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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
福岡市・福岡市教育委員会人権尊重週間・インターネットによる人権侵害「黒板篇」
- 授賞理由
- 「悪意」はCMでは表現の難しいテーマですが、この作品ではその「悪意」が、逆にCMならではの表現で見事に描かれています。インターネットを通じて若者たちにも容赦なく浴びせられる「顔の見えない悪意」、その送り手が、実はすぐ壁の向こう側にいる、自分とよく似た隣人だった(いや、あるいは「自分」なのかもしれない)というメッセージは、ネット時代の当事者として生きる私たちすべてに対して深く考えさせられるものがあります。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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電通テック,ビデオステーションキュー,ハット福岡市,福岡市教育委員会電通九州
- 時間
-
(45”)
- 作品内容
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高校の放課後、誰もいない教室。日直の女の子が黒板を消すが、消したそばから文字が浮き上がってくる。キモイ、ウザイ……。戸惑う女の子。消しても消しても次つぎと文字があふれる不気味な現象。黒板にたたきつけられるように書かれる悪意に満ちた文字は増殖し、やがて黒板いっぱいに埋め尽くされる。なすすべなく呆然と立ち尽くす女の子。隣の教室にカメラがスライドしていくと、なんと裏側の黒板で書き込んでいる女の子がいた。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
日本民間放送連盟CMのCMキャンペーン「CMって何?」
- 授賞理由
- 極めて今日的でありつつ難易度の高いメディア・リテラシーという課題を、教条的でも論説的でもなく、CMの本質の一つである娯楽性によって感じさせ、考えさせた手法が見事です。何度見ても笑えるのは、誇張とリアリティの絶妙のバランスゆえでしょう。要求ばかりの広告主、ポリシーのない代理店、八つ当たり気味の視聴者。CMに関わる三者に対して平等に「CMって何?」を突きつける、批判精神あふれる傑作となりました。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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葵プロモーション日本民間放送連盟電通
- 時間
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(60”)
- 作品内容
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ホットドッグのCM初号試写の場で、社長が「CMはインパクトだよ!」と一言。プランナーは改訂を余儀なくされ、やっと仕上がったCMに今度は視聴者からの電話が。何度も改訂を重ねるうちに、最後はまったく形が変わってしまう。ふたたびCM試写に立ち合った社長は、変わり果てたCMを見て「いいCMだね〜、で、何のCMだっけ?」。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
福岡ソフトバンクホークスコーチな人々(シリーズ3本)「松中篇」「新垣篇」「川崎篇」
- 授賞理由
- 裏金問題、相次ぐ有力選手の大リーグ移籍、視聴率の低迷などなど、プロ野球に明るい話題が皆無の今日この頃です。でもこのCMは文句なしに面白い。プロ野球球団のための、プロ野球ファンによる作品です。ホークス球団を愛してやまない福岡パワーの真骨頂です。声に出して笑えるCMがどれほどあったでしょうか。出演している松中も新垣も川崎も野球のプレー以上に素晴らしい演技ですが、主役は選手たちを独善的にコーチするファンの人びと。「We=Hawks・いっしょに野球を」のコピーも抜群のセンスです。王監督のもと、一丸となって戦う選手たちに声援を送りたくなりました。CSだけでなく地上波で放送してほしいCMです。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
ビデオステーションキュー福岡ソフトバンクホークスマーケティングアサツーディ・ケイ九州支社
- 時間
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(180”)
- 作品内容
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黙々と練習するプロ野球・ 福岡ソフトバンクホークスの選手たち。そこへ突然、ホークスファンが現れる。なにをするかと思いきや、今年こそ日本一になってほしいと願うファンは、選手に対していきなりコーチをしてしまう。魚屋さんがフォームをチェックしバッティングのタイミングを、おばさんがプレー中の心のゆとりを、小学生が守備のコツを伝授。伝えたいのは「いっしょに、野球を」。
- 出演・スタッフ
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【クリエイティブディレクター+プランナー】西畑幸一郎【コピーライター】手島裕司【プロデューサー】白土義実【ディレクター】江口カン
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- DJパーソナリティ賞
- 受賞作品
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久米 宏「久米 宏 ラジオなんですけど」(TBSラジオ)パーソナリティとして
- 授賞理由
- 「上手い!!」の一言でありました。長い間隔をおいてのレギュラー番組再登場は、ラジオの世界の内外で大きな期待をもって迎えられましたが、期待にたがわず、ラジオの魅力、価値を熟知しての軽妙かつ的確な言葉選びの中からのトークは改めてラジオ番組の楽しさを知らしめ、聴取者の大きな支持を得ました。とくに、言葉と音による中継放送は絶品で、多くのアナウンサーに大きな刺激を与え手本となる素晴らしいものでした。
