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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2011.4~2012.3(平成23年度) 第49回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
子どもを守れ!キャンペーン
- 授賞理由
- 虐待や育児放棄など子どもをめぐる問題を多角的に取材。悲観調で実態だけを紋切り型に伝える報道が多い中、互いに支え合うギャルママたちの交流や育児中の母親を応援する助産師の活動など、いま現実に試みられている様々な好例を報じました。ドラマ制作やホームぺージ開設も含め、視聴者に情報を提供し、共に解決策を模索し続けた粘り強い報道姿勢を高く評価します。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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日本放送協会
- 放送日
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2011.5.9〜9.30
- 作品内容
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大阪では虐待やネグレクト(育児放棄)などで幼い命が失われるセンセーショナルな事件が相次いでいる。日本一高い生活保護率からは、貧困による給食費の未払いや進学の断念など、子どもを取り巻く過酷な環境が浮かび上がる。ゆとりがなくなった社会のしわ寄せは常に弱者へと向かう。どうすれば子どもたちの命を救い、健やかな成長を見守る社会を築けるのか。NHK大阪放送局では、夕方ニュース「ニューステラス関西」やローカル枠の「かんさい特集」「かんさい熱視線」「おはよう関西」などでこの問題を取り上げ、全国放送の「もしも明日…我が子に虐待を始めたら」を制作した。キャンペーンの柱は4つ。虐待・ネグレクトなどの命に関わる喫緊の課題への対処、子ども自身や親も含めた種々の問題への対処と解決策の模索、子どもの持つ無限の可能性を広め、社会が子どもたちを見つめる気運を醸成すること、相談窓口や情報提供による、子どもにかかわる悩みを抱えた人たちへの支援。これらのテーマを掲げ、子どもたちの置かれた過酷な環境の改善に向け、継続的に取り組んでゆく。
- 出演・スタッフ
-
【「子どもを守れ!キャンペーン」事務局長】岡本勝【編成副部長】角田昌二郎【デスク】久保寺徹【報道部専任部長】山下毅、池田和明【記者】虫明英樹、井上幸子【CP】越智篤志、猪俣修一【PD】大山健一・藤並英樹
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2011.4~2012.3(平成23年度) 第49回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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キャンペーン“司法シリーズ”開かれた司法へ
- 授賞理由
- このシリーズは、「名張毒ぶどう酒事件」の再検証から始まりました。裁判所、検察庁、弁護士、死刑制度のあり方を果敢に問い、犯罪被害者・遺族の思いにも迫るという形で発展し、テーマを深めてきました。ニュース番組で追い続け、「光と影~光市母子殺害事件 弁護団の300日」などのドキュメンタリーとしてまとめる手法は、キャンペーンにふさわしいものです。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
東海テレビ放送
- 放送日
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2005.4.5〜2012.3.31
- 作品内容
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市民が司法に参加する裁判員制度が始まって2012年で丸3年が経過し、制度の見直しが定められている。裁判に市民感覚を反映させ、司法に対する市民の理解と信頼を高めたい、という理想のもと導入された裁判員制度。これまで遠い存在だった司法を市民にとって身近なものにするために、メディアはどんな役割を担うことができるのか。制度見直しをきっかけに考えてみたいという思いからキャンペーンを始めた。「開かれた司法へ」を合言葉に2005年4月から夕方ニュース枠の特集54本、ドキュメンタリー9本を制作。裁判員制度のあり方から冤罪の背景、権力機関としての裁判所や検察庁、弁護士のあり方、犯罪被害者など、司法にまつわるさまざまな視点から取材し、問題点を浮かび上がらせる。
- 出演・スタッフ
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【企画】阿武野勝彦【EP】喜多功【P】山本聡美【取材】斉藤潤一、天野晃司
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2011.4~2012.3(平成23年度) 第49回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
オムニバス・ドキュメンタリー「3・11大震災 記者たちの眼差し」Ⅰ~Ⅳ
- 授賞理由
