森素子【MA】安達亨介【CG】田中浩征、越智忍【タイトルCG】保坂久美子、鶴田隆【タイトル題字】柚香【美術】永田周太郎【美術進行】やすもとたかのぶ【装置】館山道雄【操作】工藤健太郎、前田幸信【装飾】宮代政明、山田孝太郎、山本直樹【コスチューム】小木田浩次、武内修、綿貫奈保子【ヘアメイク】中田マリ子、小川玲奈【持道具】小沢友香【床山】志賀章【イルミネーション】三沢靖明【建具】大崎健一【植木装飾】宍戸康文【生花】遠山徹【落語監修】春風亭昇太【都々逸監修】春風亭美由紀【プロデューサー補】利光佐和子【演出補】坪井敏雄、田中大二朗、山田昌伸、渡部篤史【制作担当】花山信大、真野清文【制作主任】高橋輝光【制作進行】福沢大輔、小島好賜子【記録】大蔵堯子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2004.4~2005.3(平成16年度) 第42回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
NHKスペシャル「鼓の家」
- 授賞理由
- 家族5人全員が鼓方という稀有な家族の日常を通じて、芸の伝承という見えざる部分を垣間見せてくれました。過去の映像を効果的にインサートした構成、濃密な映像、まさに隙のない完成されたドキュメンタリーです。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
NHKエンタープライズ21
- 放送日
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2005.1.8
- 時間
-
21:00~(60分)
- 作品内容
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歌舞伎囃子田中流家元の田中佐太郎こと亀井令子さん(56)は、夫と3人の息子ともども、能や歌舞伎の舞台で鼓を打つ「鼓方」だ。令子さんは高校生のとき、父親から家の行く末を託された。家業を守ることと、男の世界である歌舞伎界で生きていくことへの覚悟。それからの38年を、令子さんは、そして一家はどんな人生を送ってきたか。継続して記録してきた家族の映像に、現在の姿を重ね合わせて、伝統芸能に生きる人々の凄みを描く。
- 出演・スタッフ
-
【語り】長谷川勝彦【制作統括】北川恵、中村雅人【構成・編集】相田洋【撮影】村上匡廣【音声】浜田啓二、渡辺博史【照明】林光夫【映像技術】滝沢勝【音響効果】斎藤實
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