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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
罪の壁 危険運転致死傷罪の23年
- 授賞理由
- 明らかに危険運転とみられるのに危険運転致死傷罪が適用されなかった事例を丹念に取材し、その背後にこの法律を審議した法制審議会の議事録の存在があることを突き止め、有罪率99.9%を誇るがゆえに無難な求刑をする日本の検察の問題にまで迫る、迫力あるドキュメンタリーです。理不尽な思いを抱く遺族の心情に寄り添い、作り手の主張が明確に示されています。
- 部門
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テレビ
- 放送局
-
福井テレビジョン放送
- 放送日
-
2024年5月27日
- 作品内容
-
明らかに危険運転でありながら危険運転致死傷罪が適用されなかった交通事故。その事例を丹念に取材し、背後にこの法律を審議した法制審議会の議事録の存在があることを突き止める。無難な求刑をする日本の検察の問題にまで迫った。 作品動画:https://youtu.be/c0XkJNbqQXg?si=rD12bFcvBOm8S8ar ※ダイジェスト版
- 出演・スタッフ
-
プロデューサー:横山康浩 ディレクター:武澤貴之、青園大亮 取材:菅野佑斗 カメラ&選曲:加藤英一 構成:塩野千景 ナレーター:中村優子 法律監修:吉川奈奈
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
能登デモクラシー
- 授賞理由
- 能登の美しい自然を背景に手書きの新聞を発行する元教師の視点を通して、閉鎖的な地域社会が抱えた問題を鋭く描いています。「言い続けることに意味がある」と語る元教師のことばには唯一、希望を感じます。手書き新聞の読者も増え始めた矢先、能登を地震が襲います。人口減少、ムラ社会、利権と向き合う制作者の一貫した問題意識が感じられる作品です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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石川テレビ放送
- 放送日
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2024年5月26日
- 作品内容
-
能登・穴水町。人口減少、高齢化が進み深刻な状況だが、町議会は閉鎖的で機能不全に陥っている。手書きの新聞を発行する元教師は、形骸化した議会を追及し、徐々に読者の信頼を得ていく。そんな矢先、震災が町を襲う。
- 出演・スタッフ
-
プロデューサー:木下敦子 ディレクター:五百旗頭幸男 撮影:和田光弘 音声:石倉信義 題字/美術:高倉園美 編集・撮影:西田豊和 音楽:矢﨑裕行 出演:滝井元之、滝井順子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
プレミアムドラマ「舟を編む~私、辞書つくります~」
- 授賞理由
- 2012年に本屋大賞を受賞した原作は、過去に映画、テレビアニメ化もされています。その前例にとらわれることなく、原作では脇役の若手編集者・岸辺みどりを主人公に据え、優れた成長物語に仕上げました。本来の主人公であった変わり者の編集者・馬締光也らに影響されながら、長い時間をかけて編まれる辞書づくりの魅力に目覚めていくみどりの姿が共感を呼びます。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
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日テレ アックスオン
- 放送日
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2024年2月18日~4月21日
- 作品内容
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ファッション誌編集部員の岸辺みどり(池田エライザ)は、雑誌廃刊により突然、畑違いの辞書編集部に異動となる。戸惑いながらも上司の馬締(野田洋次郎)らに影響され、辞書「大渡海」を完成させる仕事にのめり込んでいく。
- 出演・スタッフ
-
企画プロデューサー:高明希 プロデューサー:訓覇圭、岡宅真由美、西紀州 原作:三浦しをん 脚本:蛭田直美(第5話共同執筆:塩塚夢) 演出:塚本連平ほか 音楽:Face 2 fAKE 出演:池田エライザ、野田洋次郎、柴田恭兵ほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
情報は誰のもの?~ごみ処理施設と情報公開~
- 授賞理由
- きわめて理不尽で国から違法性さえ指摘される異常な政治手法で進められてきた、福岡県田川地区8市町村のごみ処理施設建設問題に、粘り強く踏み込んで長期取材を重ねた迫力ある告発番組です。施設建設組合長を務める大任町長・永原譲二氏の強引な施策、情報公開の求めを傲岸不遜に切り捨てる露骨な隠蔽工作がまかり通っていく実態をしっかりと追及しました。この国の政治風土の倫理腐敗が、地方においてよりデフォルメされて露呈していることの怖さを実感させる調査報道でした。
- 部門
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テレビ
- 放送局
-
RKB毎日放送
- 放送日
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2024年12月31日
- 作品内容
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情報公開に背を向けた露骨な隠蔽工作など、異常な政治手法で進められた福岡県田川地区のごみ処理施設建設問題。粘り強く踏み込んだ長期取材でその実態を明らかにし、地方に潜む政治腐敗に警鐘を鳴らし告発した。 作品動画:https://youtu.be/4p-i-DjIwgQ
- 出演・スタッフ
-
プロデューサー:豆田秀和 ディレクター:今林隆史 制作統括:高藤秋子 撮影:栗林稔治、両角竜太郎 編集:宿里淳子 ナレーター:植草峻
