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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
キリンビール KIRIN 一番搾り 糖質ゼロ シリーズ「いい時代篇」「誰が決めたの?篇」
- 授賞理由
- 今の時代、気を抜くとすぐに時代に取り残されてしまいます。人々は働き方改革や生成AIの進歩に必死でついていこうとしますが、その足元で時代が変わっていることに案外気づきません。「糖質とビールのおいしさは無関係」だと言う、ビールにおけるコペルニクス的転回を、それも妻と娘から言われて窮する豊川悦司の姿に、密かに自分を重ねた男性は多いことでしょう。時代の波に軽々乗った常盤貴子と中条あやみの軽やかさも、本CMのシズル感に繋がっていると感じます。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
太陽企画キリンビール電通
- 作品内容
-
ビールを飲もうという時に、娘が差し出したビールは糖質ゼロ。口にする前から不満顔の父親に対して、妻と娘が「糖質とおいしさは無関係なんだから」と痛烈な一言を浴びせる。その爽快さが新時代の気持ちよさに通じる。
- 出演・スタッフ
-
ECD/C:磯島拓矢 PL/C:今井政広、諸橋秀明、姉崎真歩 Pr:平田健一、金子真之助、大石基紀 Dir:吉田善子 撮影:矢﨑よしかつ 出演:豊川悦司、中条あやみ、常盤貴子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
三井住友銀行 Olive シリーズ「通帳の人①」「通帳の人②」「通帳の人 手続きって、“つながり”やねん。」「通帳の人 俺もまとめてんねん。」「通帳の人 そのポイントをくれんのは、誰や?」
- 授賞理由
- いわゆる説得型の広告は、表現のさじ加減がカギを握ります。説教くささや深刻さが過ぎると受け手は心を閉ざしてしまう。とはいえ、当たり障りのない言葉は心に響かない。その点、本作は目の前で繰り広げられる情景を「ほどよく他人事」として捉えることができるつくりが秀逸です。 「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」とはチャップリンの名言ですが、当事者にとっては一大事でも、第三者の目線で見れば取るに足らないことは少なくありません。本作の主人公「通帳の人」は、毎朝の記帳を日課としている極端なキャラクター。親戚一同の冷めた視線や鋭いツッコミに必死に抵抗する彼を引きで眺めることで、ターゲット=「通帳の人たち」はこの状況をおかしみをもって受け止められたのではないでしょうか(選奨委員の数名からは「心が痛い」との声もありましたが)。 技術革新が急速に進むなか、今後も生活者が変化への対応を迫られる局面は幾度となく訪れるでしょう。そんな時代における、CMのあるべき姿とは? 人々の不安に向き合う姿勢、心の緊張を緩めるユーモア、情報過多のなかでも目を引く作り込み……本作から重要なヒントを読み取ることができました。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
東北新社三井住友銀行電通 TUGBOAT
- 作品内容
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【ウェブCM】銀行口座・決済・証券・保険をアプリで一元化し、お金を管理しやすくするサービス「Olive」のCM。毎朝の記帳を欠かさない「通帳の人」が親戚一同からOliveへの切り替えを勧められる様子を描き、スマホ口座の利便性を訴求する。
- 出演・スタッフ
-
CD/PL/C:麻生哲朗 PL/C:小西慶、辻健太郎 AD:加藤建吾 CP:柿沼秀宣 Pr:野中直、田島弘基 Dir:泉田岳 出演:津田篤宏
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- DJパーソナリティ賞
- 受賞作品
-
大窪シゲキ「大窪シゲキの9ジラジ」(広島エフエム放送)パーソナリティ
- 授賞理由
- 「オオクボックス」の愛称で広島の若者から絶大な支持を集める大窪シゲキ。毎週月曜から木曜まで、夜8時から2時間にわたり、中高生に寄り添う「9ジラジ」のメインDJを2007年から務めています。一緒に笑い、一緒に悩む――そんなオオクボックスには何でも話せるリスナーがたくさんいます。時にはスタジオを飛び出し学校の放送室から届けるお昼の校内放送や、卒業シーズンにはリスナーの門出を祝うイベント「9ジラジ卒業式」も恒例に。高校生をスタジオに招いてDJ体験をしてもらう企画も人気です。 アシスタントDJにリスナーOB・OGを迎えるなど、後進も育成。リスナーだけでなくスタッフや先生、大人たちをも巻き込むエナジーやパッション、コミュニケーション力は、若者向け番組を志すパーソナリティや制作者の目標です。これからも若い世代の居場所を若者や仲間たちとともに作り続ける存在であることを期待します。
- 部門
-
ラジオ
- 作品内容
-
おおくぼ・しげき 大阪生まれの46歳。今春25周年を迎えた広島FMの中高生応援番組「9ジラジ」のメインDJ。2004年、広島FMDJオーディションに応募し落選するも、人柄を買われて9ジラジのADに採用、すぐに番組の人気キャラに。しかし、家族の事情により1年で地元大阪に戻る。トラックドライバーをしながらDJスクールに通う日々が2年続いた後の07年、先代退任により、2代目9ジラジDJに就任する。放送だけでなく、中高校生に直接会いに行くのが番組の特徴で、お昼休憩中に行う「出張校内放送」や、校門での「挨拶運動」などは名物企画。22年5月からは高校生をスタジオに招いて、1時間生放送を体験してもらう「高校生DJ」企画をスタート。25年3月末までに、のべ451人出演したすべての高校生が魅力的に思えるのは、大窪の他者肯定力と、番組スタッフの準備の力。10代が参加するさまざまなイベントのMCや、学校での講演会も積極的に実施。広島の中高校生が輝く場所には、大窪シゲキあり!