- JNN系列各局記者の問題意識をベースにした私的ドキュメンタリー。一人称報告は、ともすれば感情的・情緒的に上滑りしたものになりがちですが、記者による濃淡があるものの取材対象を複眼的に見つめようとすることで、そのメッセージに説得力が生まれました。今回の東日本大震災は、被災地が広範囲に亘り被害実態もさまざまで、いつ・どんな内容の報道をするのかが問われましたが、本番組は大震災発生翌日の「報道特集」の原発特番同様、一人称の課題設定の有効性を証明しました。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
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TBSテレビ
- 放送日
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2011.6.5,9.10,12.18,2012.4.1
- 作品内容
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1000年に一度と言われる東日本大震災の取材規模は、テレビ開局以来最大のものとなった。それは逆に、1日の中で伝えきれないものを大量に各記者が抱えることになる。一方、地震発生直後の津波の映像を同時進行で伝え、記録することで、テレビは放送史に残る役割も果たした。だがそのとき、人びとはどのような状況で、どう生きようとしたのか。その記録は記者一人ひとりの取材によって初めて可能になる。現実のその作業は記者であると同時にひとりの人間として驚き、悩み、憤り、悲しむことを抜きには成立しなかった。こうした伝えきれない事象、事例、人物、そしてそこに向き合った記者たちの思いを伝えたいーー。系列全体から湧き起こった声がオムニバス・ドキュメンタリーの形で集約された。これまで4回の放送時間は合計11時間30分で、1本約8分のドキュメンタリーが77本放送された。 新人記者からデスクまで幅広く参加した。内容の統一は図らず、自然発生的に一人称リポートにたどり着き、内容は震災報道のみならず、メディア論にも及んだ。今後も節目で放送を予定している。
- 出演・スタッフ
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【制作】岩城浩幸【演出】秋山浩之
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2011.4~2012.3(平成23年度) 第49回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
市営散弾銃射撃場鉛汚染問題における一連の報道
- 授賞理由
- 3.11、そして原発事故以来、日本のメディアが問われている「わりきれない」現実に向き合う姿勢。そのひとつの答えを、この取材に見たような気がします。市営射撃場の銃弾から広がる鉛害と、猟銃なしには解決しえない農作物への獣害との相克を、一方的な論調や両論併記に陥ることなく丹念に取材、テーマの奥に環境や地域対立、そして政治とは何かといった問いを感じさせます。この姿勢を少人数所帯で貫いて作ったレポートは、多くの取材者にとっての励ましとなるでしょう。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
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伊万里ケーブルテレビジョン
- 放送日
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2011.4.26〜 2012.3.27
- 作品内容
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佐賀県伊万里市の市営散弾銃射撃場に隣接する民有地から、環境基準の13倍を超える鉛が検出された。なぜ民有地に鉛が? 民有地の作物は安全なのか、射撃場は適正に管理されていたのか。汚染された民有地の地権者、射撃場を利用する人たち、射撃場を管理する市、汚染土壌を改良しようとする若者など、射撃場を取り巻く人びとや事象を、夜の15分ニュースで継続的に報道した。市は射撃場の事実上の閉鎖を決めるに至った。今後は射撃場にたまった57トンの鉛の処理、民有地の土地浄化に向け報道を続けることを課題としている。
- 出演・スタッフ
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【制作・演出】大鋸あゆり
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2011.4~2012.3(平成23年度) 第49回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
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絆いわて「ふるさとは負けない!」キャンペーン
- 授賞理由
- 2011年3月11日14時46分、岩手では大地震発生と同時にほぼ全県が停電しました。この時、IBC岩手放送はすぐさま緊急自家発電に切り替え、テレビとラジオの放送を継続します。それはマクロな情報はテレビ、ミクロな情報はラジオという役割分担の実行でもありました。共通するのは、どちらも「今、誰のために、何を伝えるべきか」を自問しながらの放送だったこと。地域の人たちが最も知りたい安否情報から生活情報までを、途切れることなく長時間にわたって伝え続けた原動力は、「地域の人たちと共に」の思いです。そんな中から、「ふるさとは負けない!」という熱い言葉も生まれました。このメッセージは岩手県内にとどまらず、すべての被災地の方々にとって大きな力となっていきました。また特筆すべきは、WEBサイトはもちろん、ツイッター、USTREAM、ポッドキャストなど「放送以外」のメディアも積極的に活用していったことです。その結果、被災者にとって安心できる、心に寄り添う放送局として、また情報拠点として機能することが出来ました。困難な状況下で行われた一連の取り組みは、報道活動という枠を超え、優れた“放送活動”とさえ言えるものです。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