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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題名のない音楽会
- 授賞理由
- 放送60周年を迎えた長寿番組初の試みとして、18歳以下の子どもたちが集う「未来オーケストラ」を育成。世界的指揮者・山田和樹の導きでオーディション、練習会、演奏会を約10カ月にわたり展開します。世界に届く表現力を意識した思慮深い指導に、みずみずしい感性で呼応する104人。各自が殻を破って成長の音色を奏でた演奏会は、熱い感動に包まれました。MCの石丸幹二による的確な解説も、音楽への理解を深めるアシスト役として伴走。若き演奏家の未来を拓く意義あるプロジェクトでした。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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テレビ朝日
- 放送日
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2025年1月11日、2月8日、22日
- 作品内容
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60周年を迎えた番組初の試みで、18歳以下の子どもたちが集う「未来オーケストラ」を育成。世界的指揮者・山田和樹の思慮深い指導に若者たちのみずみずしい感性が呼応し、感動の演奏会へと結実する。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー/演出:鬼久保美帆 プロデューサー:福田真砂美 ディレクター:三澤隆之、本山崇 構成:中野俊成、亀津雄介、渡邉賢史、飯尾洋一 出演:山田和樹、未来オーケストラ 司会:石丸幹二、武内絵美
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
テレ東の人気企画を世界のテレビ局がやってみた!テレ東スマッシュヒッツ
- 授賞理由
- 「家、ついて行ってイイですか?」をメキシコのテレビ局に、というように、テレビ東京の人気番組の企画を貸し出し、それを現地スタッフが見て、本家スタッフと意見交換するところから、現地で撮影するところまでを密着し、実際に現地で放送された番組を見るという番組。つまりフォーマット販売の過程自体を番組にしたわけです。制作過程に密着することで、それぞれの国の撮影方法や文化の違いがよくわかり、日本のバラエティ番組の作り方の特異性まで見事に浮き彫りになりました。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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テレビ東京
- 放送日
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2024年12月27日
- 作品内容
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「家、ついて行ってイイですか?」や「TVチャンピオン」などテレビ東京の人気番組の企画を、メキシコ、スリランカ、モンゴルの各テレビ局に貸し出し。その制作過程に密着し、実際にどんな番組ができあがるかを追った。
- 出演・スタッフ
-
チーフプロデューサー:小平英希 総合演出/プロデューサー:田中晋也 プロデューサー:安田太地、今井勘太 アシスタントプロデューサー:山田梨花、佐藤弘興 ディレクター:牧佑馬、立野明史、木村諒、佐藤勇哉 構成:北本かつら、辻健一、塚本翔太、瀧澤光春
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
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連続テレビ小説「虎に翼」
- 授賞理由
- 100年前から今もなお続く数多くの社会問題を顕在化させ、ドラマというエンターテインメントの形で広く問いかけた「虎に翼」は、従来の作品とは一線を画す表現で、視聴者の心を掴みました。司法を軸に、ジェンダー、マイノリティなど多岐にわたる差別や不平等に向き合い、戦争や原爆裁判を一歩踏み込んで取り上げ、さまざまな問いを投げかけます。 日本初の女性法曹をモデルとし、力強く人生を切り拓く主人公の猪爪寅子(伊藤沙莉)が、疑問を看過せず「はて?」と繰り返し問う様子からは、声をあげることの重要性が伝わります。一方で、多様な境遇の声をあげられない人々にも光を当てることで、見る人それぞれが物語を現代に生きる自身に引き寄せ、深く考える契機をもたらしました。過去の歴史を題材にしながらも、同時に“今”を映し出した吉田恵里香の脚本は見事でした。 多様な問題に焦点を当てつつ毎回の15分を余すところなく生かした構成、巧みな演者たちの表現、そして細やかな演出と複数の専門家による緻密な考証が内容の説得力を支えています。この奇跡のようなバランスが唯一無二の物語を紡ぎ上げました。時代を画すエポックメイキングな作品の創造性を称えます。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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日本放送協会
- 放送日
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2024年4月1日~9月27日
- 作品内容
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日本初の女性法曹をモデルとした主人公が、自らの道を切り開く生涯を中心に、さまざまな境遇の登場人物が生きる姿を描くドラマ。司法を軸に人権や平等を多様な角度から掘り下げ、現代につながる数々の論点を映し出す。
- 出演・スタッフ
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作:吉田恵里香 音楽:森優太 主題歌:米津玄師 語り:尾野真千子 制作統括:尾崎裕和 プロデューサー:石澤かおる、舟橋哲男、徳田祥子 取材:清永聡 演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉、伊集院悠、相澤一樹、酒井悠
