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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2001.4~2002.3(平成13年度) 第39回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
RCCラジオドラマ「潮騒の彼方から」
- 授賞理由
- 瀬戸内海の自然を守る老漁師と、対立関係にある開発事業の青年技師が人間的交流を重ねるうちに、青年の熱意で老漁師の心が開いていくという感動的な作品です。出演者の好演と象徴的な潮騒の音が印象的でした。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
中国放送
- 放送日
-
2001.11.18
- 時間
-
21:00~(60分)
- 作品内容
-
東京の建設会社で働く稲葉浩介(永島敏行)は、瀬戸内海の漁場改良事業を担当するため広島県に出張するが、海で溺れて入院する。入院先で出会った地元の老人、村上徳三(米倉斉加年)との葛藤と交流を通じて、稲葉は進歩という名のもとに切り捨てられたものの大きさに気づく。自然と技術革新の対立を軸に、2人の人間模様を描く。
- 出演・スタッフ
-
【出演】米倉斉加年、永島敏行【制作】大原健嗣【演出・脚本】三村千鶴
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2001.4~2002.3(平成13年度) 第39回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
墜ちた不死鳥・シーガイア破綻の構図
- 授賞理由
- 巨額の負債を残して倒産したリゾート施設・宮崎シーガイア。でたらめな経営、県との不透明な関係など、倒産への道程を突っ込んだ取材とわかりやすい構成で見事に描きました。宮崎放送の力量と勇気を高く評価します。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
宮崎放送
- 放送日
-
2001.5.27
- 時間
-
15:00~(59分)
- 作品内容
-
観光宮崎の復権をかけた大型リゾート施設、宮崎シーガイアを運営する第3セクター「フェニックスリゾート」は、2001年2月、会社更生法の適用を申請し、倒産した。従業員3000人を数えたシーガイアはなぜ破綻したのか。過大な投資とバブルの崩壊の中で、巨大リゾートでは何が起きていたのか。シーガイア内外の関係者や専門家の証言を元に、リゾート法指定からこれまでの13年間を検証する。
- 出演・スタッフ
-
【プロデューサー】湯浅和憲【制作】紫安伸一
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2001.4~2002.3(平成13年度) 第39回
- 賞名
- DJパーソナリティ賞
- 受賞作品
-
鏡田辰也 ラジオ福島アナウンサー「かっとびワイドほらでたカガちゃん」(ラジオ福島)パーソナリティ
- 授賞理由
- 鏡田の願いはただ一つ「ラジオを聞いてみんな元気になって欲しい」ということ。アシスタントの人柄を巧みにひき出し、聴取者を笑いで応援する番組作りをしています。そのひたむきな姿勢は多くの県民から熱い支持を得ていますし、高齢者の施設訪問をはじめ各種のイベントも、温かい行動力が好評です。不安や孤独感の深いこの時代に、ラジオが人びとの心を開かせ、地域に密着して活性化に役立つことを、あらためて実証しています。
- 部門
-
ラジオ個人
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2001.4~2002.3(平成13年度) 第39回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
CBCラジオドラマ「さびたとびら」
- 授賞理由
- いじめられっ子の弟、ひきこもりの兄、キッチンドランカーの母、痴呆症の祖父。マイナスカードばかり抱え絶望的な状況に置かれた家族が、兄の同級生の(父から虐待されている)少女の来訪によって再生していく物語です。破天荒ながら魅力的な脚本と出演者の好演によって、ラストまで飽きさせない作品に仕上がっています。マイナス×マイナスはプラスに転ずるというドラマのメッセージには、暗い世相にエールを贈る元気さを感じました。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
中部日本放送
- 放送日
-
2002.3.23
- 時間
-
20:00~(60分)
- 作品内容
-
松岡家は、いじめられっ子で友達のいないタツヤ(瀧本富士子)、ひきこもりの兄ツヨシ(鈴村健一)、キッチンドランカーの母ミエ(岡本嘉子)、痴呆の祖父マサナリ(柳生博)の4人家族。マサナリは孫のタツヤに、自分の生きた時代にあった「たいせつなもの」を伝えようとする。また兄の同級生で父親から虐待を受けているレイコ(吉住梢)は、タツヤに「死」について考えるきっかけをつくった。マサナリの死でタツヤの心に現実の世界と対峙する勇気が芽生える。同時に家族の心がもう一度ひとつになり始めた。
- 出演・スタッフ
-
【出演】柳生博、瀧本富士子、鈴村健一、岡本嘉子、吉住梢ほか【制作】羽雁彰【演出】酒井喜久治【脚本】尾関功次
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2001.4~2002.3(平成13年度) 第39回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
野村邦丸の気分はZUNZUN!スペシャル「政党党首焼き鳥談議」
- 授賞理由