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ニッポン放送開局70周年記念ラジオドラマ「マミーロード」
- 授賞理由
- ベテラン刑事「チョーさん」と若手女性刑事「半人前」コンビが、認知症の犯人と人生を振り返る旅をすることで見えてくる悲しい秘密。序盤のコント色の強いスピーディな展開から、後半は一転して母と娘の絆の物語へと深まっていくストーリーテリングと、個性的で実力派の出演者たちが織りなす人間模様に、開局記念に相応しいスケールと深い味わいを感じる快作ドラマです。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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ニッポン放送
- 放送日
-
2025年3月4日
- 作品内容
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ベテラン刑事と若手女性刑事のコンビが、認知症を患う殺人犯の女性と人生をたどる旅のロードムービー。コミカルでスピーディな序盤から、やがて母と娘の絆へと深まるストーリーに、豪華キャストの演技が深い味わいを添える大作ドラマ。
- 出演・スタッフ
-
プロデューサー:瀬尾伊知郎、木之本尚輝 ディレクター:大村博史、鮫島愛 脚本:ゴリ(ガレッジセール) 出演:高橋克実、富田望生、神野三鈴、森山良子、松本明子、岡まゆみ、中村まこと、村上航、米良まさひろ、伊藤修子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ウポポイ音楽祭2024 presented by ウポポイラジオ
- 授賞理由
- 日頃、接する機会の少ないアイヌの文化はこれほど魅力に満ちた独自の世界を持っているのかと瞠目しました。アイヌの音楽と言葉の音声を存分に聴かせ、その魅力をたっぷりと味わう1時間。地元FM局としての役割を意識し、初めての人にも伝わるようにスタジオライブの雰囲気で構成。楽器演奏などのコツも紹介し、音声文化を広く伝えた点も評価されました。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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エフエム北海道
- 放送日
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2024年12月15日
- 作品内容
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文字を持たないアイヌ民族の文化を、音楽と早口言葉などの音声で紹介。スタジオライブの雰囲気で構成され、口承文芸や楽器の使い方なども実演する。そのユニークさと豊かな世界を地元FM局らしく、サウンドで余すところなく伝えた。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:高橋教太 演出/構成:矢田晃大、高山秀毅 音響:山田英行 編集:高杉ゆう子 取材:小西義孝 出演:関根摩耶、髙山秀毅 演奏:山道ひびき、木村和沙、桐田晴華、石川明
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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文化放送報道スペシャル「全生園の柊」
- 授賞理由
- 「優生思想」による国の隔離政策で外の世界から完全に遮断され、長きにわたり差別を受けてきたハンセン病回復者たち。今も施設でひっそりと暮らす方たちは重い口を開き、その壮絶な人生を語り始めます。番組には、負の歴史と向き合い風化させてはならないという思いが込められ、私たちに差別を自分の問題として考えられるかを静かに問いかけます。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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文化放送
- 放送日
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2024年10月25日
- 作品内容
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「優性思想」による国の隔離政策で外の世界から完全に遮断され、長きにわたり差別を受けてきたハンセン病回復者たち。今もひっそりと施設で暮らす当事者たちの過酷な体験の証言を通して差別根絶の思いを届けた。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:関根英生 ディレクター:相笠淳一 構成:桐木啓子 出演:長野智子、太田英明
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ラジオドラマ「うっちゃり横綱道 前田山英五郎」
- 授賞理由
- 地元でもその存在が忘れ去られようとしていた、決して優等生とは言い難い愛媛出身のただ一人の横綱にフォーカスし、その波乱万丈な人生をドラマ部分と実在する関係者のインタビューを巧みに織り交ぜて構成。豪快なエピソードの連続、挫折を繰り返しながらも前向きだった生き様を痛快に描き、その魅力的な人物像を浮かび上がらせました。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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南海放送
- 放送日
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2024年5月26日
- 作品内容