アイビーシー岩手放送
- 放送日
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2011.4.1〜2011.3.31
- 作品内容
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2011年3月11日の東日本大震災の翌日。初めて全国に生中継された岩手県陸前高田市のリポートに、誰もが息をのんだ。爆撃を受けたような瓦礫の山。呆然と立ち尽くす人、肉親を捜し、泣き叫ぶ人。私たちのふるさとが、目の前から消えてなくなった。まるで地獄絵の中に居るような被災者の方々に地域の放送局としてすべきことは何なのか、放送と通じてなにができるのか。自問しながら出した答えが「ふるさとは負けない!」という言葉だった。私たちのふるさとは、こんなことでは消えてなくならない。そんな思いを込め、岩手ゆかりの方たちのメッセージを発信していこうと企画した。震災情報や生活関連情報を伝え続ける番組「ふるさとは負けない!」で、被災者を励ます放送を続けた。局の呼びかけに応じた岩手ゆかりの著名人がキャンペーンスポットに出演。被災者への温かいメッセージが繰り返し放送された。また震災募金も立ち上げ、2011年5月末にはラジオ30時間生放送番組で募金活動を行った。音声はユーストリームで全国に伝えられ、県外からの募金も多く寄せられた。インターネットやポッドキャストでも被災者の声を発信し、それに対する全国からの声も紹介した。
- 出演・スタッフ
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【プロデューサー】眞下卓也
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2011.4~2012.3(平成23年度) 第49回
- 賞名
- 特別賞
- 受賞作品
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三陸に仕事を!プロジェクト実行委員会浜のミサンガ「環」(シリーズ2本)「岩手・宮城誕生篇」
- 授賞理由
- 三陸町のおっかあたちに日本の母の原点を見ました。おっかあたちは、しわに刻まれた顔をほころばせ、手仕事に勤しむ。雇用の創出です。震災で被害にあった漁の網で作るミサンガは一組1100円。その売上は、善意に支えられて8千数百万円にもなったといいます。この取組みを♪さあ歩きましょう~の歌にのせて、ドキュメンタリー映像で追いました。涙と祈りの中に未来が、希望が見える秀逸な映像です。
- 部門
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CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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ASTRAKHAN三陸に仕事を!プロジェクト実行委員会仙台博報堂
- 作品内容
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浜のミサンガ「環(たまき)」。三陸の女性たちが、愛着ある漁網を使って作った製品だ。ガレキが山と積まれた中、自分たちの力で少しずつ生活を取り戻そうとする住民たち。力仕事は男性たちにはある。ならば浜の女性にも仕事をと、仮設住宅でもできる手仕事を創出した。2012年2月末までに298人の女性に仕事を創り、販売数は13万1487セット、収入は8319万9168円にのぼった。この取り組みをドキュメンタリー映像で描く。
- 出演・スタッフ
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【CD】鷹觜愛郎【コピー・プランナー】有澤卓也【D】安部義仁【カメラマン】津藤秀雄【音楽】RIA+ノリシゲ
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2011.4~2012.3(平成23年度) 第49回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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パナソニックLED電球(シリーズ5本)「探偵ルーメン1~5篇」
- 授賞理由
- LEDの選び方や機能特徴について消費者がかかえる疑問点を推理ドラマ風に仕立てたシリーズ。探偵ルーメンがLED電球についてわかりやすく解説、消費者のためになるCMになっています。アイデアは新しくないが、一篇ごとにテーマを絞り、秒数が限られる地上波で流すことをあえて避けて120秒の長編にしたことで、ストーリーはわかりやすく仕上がっています。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
ハットパナソニック博報堂
- 時間
-
(600”)
- 作品内容
-
