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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2005.4~2006.3(平成17年度) 第43回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
-
にんげんドキュメント「母ちゃんたちの真剣勝負~全日本綱引選手権大会」
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
-
2005.4.8
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2005.4~2006.3(平成17年度) 第43回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ニューススクランブル「冤罪~大阪地裁所長襲撃事件」にかかる一連の報道
- 授賞理由
- 「大阪地裁所長襲撃事件」発生以来、2年以上にわたり独自の映像分析や被疑者への密着取材により、入念な報道を続けました。事実に鋭く迫る姿勢は放送の基本であり、その客観的なスタンスに敬意を表します。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
読売テレビ放送
- 放送日
-
2004.2.16~2006.3.23
- 作品内容
-
2004年2月16日に起きた「大阪地裁所長襲撃事件」では、少年を含む5人が逮捕(補導)されたが、2006年3月20日、裁判所は被告2人に無罪を言い渡した。読売テレビでは事件発生以降、取材で得た客観的事実をもとに、捜査上の問題点を報じてきた。共犯の少年はいったん自白したものの、その後全員が否認に転じている。独自取材で、事件当日、近くの民家の防犯カメラに犯人グループが映っていたことを発見する。それを専門家に鑑定依頼し、被疑者とは別人である可能性が高いことを明らかにした。警察が押収しながら科学鑑定せず、検察も証拠申請していなかったものだ。また共犯の少年全員に直接取材し、密室の取調べで強圧的捜査による「自白の連鎖」が起きていたことを掴む。「冤罪」の疑いが浮かび上がる。防犯カメラの映像はその後、弁護側が証拠として裁判所に提出。裁判所はこれを重視し、無罪判決を言い渡した。逮捕から600日――無実を訴える被告や家族の心情、捜査の問題。特報の回数はこの間、20回余りを数えた。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2005.4~2006.3(平成17年度) 第43回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
児童虐待防止のため当事者親子に焦点をあてた連続特集とキャンペーン
- 授賞理由
- 複数の児童虐待家庭に信頼関係をもとに密着し、原因と防止策を丁寧に報道しました。18年にわたる児童虐待防止団体への支援や自社スポットによる啓発で、放送局の社会的責任を果たしました。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
関西テレビ放送
- 放送日
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2004.4.6~2006.3.30
- 作品内容
-
児童虐待を社会問題として提起して18年。今年度は、当事者の現実を社会に開示し、虐待の実態を伝えるとともに、解決の道を探ることに重点をおいた。親から身体的虐待を受けても親をかばって「傷つけられた」ことを認めない小学1年生。性的虐待を親族から受けても、親族ぐるみで隠蔽する現実。警察も虐待を知りながら立件できない。児童相談所も保護できない。密室で起こる犯罪は公表されている数字より明らかに多い。虐待する加害者である親自身が幼いころ、虐待の被害者であることを虐待の「世代間伝達」といわれるが、そのメカニズムを解明し支援のあり方を紹介、提案していく。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2005.4~2006.3(平成17年度) 第43回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
OTVスーパーニュース戦世(いくさゆ)から60年
- 授賞理由
- 米軍が記録した沖縄戦の映像で60年前の自分と対面した人や肉親と再会した人。そこから甦る戦争の記憶は新たな証言と事実を呼び起こしました。ねばり強く多角的に戦争の真相を伝え続ける報道姿勢を高く評価します。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
沖縄テレビ放送
- 放送日
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2004.10.10~2005.9.7
- 作品内容