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- フロンティア賞
- 受賞作品
-
radiko(ラジコ)
- 授賞理由
- ラジオ受信機がなくても、パソコン、タブレット、スマートフォンなどを通じて、いつでも、どこでもラジオが聴けるという新しい聴取体験を提供している音声配信プラットフォーム「radiko」。2010年12月から本配信をスタートし、今年15周年を迎えます。 放送エリア外でも日本民間放送連盟加盟ラジオ局の放送コンテンツが聴ける「エリアフリー」、放送時間外でも聴取可能な「タイムフリー」、番組の一部を指定しSNSで共有できる「シェアラジコ」と、リスナーのニーズに応じたさまざまなサービスを展開することで、ラジオの利便性を飛躍的に向上させ、若年層を含む多くのユーザーを獲得しています。ポッドキャストサービスの開始は、音声コンテンツの楽しみ方の選択肢を広げました。 さらに、リスナーやパーソナリティ、制作者同士の地域を越えた交流を生み出すことにも成功し、デジタルシフトによる市場環境の変化のなか、リスナーの動きをリアルタイムで可視化する「リスナーファインダー」「ラジコオーディオアド」といった機能は、ラジオ局と制作現場を活性化させています。 ラジオという従来のメディアにテクノロジーを融合させ、新たな可能性を生み出した功績は大きく、これまでの挑戦に敬意を表します。日本でラジオ放送が開始されてから100周年を迎える2025年、ラジオの創造の世界をより豊かなものとし、さらなる発展への希望を託してフロンティア賞を贈ります。
- 部門
-
その他
- 作品内容
-
スマートフォンやパソコンなどでラジオ番組が聴ける音声コンテンツサービス。ラジオの難聴取の解消や聴取機会の拡大を目的に、2010年3月15日に実用化試験配信を開始、12月1日会社設立、本格サービスをスタートさせた。11年3月11日の東日本大震災時にはエリア制限を解除して、全国で参加ラジオ局の放送を聴取可能にするなど公共性の高い情報支援を行った。19年4月、NHKラジオ第1とFMの配信を開始。20年9月、民放ラジオ全局参加を達成。24年2月にはポッドキャスト機能を追加。全国の民放ラジオ99局とNHKが参加する、時間や場所を選ばず手軽に楽しめる音声コンテンツとして、毎月の聴取者数(MAU:月間ユニークユーザー数)は約850万人以上に達している。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- マイベストTV賞第19回グランプリ
- 受賞作品
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ドラマNEXT「ひだまりが聴こえる」
- 授賞理由
- 難聴によって人と距離を置くことが当たり前になってしまった大学生と、明るくまっすぐな性格の同級生。“ノートテイク”というボランティアの要約筆記を通じて繋がってゆく二人の心情を、繊細なタッチで描いたヒューマンラブストーリーです。視聴者の投票では、「主人公の物語だけでなく、難聴者に対する関心や配慮も描かれていて、愛を感じさせるドラマ」「SNSを通して制作チームと同じ温度で一つの輪になれたような感覚は、忘れられない宝物となった」「タイトル通り、見る人の心に温かさを届けてくれた」「中沢元紀さんと小林虎之介さん、主演二人の飾らない瑞々しい演技が素晴らしかった」といった称賛の声が数多く寄せられ、圧倒的な票を集めました。
- 部門
-
その他
- 放送局
-
テレビ東京
- 放送日
-
2024年7月3日~9月18日
- 出演・スタッフ
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原作:文乃ゆき「ひだまりが聴こえる」(プランタン出版) 主演:中沢元紀、小林虎之介 監督:八重樫風雅、牧野将、原島孝暢 脚本:川﨑いづみ チーフプロデューサー:山鹿達也 プロデューサー:加瀬未奈、藤田絵里花、阿部真士
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 志賀信夫賞
- 受賞作品
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中村耕治南日本放送相談役
- 授賞理由
- 多メディア・多チャンネル化、デジタル化、ネットの伸張といったこの30年あまりのメディア環境の変化のなかで、中村さんは、ローカル民放局のあり方について積極的に発言、実践されてきました。 それらの発信と行動の背景には、南日本放送のキャッチコピー「ふるさとたっぷり」に象徴されるように、地域社会を基点にした公共セクターとしての放送事業という視座があります。その視座からの一貫した言動は説得力があり、系列やメディア組織といった所属や立場を超えて、多くのメディア関係者、研究者らが中村さんのもとを訪れ、その考えに耳を傾ける一方で、中村さん自身が行政関係者や政治家のもとにおもむき、場合によっては苦言を呈することもあったと聞きます。そのような姿でも明らかなとおり、中村さんはローカル民放のみならず、ケーブルテレビ、コミュニティFMなど、コミュニティ・メディアの理論的な支柱でもあり続けました。 日本における数少ないローカル・メディアの理論家、実践家としての中村耕治さんの一連の活動に敬意を表します。
- 部門
-
その他
- 作品内容
-
なかむら・こうじ 1949年福岡県生まれ、鹿児島県育ち。74年早稲田大学政治経済学部卒業後、南日本放送に入社。報道記者として過疎化の進む地域の現実を伝えながら、地方の視座から日本社会の変遷を見つめてきた。90年報道部長就任後、「川」「防災」「食と農」など「地域の暮らしと自然」をテーマにしたキャンペーンを展開。2006年社長就任。「ふるさとたっぷり」を社是に掲げ、地元紙、ケーブルテレビ、コミュニティFMなど地域内のメディアとの連携を進めてきた。18年会長、取締役相談役ののち、24年取締役退任。16年から8年間、民間放送教育協会副会長を務める。現在、鹿児島交響楽団理事長、屋久島環境文化財団理事など。
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