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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ラジオドラマ「5拍子の福音」
- 授賞理由
- MBSラジオドラマ脚本コンクール第一回最優秀作をドラマ化。吃音に悩む24歳のヒロインが、故郷神戸の地で周囲から寄せられる好意と理解で八方塞がりの人生から脱却するまでを、青春群像として描いています。ジャズの名曲「テイク・ファイブ」をはじめとするライブ音源がドラマを華麗に彩り、聴く人に元気を与えてくれます。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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毎日放送
- 放送日
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2017.3.26
- 作品内容
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MBSラジオドラマ脚本コンクール第1回最優秀作をドラマ化。八方ふさがりだった吃音のヒロインが神戸に帰郷。友人に誘われたジャズバンドで音楽の楽しさに目覚める、愛と感動の青春群像劇。ライブ音源も秀逸。
- 出演・スタッフ
-
構成・演出:島 修一 原作・脚本:鎌桐ぼたん 技術:阿部雅人 効果:濱谷光太郎 出演:堀部由加里、城土井大智、畦田ひとみ ほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
語り部をやめたい~94歳の夏
- 授賞理由
- 戦後70年の節目を過ぎ、今まで以上に人々の心のなかから戦争の記憶や関心が薄れ、その報道もかなり減ってきています。そんな状況のなかで10年間戦争の語り部を続けてきた瀧本邦慶さんは、「語り部をやめたい」と悩み始めます。瀧本さんに何が起きたのか。瀧本さんの活動を通じ、今日本人が置かれている状況や心の在り様を浮き彫りにした意欲作です。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
-
毎日放送
- 放送日
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2016.11.21
- 作品内容
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元日本兵の瀧本邦慶さん(94)は戦争体験を語り続けてきたが、語り部をやめたいと悩み始める。その心境の変化を、周囲との対話を通じて考える。戦争とは何かを考えさせ、日本の状況や報道のあり方に一石を投じる。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:森﨑俊雄 ディレクター:亘佐和子 技術:阿部雅人 選曲:西垣有紀 出演:瀧本邦慶、水野晶子 ほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
峠の先の小学校
- 授賞理由
- 地域のつながりが希薄化するなか、過疎の集落である郡上市小川地区には、目立った観光や利便性はなくとも、地域ぐるみで子どもたちを育てる絆があり、地域創生の好例と言えます。集落を見守る小学校の校舎による語り部もラジオらしい演出で、その校舎をモチーフに、大人も参加して作った花壇コンクール最優秀賞のエピソードは母校愛に溢れ、聴く人を優しい気持ちにさせます。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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CBCラジオ
- 放送日
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2016.11.19
- 作品内容
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過疎の集落、岐阜県郡上市小川地区。観光資源もなく、町は峠の向こう。しかし住民はみな住み続けたいという。そこには地域ぐるみで子どもを育てる絆があった。古い校舎を語り部に、コミュニティのあるべき姿を示した。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:森合康行 ディレクター:菅野光太郎 構成:尾関功次 取材協力:橘高良政 音響:舘 一孝 ナレーター:大塚芳忠 出演:小川小学校・小川地区の皆様
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル
- 授賞理由
- 前半はこの番組の目玉「映画時評」で『シン・ゴジラ』を取り上げ、後半に終戦の日直前の特集を組みました。今は「デタラメで都合のいい発表」の代名詞となっている「大本営発表」の実際の音源を紹介しながらその意味を探りました。新鮮な話も多く面白く聴けました。戦争の愚かしさを伝えるばかりではなく、根本にあるマスコミと政治権力との関係の危うさを指摘しました。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
TBSラジオ
- 放送日
-
2016.8.13
- 作品内容
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8月15日の終戦の日を前に、小気味良いテンポのトークで、デタラメ発表の代名詞「大本営発表」を取り上げた。操作された情報が国民に信じられ、それに踊らされたことは過去のことではない、と今ある危機感を訴える。
- 出演・スタッフ
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パーソナリティ:宇多丸 プロデューサー:津波古啓介 ディレクター:簑和田裕介、小荒井弥 構成作家:古川 耕 アドバイザー:妹尾匡夫 アシスタントディレクター:山添智史
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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ミュージックドキュメント 井上陽水×ロバート キャンベル「言の葉の海に漕ぎ出して」
- 授賞理由