- 部門
-
ラジオ個人
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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TBCラジオドラマスペシャル「プラットホーム」
- 授賞理由
- 今年3月、廃線となったローカル鉄道を舞台に、運転手など関係者の人のぬくもりを詩情豊かに描きました。鉄道がある地元局が制作したこの作品からは、鉄道に寄せる地元の人の感謝の心と愛着が強く感じられました。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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東北放送
- 放送日
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2007.3.26
- 時間
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20:00〜(60分)
- 作品内容
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宮城県北部の田園地帯を走るローカル鉄道・くりはら田園鉄道。運転士の沢木は、ある無人駅のホームにいつも立っている女性が気になっていた。彼女は電車に乗ることはなかった。宿直勤務の日、沢木は眠れない夜を過ごしていた。とその時、ドアをノックする音が。ドアを開けると、そこに立っているのは女性だった。彼女は病に伏している父親のことを話し始めたーー。2007年3月に85年の歴史に幕を下ろしたくりはら田園鉄道・通称「くりでん」をモチーフに、ある男の終焉にかかわる人のぬくもりを描く。
- 出演・スタッフ
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【出演】緒形直人、小関里恵、山内登寿子、藤原貢、菅野綾人【制作】田中日出夫【演出】鈴木俊樹【脚本】北阪昌人
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
秘謡「氷口御祝」を唄い継ぐ中学生たち
- 授賞理由
- 遠野の山間から、歴史と伝承の熱き心が歌声となって届いた秘謡は圧巻。まるで音の風物詩を聞いているかのようです。丁寧な番組作りと伝承活動で生まれる絆が「郷土の宝」になることを、あらためて教えてくれる秀作です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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アイビーシー岩手放送
- 放送日
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2007.3.19
- 時間
-
19:00〜(40分)
- 作品内容
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民話のふるさと・遠野の山間に小友町氷口(おともちょうすがぐち)という小さな集落がある。ここに江戸時代から唄い継がれてきた「氷口御祝(すがぐちごいわい)」という祝唄が伝わる。男女のグループが旋律の異なる唄を同時に唄い、同時に終わるという、世にも珍しい唄だ。少子高齢化で伝統文化継承に赤信号が灯る中、小友中学校3年の11名全員が、お年寄りの指導でシブい「氷口御祝」に取り組んできた。その活動を追う。
- 出演・スタッフ
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【制作・構成】関芳樹
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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震災復興キャンペーン〜心に太陽を
- 授賞理由
- 中越地震で被災した集落の復興ぶりを住民への丹念なインタビューと支援の若者たちへの取材で浮き彫りにしました。伝える側のやさしい視線は、地元に密着したコミュニティFMのこれからのあり方をも示してくれました。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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エフエムとおかまち
- 放送日
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2006.8.7〜8.11
- 時間
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18:40〜(5分)
- 作品内容
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大きな被害をもたらしながら、全国的に忘れられ始めている中越地震を忘れない、という思いから、地震で傷ついたふるさとの復興と、一人ひとりが笑顔になることを願って作られた、新潟日報社と新潟県内のコミュニティ放送局10局の共同企画。十日町市でもっとも被害が大きく震源地に近かった願入集落が、復興のため一丸となって「大地の芸術祭」に取り組む様子を紹介。また、中条池谷集落では、東京のNGO団体の若者との交流を通じて、捨てようとした集落が希望の持てる集落に生まれ変わるための活動にスポットを当てる。
- 出演・スタッフ
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【出演】水落巻治、小島一雄、伊藤三佳、山本浩志ほか【制作】早見純子、佐藤広樹
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ラジオ文芸館「蝶」
- 授賞理由