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悲惨な地上戦が繰り広げられた沖縄戦から60年。夕方のワイドニュース「OTVスーパーニュース」で、沖縄戦を検証する企画を毎週水曜日に放送した。沖縄戦というと1945年の米軍上陸以降の苛烈を極めた地上戦が想起されるが、前年10月10日の空襲、いわゆる、10・10空襲から沖縄戦が始まったと位置づけて、2004年10月に企画をスタートさせた。沖縄の人たちが60年前にたどった道のりを、数々のエピソードと証言、記録映像で振り返る中で、これまで知られることのなかった事実や戦史を裏付ける事柄が掘り起こされた。時系列に沿って放送することで、 そのときにいた場所によって明暗が分かれるなど、沖縄戦の表情がさまざまであったことがわかった。番組では、時に生中継を交え、60年前の真実を県民に届けた。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2005.4~2006.3(平成17年度) 第43回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
闇の正体!大阪市の役人天国を暴く
- 授賞理由
- 毎日放送はこれまでも、大阪市役所の組織ぐるみ“カラ残業”をはじめ、勤務実態を追跡、取材して市政に告発と提言とを行ってきました。今回の番組では、大阪市から給料をもらっていながら組合活動のみに専念しているいわゆる“ヤミ専従”を摘発。市長選挙にからむ労使癒着の構図が明らかになりました。徹底した張り込み取材と追及とが、“官”の体質の歪みを鋭く暴き出しています。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
毎日放送
- 放送日
-
2005.4.29~2005.9.1
- 作品内容
-
5兆円もの借金を抱えてもなお、誰も責任を問われない大阪市。月曜〜金曜の夕方ローカルニュース「VOICE」では、大阪市のカラ残業問題や厚遇問題を他社に先駆け報道してきた。これらの問題の根底にあったのが労使馴れ合いの構図。その象徴が「ヤミ専従」だ。この問題は、大阪市最大のタブーともいわれ、これまで誰も手をつけようとしてこなかった。しかし、このまま放置すれば、労組は既得権益を守ろうと改革を阻み続け、果ては大阪市の財政再建団体転落という最悪の結末を迎えるのは必至で、これ以上放置できないという思いから、キャンペーン報道を始めた。特番では、ヤミ専従の実態を中心に、カラ残業の検証や高給批判の強い現業職場の実態など、大阪市を蝕んできた職員たちの既得権益の問題に切り込んでいく。とくにヤミ専従の取材では、情報収集を含め2か月ほど費やした。追跡、潜入取材を続け、動かぬ証拠を映像に収める一方、別の記者が関係箇所の一斉取材を敢行。都合の悪い事実は覆い隠そうとするというとっさの対応をもとらえ、大阪市を蝕んできた隠蔽体質の一端を浮き彫りにした。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2005.4~2006.3(平成17年度) 第43回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
NNNドキュメント’06「ニッポン貧困社会」などシリーズ“日本の底辺”
- 授賞理由
- 生活保護を打ち切られて餓死した男性の遺体の映像が、救命具にならない福祉行政の現状を告発。5歳程度の知能しかない独り暮らしの中年男性は、極貧の中で「義父」となった男から障害者年金を取られていました。保証人がないためにアパートに入居できないホームレスを助けるのは元ホームレスらNPO。格差社会の実態を暴いた特ダネ映像は、自治体からの抗議を受けたものの、弁護士や市民の救援の動きを呼び起こしました。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
日本テレビ放送網
- 放送日
-
「アパートの鍵引き受けます」2005.2.13 「喰いものにされたキヨシさん」 2005.8.28 「 ニッポン貧困社会~生活保護は助けない」2006.1.15 「ドブ板信金マンと女経営者」 2006.3.5
- 作品内容
-
今、所得格差が拡大し、下層社会化・格差社会化が進むといわれる日本社会。自殺者は年間3万人を超えているが、テレビではヒルズ族など華やかな光の面ばかりが強調され、その影に焦点があたることはほとんどない。「NNNドキュメント」では影である「貧困」こそが現代および近未来の日本社会における最大の問題であると位置づけ、アングルを変えながら社会の底辺を照射するシリーズ「日本の底辺」を放送。シリーズは、ヤクザに喰いものにされた重度知的障害者、ホームレスの自立を妨げる保証人制度、進まない零細企業の経営改善、必要な人に届かない生活保護など、社会の底辺を意識的に取り上げながら、日本という国が今どういう状況にあるのか、特に社会的弱者の立場で浮かび上がらせる。
- 出演・スタッフ
-
【制作】智片健二、日笠昭彦、清重宗久、西田治彦【演出】水島宏明、後藤秀典、小西慎一郎
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2005.4~2006.3(平成17年度) 第43回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
戦後60年「明日への伝言~平和のための鹿児島(ふるさと)戦争展」の開催と特別番組
- 授賞理由
- 報道部が中心となって百貨店での「戦争展」を企画し、視聴者の自宅や各資料館を訪ねて約300種類500点の遺品や資料を収集。8日間の同展開催中に8400人が訪れるという結果を残しました。番組としても双方向の原点ともいえる地元の視聴者との「対面型放送」に挑戦し、地域放送局の戦後60年への想いを一途に伝えました。その特別番組とイベントを成功に導いたのは、「本当に伝えるべきことは従来の放送の枠を越えてでも伝えなければならない」という報道現場の熱意にほかなりません。戦争に向き合う放送局の熱意とその成果に敬意を表し、特筆すべきものと高く評価し大賞としました。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