- 日本文学研究者のロバート キャンベルとミュージシャン井上陽水の対談形式で、二人が陽水作品の日本語としての本質を探る過程は興味深いです。キャンベルは療養中に陽水作品の歌詞に触れたことで、その英訳を通して解釈の違いを弁証法的に展開します。陽水自身は歌詞を理詰めで追う作業に違和感を持ちつつ、キャンベルの姿勢に徐々に引き込まれる様は聴き応えがあります。この真摯な「言の葉の海に漕ぎ出す」共同作業の軌跡を追うことで陽水作品の魅力を再発見します。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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エフエム東京
- 放送日
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2016.11.23
- 作品内容
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日本文学研究者のロバートキャンベルが井上陽水の綴った歌詞の英訳を始めると、陽水世界のあいまいさに気づく。キャンベルが独自に「言の葉」を解釈する過程に引き込まれ、2人の対話から陽水作品の新境地が見える。
- 出演・スタッフ
-
プロデューサー:延江 浩、増山麗央 ディレクター:木村尚史、伏見竜也 脚本・構成:小林浩子 演出補:伊藤慎太郎 出演:井上陽水、ロバート キャンベル、三上博史(歌詞朗読)
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
広島原爆の日 ラジオ特集「あの日、母は少女だった~被爆の記憶をたどる母と息子の対話~」
- 授賞理由
- ドキュメンタリーとラジオドラマを見事に融合させた、非常に完成度の高い作品です。広島で被爆した母と、その体験を聞きとる息子。二人の対話を肉声と朗読で巧みに織り上げ、作品を立体的に仕立て上げています。朗読者に樹木希林と本木雅弘という義理の親子を起用した点もユニークで、二人の表現力の高さも際立っています。物語に“秘密”を潜ませ、聴くものを飽きさせない構成の工夫も高く評価。ある被爆者の体験を通して反戦という普遍的なメッセージを描き切った名作です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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日本放送協会
- 放送日
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2016.8.6
- 作品内容
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広島で被爆した母とその体験を聴きとる息子。2人の対話を肉声と朗読で巧みに織り上げた。朗読に樹木希林と本木雅弘の義理の親子を起用した点もユニーク。静かに、しかし力強く反戦という普遍的なメッセージを描いた。
- 出演・スタッフ
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出演:渡邊弘子、田原彰敏 朗読:樹木希林、本木雅弘 制作統括:金澤利夫 技術:田村徹成、金子泰三 音響効果:野村知成 構成:出山知樹 演出:中山果奈
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
KBC長浜横丁 居酒屋清子
- 授賞理由
- 架空の居酒屋という設定で、女将と常連客(リスナーを含む)が、ゆるいトークに花を咲かせるという他愛のない仕掛けと思いきや、随所に的確な情報や笑いのツボを差し込んでいくアイデアに評価が集まりました。なかでも、清子女将役きょんちゃんのツッコミ芸とでも言うべき巧みな話の転がし方は舌を巻くほどで、3時間近くにも及ぶ放送時間も苦にならず楽しむことができました。今後ともラジオ界の新しいエンターテインメントの旗手とし、ますますの活躍を期待します。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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九州朝日放送
- 放送日
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2016.6.6
- 作品内容
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架空の居酒屋という設定で、女将と常連客(リスナーを含む)が、ゆるいトークに花を咲かせる3時間のエンターテインメント番組。随所に的確な情報や笑いのツボを差し込んでいくアイデアに高い評価が集まった。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:佐藤雅昭 ディレクター:米嵜竜司 ミキサー:栗原由起 アシスタントディレクター:西口明里 出演:きょんちゃん、杉山39、長岡大雅 ほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
荻上チキ・Session-22
- 授賞理由
- 「ラジオというメディアにこそ、世の中を変える力があるのだ!」 この番組には、そう証明してみせようとする気概を感じました。 昨年、芸能人の薬物報道が相次ぎましたが、多くは薬物依存への無理解から歪んだ興味を煽ってしまうなど、問題解決には遠く及ばないものばかりで、現実の治療現場に大きな支障が出ています。 そこで、「日本の新しい民主主義のためのプラットフォーム」を標榜する当番組が取り上げた今回のテーマは「薬物報道ガイドラインを作ろう!」。 具体的には、パーソナリティ・荻上チキがまず叩き台を作り、これを専門家、リスナーを交えて文字通り叩きます。そして完成したものは、番組ホームページで公開されるほか、記者発表されます。さらに、番組終了後もウェブメディアで拡散、メディアの枠を超えて勉強会を重ね、最終的には国の法律を変えることをゴールとします。このロードマップの描き方に高い評価が集まりました。 ひとつの番組から世の中を本気で変えようとする試みは、ラジオの新しい在り方までも提示しており、ラジオ界のブレイクスルーとなることを期待します。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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TBSラジオ