主人公の探偵ルーメンが、過去に自分が体験したLED電球にまつわる不思議な事件を語る。明るさはワットではなくルーメンで選ぶこと。正しいサイズの口金を選ぶ必要があること。使用場所にあった光の角度や色を選ぶこと。使用する器具をチェックすること。LED電球の選び方や機能、特徴についてのさまざまな疑問点を、洋館を舞台に探偵が謎を解くミステリー仕掛けの物語にして、楽しくわかりやすく解説していく。
- 出演・スタッフ
-
【ECD】横山悟【CD】石井寛【CMプランナー】黒木友揮、上森辰哉【D】勝岡健次
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2011.4~2012.3(平成23年度) 第49回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
日本コカ・コーラアクエリアス「AQエモーショナル Three Kings篇」
- 授賞理由
- プロ選手が本業とは違う種目に挑戦するというあまり例のない企画です。サッカーの本田選手が飛び込み、水泳の北島選手がゴルフ、ゴルフの石川遼選手がフットサルに。思うようにゆかず苦笑する表情も解放感にあふれてます。“下手って楽しい”というコピーは厳しい戦いに身を置くからこそのリアリティがあります。スポーツの原点を感じさせる作品です。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
電通クリエーティブX日本コカ・コーラ電通
- 時間
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(30”)
- 作品内容
-
世界的なアスリート・本田圭祐、北島康介、石川遼の3人が、本業と異なるスポーツに挑む。本田は水泳に、北島はゴルフに、石川はフットサルにそれぞれチャレンジ。そこには厳しい勝負の世界とは違い、屈託なくスポーツを楽しんでいる姿があった。うまくいかずに苦笑もするが、スポーツの原点は下手でも楽しいこと。挑戦することの意義、体を動かすことの純粋な楽しさを伝える。
- 出演・スタッフ
-
【CD】今永政雄【プランナー】篠原誠、和田率【コピーライター】小澤裕介【アートディレクター】塚本哲也
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2011.4~2012.3(平成23年度) 第49回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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東海テレビ放送公共キャンペーン・スポット「食卓を守れ~ニッポンの農力」
- 授賞理由
- 日本の食料自給率の低さ、農業の若い跡継ぎ不足、日本人の食生活の貧困と危機など、「食育」が叫ばれる日本の農業の問題点を象徴的に訴えています。数字やテロップを使って単刀直入に明快に問題を浮かび上がらせた手法も、誰にも受け止めやすい軽妙な仕上がりになっています。震災後の安全安心テーマへの関心の高まりを受け、「食卓を守れ」と提起した好企画です。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
東海テレビ放送電通中部支社
- 時間
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(120”)
- 作品内容
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コメ農家の時給は256円。創業150年の味噌蔵の味を支えているのは外国の大豆。1日の食事がチョコレートとカップ麺だけの高校生がいるーー。食料自給率の低下や農家の後継者不足、食育など、多岐にわたる現代の食問題をテーマごとに制作した8本のスポットCMをまとめた。実写映像に、何が問題かを想起させる短いキャッチコピーをスーパーするシンプルな内容。CMを見た視聴者が自ら考え、行動してもらいたいという願いをこめて作成した。
- 出演・スタッフ
-
【EP】喜多功【P】圡方宏史【CD・コピーライター】都築徹【D】清水淳之介【カメラ】中根芳樹
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2011.4~2012.3(平成23年度) 第49回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ソフトバンクモバイル企業 白戸家「連続CM小説篇」
- 授賞理由
- ここまで続いても「まだ見たい」と思わせるアイデア、ストーリー展開、新たなキャスティングなど、どれをとっても面白さ全開です。連載小説仕立てにしたのが、今回は奏功しました。なかでも、お父さんが間違えた家の顔ぶれは爆笑ものでした。商品説明が一切ないバージョンで、常に期待され、それに応える作品は他に例をみません。今後ますますの精進、進化を祈念します。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
ギークピクチュアズソフトバンクモバイルシンガタ,電通,トレードマーク
- 時間
-
(150”)
- 作品内容
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白戸家の人びとがふるさとの一乗谷で過ごす2011年夏の日々を、連続CM小説として描く。日本の原風景が残る一乗谷。そこでの他愛もない毎日が、偶然や成り行きで事態は急展開してーー。
- 出演・スタッフ
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【CD】佐々木宏【CMプランナー】澤本嘉光【D】浜崎真治
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