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埋もれていた地元出身の横綱・前田山英五郎の物語を発掘。決して優等生ではなかったが、幾度の挫折にもめげず、前向きだった生きざまを、ドラマと実在するゆかりの人々の声を交えて構成し、魅力的な人物像を浮かび上がらせた。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:松下和明 取材/脚本:江刺伯洋 ディレクター/編集:乗松佳洲彦 キャスティング協力:新名真裕美 出演:和田裕介、伊藤篤司、菊池正、大城一郎(八幡浜市市長)、近藤誠二 語り:勝川房子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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ABCラジオぼうさい部スペシャル あの日に学ぶ未来への備え
- 授賞理由
- 阪神・淡路大震災から30年を契機に、災害を経験したアナウンサーやパーソナリティ、専門家の話を交えながら、得られた教訓や次世代に語り継ぐことをリスナーとともに生放送で考えました。発災直後の音声や被災者の証言は貴重で、未来のために、持続可能な社会の実現のために、ラジオに何ができるのかを考えるきっかけとなる番組です。地域住民に寄り添う放送の使命や存在意義を、番組を通じて再認識させることは、地元局の大事な取り組みの一つと言えるでしょう。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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朝日放送ラジオ
- 放送日
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2025年1月13日
- 作品内容
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阪神・淡路大震災から30年を契機に、次世代に語り継ぐ教訓を生放送で考えた。発災直後の音声や被災者の証言などを紹介。地域住民に寄り添う放送の使命や存在意義を再認識させることは、地元局の大事な取り組みである。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:戸谷公一 ディレクター:狩森康伸、村田侑亮 出演:高野あさお、北村真平、島田大、松川杏寧、木戸崇之、菅井智絵、鶴田宏樹、山邑太左衛門、桑原征平、桂文珍、上沼恵美子、桂吉弥、伊藤史隆、小縣裕介
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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KNB報道スペシャル「ふるさとの亀裂~地震と過疎と原発と~」
- 授賞理由
- 能登半島地震の爪痕は今も各所に残っています。この地ではかつて「珠洲原発」建設を巡って住民の対立がありました。過疎の町であったがゆえの原発建設。当時の取材音源も用いて能登の過去と現代を行き来しながら、住民の意識の亀裂を見事に描き出しています。能登の問題を時空間でとらえようとする制作意図が明確で、取材時のスナップ的な音も散りばめ、ラジオドキュメンタリーとしての工夫も見えました。災害視点だけでない個性の光る番組として高い評価を得ました。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
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北日本放送
- 放送日
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2024年5月30日
- 作品内容
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能登半島地震の被災地・珠洲市ではかつて原発建設をめぐり住民が対立していた。一方、原発のある志賀町も被災した。大地の亀裂と住民の意識の亀裂をテーマに、過去の音源も織り交ぜながら、能登の問題を時空間の中で問う。
- 出演・スタッフ
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ナレーション/取材/構成:数家直樹 音声:小塚優 編集:平島健一 音響効果:半澤知宏 整音:本田将人 監修:日笠昭彦 制作統括:河原哲志
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2024.4~2025.3
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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CBCラジオ特集「20年目」
- 授賞理由
- 冤罪事件は遠い過去のものではなく、現在も起き続けています。発達障害を持つ看護助手の女性は、患者殺害の容疑で逮捕され、12年を刑務所で過ごした後、再審で無罪となりました。彼女の20年を振り返り、事件をつぶさにたどることで、再審法改正の必要性がくっきりと浮かび上がってきます。再審までの険しい道を歩いた本人、両親、元新聞記者、弁護士らの言葉が胸を打ち、重要な問題を身近なことに感じさせてくれました。一人でも多くの人に聴いてほしいドキュメンタリーです。
- 部門
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ラジオ
- 放送局
-
CBCラジオ
- 放送日
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2024年5月26日
- 作品内容
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看護助手の女性が患者殺害の容疑で逮捕され、12年服役した。発達障害を持つ彼女は、取り調べで精神的に刑事の支配下に置かれ、虚偽の自白をさせられる。彼女の20年を振り返り、冤罪事件を通して再審法を問うドキュメンタリー。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:藤塚卓洋 構成/ディレクター:森理恵子 取材/リサーチ:太田哲太郎 ナレーション:いのこ福代、加藤由香 協力:秦融、西山美香、井戸謙一、周防正行
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