- 放送日
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2017.1.17
- 作品内容
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薬物報道ガイドラインを作るべく、パーソナリティの荻上チキが原案を用意し、当事者や専門家による公開会議をリスナーの意見も交えて生放送。法律までも変えようとするロードマップの描き方に高い評価が集まった。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:長谷川裕 ディレクター:金井 渉 出演:荻上チキ、南部広美、松本俊彦、上岡陽江、田中紀子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- フロンティア賞
- 受賞作品
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火花放送と通信の融合時代にふさわしい高品質なコンテンツの制作とメディア展開に対して
- 授賞理由
- YDクリエイションがネット配信向けに制作したドラマ「火花」は、2016年6月からネットフリックスで世界190の国と地域に同時配信され、高品質なコンテンツとして注目を集めました。さらに2017年2月からは地上波(NHK総合)でも放送され、ネット配信と放送メディアとの融合が大きな話題になりました。制作スタッフには映画界の才能を起用し、高品質な映像表現や演出を駆使するとともに、全10話という連続テレビ的な本数を制作することで、これまでの映画やテレビにはない新しいコンテンツをユーザー(視聴者)に提供しました。放送と通信の融合時代を迎え、高品質なコンテンツの新しい可能性を広げるフロンティアとなりました。
- 部門
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テレビ
- 制作会社・広告主・広告会社など
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YDクリエイション
- 作品内容
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YDクリエイションがネット配信向けに制作したドラマ「火花」は、2016年6月からNetflixで世界190の国と地域に同時配信され、高品質なコンテンツとして注目を集めた。さらに2017年2月からは地上波(NHK総合テレビ)でも放送され、ネット配信と放送メディアとの融合が大きな話題になった。放送と通信の融合時代を迎え、高品質なコンテンツの新しい可能性を広げるフロンティアとなった。
- 出演・スタッフ
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出演者:林 遣都、波岡一喜、門脇 麦、好井まさお、村田秀亮 ほか 原作:又吉直樹 総監督:廣木隆一 監督:白石和彌、沖田修一、久万真路、毛利安孝 脚本:加藤正人、高橋美幸、加藤結子 エグゼクティブ・プロデューサー:岡本昭彦、吉崎圭一、David Lee、上木則安 統括プロデューサー:古賀俊輔 プロデューサー:山地克明、仲 良平、五十嵐真志、鳥澤 晋、坂本和隆 撮影:鍋島淳裕 照明:かげつよし 録音:深田 晃、岩丸 恒 音楽:上野耕路、石塚 徹 美術デザイナー:相馬直樹 制作プロダクション:ザフール パイプライン 制作:吉本興業 製作:YDクリエイション、In Association With Netflix ©2016YDクリエイション
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 個人賞
- 受賞作品
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満島ひかり土曜ドラマ「トットてれび」(NHK)、シリーズ・江戸川乱歩短編集II 妖しい愛の物語(NHK)、火曜ドラマ「カルテット」(TBSテレビ)の演技
- 授賞理由
- 「トットてれび」では、黒柳徹子という実在の著名人を演じる難しい役どころに挑み、特徴をよく捉えながらも単なる物真似ではなく、奥行きのある一人の人物として豊かに演じ切りました。「シリーズ・江戸川乱歩短編集II 妖しい愛の物語」では、明智小五郎という男性の役を巧みに演じて耽美的な雰囲気を醸し出しました。また、「カルテット」では、秘密を抱えたチェロ奏者の役を繊細に演じ、坂元裕二による練りに練られた台詞の細やかなニュアンスを的確に表現するなど、多数のドラマで際立った演技を披露し、まさに大活躍の1年でした。 決して守りに入ることなく次々と難役に挑戦する軽やかなフットワークと、それぞれの登場人物に独特の存在感と生命を吹き込む卓越した演技力は、広範な年齢層の視聴者を惹きつけてやまず、テレビドラマ界の活性化に大きく貢献しました。
- 部門
-
テレビ
- 作品内容
-
<満島ひかりプロフィール>みつしま・ひかり 1985 年 11 月 30 日鹿児島生まれ、沖縄育ち。97 年音楽ユニット「Folder」のメンバーとしてデビュー。09 年園子温監督「愛のむきだし」、金子修介監督「プライド」、吉田大八監督「クヒオ大佐」の 3 作品で鮮烈に映画界に現れ、10 年公開の安藤モモ子監督「カケラ」、石井裕也監督「川の底からこんにちは」で主演。その後も「悪人」(10 年、李相日監督)、「一命」(11 年、三池崇史監督)、「北のカナリアたち」(12 年、阪本順治監督)、「夏の終り」(13 年、熊切和嘉監督)、「駆込み女と駆出し男」(15 年、原田眞人監督)、「愚行録」(17 年、石川慶監督)などの映画に出演し、高い演技力が評価されている。テレビでは「それでも生きてゆく」(11 年、フジテレビ)で初ヒロイン、「開拓者たち」(12 年、NHK BS)で初主演。「Woman」(13 年、日本テレビ)ではシングルマザーを演じ、広く共感を呼んだ。16 年度は「トットてれび」(NHK 総合)、「シリーズ・江戸川乱歩短編集」(NHK BS)、「カルテット」(TBSテレビ)に出演。これまで、国内外で数多くの賞を受賞している。17 年公開待機作に、「メアリと魔女の花」(米林宏昌監督・声の出演)、「海辺の生と死」(越川道夫監督)がある。
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