南日本放送
- 放送日
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2005.8.12~8.19,8.27
- 作品内容
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敗戦の夏から60年。私たちにとっての戦争と戦後、そして、平和について考えたい――と報道部を中心に企画された戦争展。メディアツールの多様化ばかりが話題となる中、「本当に伝えるべきことは、従来の放送の枠を超えてでも伝えなければならない」という想いから企画された。県民に呼びかけ、県内各地の資料館などを訪ねて集まった遺品・資料は約300種類500点に上った。会場となった鹿児島市・山形屋デパートの文化ホールは「戦争と子供」「戦争と暮らし」「戦時書店」「戦地」「二つの祖国」「特攻」などのコーナーに分けられ、8日間の開催期間中に8400人が訪れた。会期中は連日、夕方ワイドニュースで生中継したほか、8月18日には1時間40分の特別生番組として戦後60年を考える特番を放送。また8月27日には、この戦争展を振り返る1時間の特別番組を放送し、大きな反響を呼んだ。
- 出演・スタッフ
-
【制作】陶山賢治【演出】田上憲一郎
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2005.4~2006.3(平成17年度) 第43回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
日立マクセルDVD「大人になったジブンへ篇」
- 授賞理由
- 子どもの頃の「なりたいもの」を人はいつまで憶えていられるでしょうか。小学生たちが「お花やさんになっていますか~」と自分に問いかける映像に、大人たちは思わず忘れていた自分を想い出し、胸が熱くなります。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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葵プロモーション日立マクセルアサツーディ・ケイ
- 時間
-
(60”)
- 作品内容
-
「わたしは〇〇になっていますか?」大人になったジブンに向けて、子どもたちが問いかける。福島と東京の小学校をロケ地に、教室、グラウンド、廊下、屋上などで、小学生たちに、カメラに向かって将来の夢を語ってもらう。親に自分の子ども時代を思い出させ、子どもの記録を残しておきたいと思わせるのが狙い。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2005.4~2006.3(平成17年度) 第43回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
日本電気企業「植物でケータイ篇」
- 授賞理由
- 手仕事の技と、植物からできたプラスチックを使う先端技術が美しくマッチした映像です。竹を裂く音、藁をなう音、イグサを切る音が効果的に響き、自然と共生していく技術こそ最先端なのだと教えてくれるCMです。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
葵プロモーション日本電気マッキャンエリクソン
- 時間
-
(30”)
- 作品内容
-
日本電気は、石油に代わる新素材の研究開発を通じ、CO2削減技術に取り組んでいる。植物から作ったプラスチックを世界で初めて携帯電話のボディに採用した。縄をなう様子や、竹を編む手技などを織り込みながら、植物由来の新素材をアピールする。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2005.4~2006.3(平成17年度) 第43回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
日清食品日清カップヌードル NO BORDER「宇宙篇」
- 授賞理由
- 21世紀、文明の衝突や地域紛争が絶えません。国際社会の中で、食を支えるブランドとして世界に何を発信するのか。広告主と制作者間の信頼関係を感じるCMシリーズの最後にふさわしい、メッセージ性の高い作品です。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
電通テック日清食品電通
- 時間
-
(60”)
- 作品内容
-
世界15か国で共同建造中の国際宇宙ステーションには、アメリカとロシアの宇宙飛行士が、半年も寝食を共にして暮らしている。ここにはボーダーはない。ステーション内で宇宙用に開発されたカップヌードルを作り、楽しそうに食べる宇宙飛行士。窓際でカップヌードルを食べながら、眼下の地球を眺める宇宙飛行士。青く輝く地球の映像に「この星に、BORDERなんてない」とメッセージが重なる。国境に象徴される地球上のさまざまな”BORDER”を描いたシリーズの完結作で、このCMを撮影するために、HDカメラを宇宙ステーションに打ち上げ、撮影を行った。
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