- 作品の内容表現が見事です。効果的なサウンドと朗読の調和により、その世界に引き込む音創りと朗読者の力量が、味わい深い作品に仕上げています。音の文学として楽しめるものになり、ラジオの可能性が拡がりました。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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日本放送協会
- 放送日
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2006.7.9
- 時間
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22:15〜(35分)
- 作品内容
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大阪市内の国電環状線のガード下に妙な店が。おびただしい数の蝶の標本を店に飾る理髪店の男。その生活を、一人暮らしのセールスマンである「私」を通じて描く。「私」が何度か通ううちに、その店は臨時休業となり、店主の消息はわからなくなる。店に残された蝶の標本が、奇怪な幻想風景を現出させるーー。関西出身の作家・宮本輝の短編小説を朗読し、昭和50年代の大阪・下町の生活感とともに、関西ことばをビビッドに再現。蝶を飾る不気味な理髪店の雰囲気を、夏の夜の文芸ミステリーとして描く。
- 出演・スタッフ
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【出演】濱中博久【制作】渡部英美【演出】藤井彩子【原作】宮本輝【音響構成】大池隆仁
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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ストリーム
- 授賞理由
- いろいろなネタが詰まった週刊誌のようなおもしろさをラジオで感じさせてくれます。リスナー参加のアンケート、日替わりのコラムニストのコーナーなど、リスナーをひきつける工夫が効果を上げています。小西克哉と松本ともこのコンビネーションに安定感があるので、個性的な出演者の話も聞きやすくなっています。一歩踏み込んだ切り口と、構成のバランスのよさも大きな魅力。生きのよさが伝わってくるワイド番組です。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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TBSラジオ&コミュニケーションズ
- 放送日
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2007.2.20
- 時間
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13:00〜(150分)
- 作品内容
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フォーマットは同じでも、出演者や企画内容によって毎日ガラリと変わる、毎日発行される雑誌のような番組を意図している。毎週火曜日のリスナー参加コーナーは、日本人の行動や規範意識を調査して、勝手にスタンダードを決める「えびシャケ」。今回のテーマは「路上キスはあり?なし?」で、手を変え品を変えの論証やコメントが噴出する。また、時事問題を扱うコーナーでは、累犯障害者や、アメリカ・グラミー賞を獲得したディキシーチックスから今のアメリカが抱える問題を考える。
- 出演・スタッフ
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【出演】小西克哉、松本ともこ【制作・ 演出】三条毅史【演出】田辺佑子、佐藤研
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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YBSラジオスペシャル「沈黙のラジオ〜聞こえてくる“間”のチカラ」
- 授賞理由
- 聞こえてくる音ではなく、聞こえていない間、沈黙の時間に眼目した好企画。話し方の間の取り方によって、その人物の性格、年齢、職業がわかるといった冒頭部分から引き込まれました。音声が命のラジオでは、今まではどう音を発するかに全精力を集中してきましたが、間に注目するとラジオの新しい魅力に気づかされました。身近にある生活音の間、さらに、芸術芸能の間も解剖しての番組は「目から鱗」の感動を残しました。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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山梨放送
- 放送日
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2006.5.29
- 時間
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20:00〜(50分)
- 作品内容
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かつて日本は「間(ま)」の文化だった。間を上手に使って情緒を醸していた。しかし現代社会では、間を埋めるために汲々としているように思える。ラジオという音声メディアの特徴を最大限に生かし、間の効用と沈黙について、楽しみながら考察する。番組前半は街頭インタビューやアラーム音、電話の呼び出し音、会話の間などについて実験。後半は和太鼓や落語、俳句など、日本文化の間について考える。日頃の番組制作の反省も踏まえ、BGMや効果音を極力使わずに構成した。
- 出演・スタッフ
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【出演】バカボン鬼塚、渋谷昌三、春風亭昇太ほか【制作】児玉久男、丸茂幸司【構成・演出】山田歩
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