- 政界のトップリーダーである各党党首と、ラジオパーソナリティの「焼き鳥屋対談」というユニークな企画に拍手。また昨今の政治の大衆化をラジオ的にとらえた感覚を高く評価します。政治家各氏の素顔やホンネが何となく見え隠れして、つい笑いを誘います。好漢・野村邦丸の率直で飾り気のないキャラクターが随所に生きています。欲をいえば「小泉総理」との対談があったなら、より完全なものになっていたのではないか、と思います。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
文化放送
- 放送日
-
2001.6.18~6.27
- 時間
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16:00~(20分)全8回
- 作品内容
-
小泉政権誕生、都議選、参院選と、2001年の上半期は「小泉劇場」を中心に舞台が回った。舞台を演じた各党党首という役者の本音を探った。パーソナリティの野村邦丸が、党首と個別に酒を傾け、焼き鳥をつまみながら、居酒屋でざっくばらんに語り合う。政策、選挙、時にはプライベートな部分も聞き出している。
- 出演・スタッフ
-
【出演】野村邦丸、各政党党首【制作・演出】嶺岸広枝
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2001.4~2002.3(平成13年度) 第39回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
J-POPスクール~イムジン河2001
- 授賞理由
- 長い間眠っていた幻の名曲がこの番組をきっかけに35年ぶりに甦って、各メディアにとりあげられヒット曲となり多くの人びとに歌われています。発売禁止曲、放送禁止曲となった理由は何なのか。当時の複雑な政治的背景と音楽事情を証言者たちが次つぎと語ります。全篇に流れる「イムジン河」の美しい旋律は若者たちの感動を誘い、年配者層には時代の変遷を痛感させられます。ラジオはまだまだ強力な情報発信基地であることを示しました。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
FM NACK5
- 放送日
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2001.5.25
- 時間
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22:00~(60分)
- 作品内容
-
1968年に発売されたフォーククルセダーズの「イムジン河」は、冷戦時代の朝鮮半島の南北対立という状況の中で発売禁止になり、民放連の“要注意歌謡曲”にもなった。当事者たちに顛末を聞き、また南北接近という新しい環境が生まれつつある中で、この曲を再びよみがえらせようという動きを追う。
- 出演・スタッフ
-
【出演】坂崎幸之助、北山修、松山猛、小室等【制作】田中秋夫【演出】谷朝美
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2001.4~2002.3(平成13年度) 第39回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
サンデースペシャルラジオドキュメンタリー「いつか、旅立つ日へ」
- 授賞理由
- 大阪の児童養護施設「東光学園」に1年がかりで密着取材したという、ドキュメンタリーの基本を確実に実行した秀作です。施設内の子どもの中から、昨年卒園した少女と高校2年の少年にスポットを当て、これまでの心の軌跡を彼ら自身の言葉で綴っていきます。親子の絆を失ってしまった彼らが自立するために懸命に生きていこうとする姿が生々しく伝わってきます。こうした施設で、ともすれば心を閉ざしがちな子どもから真実の声を伝えることができたのは、取材者が長時間かけて彼らと交流し親密になり、彼らに心を開かせた結果にほかなりません。その取材姿勢は大いに賞賛されるところです。改めて親子関係を見つめ直す強いインパクトを与えてくれました。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
毎日放送
- 放送日
-
2001.11.25
- 時間
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20:00~(59分)
- 作品内容
-
2000年3月に児童養護施設を出た夕子(18)は、生まれてすぐに母親が失踪し、父親も育児を放棄、2歳で施設に入った。高校2年の栄一朗は、中学3年の時に父親が病死し、身寄りがなくなって施設に来た。親がいながら充分な愛情が受けられなかった夕子と、愛情ある父親を突然失った栄一朗。彼らは、親によって心にどのような影響を受けたのか。また、周囲の大人や環境で何か変わることができたのか。2人の心の変遷を追う。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター】小堀豊子【取材・構成】今道彰【監修・選曲】安達日出男【技術】駒井竜太郎
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2001.4~2002.3(平成13年度) 第39回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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テレメンタリー2002「見えざるアフガン難民の素顔支援の3ヶ月」
- 授賞理由
- 単身で難民を救援する報道写真家の前に難民部落にもある長老支配の壁があります。彼らのエゴと対決して、必要な人に確実に物資を渡す姿が援助の末端の赤裸々な真実を伝えています。復興支援の困難さも痛感させました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
全国朝日放送
- 放送日
-
2002.3.21
- 時間
-
10:00~(30分)
- 作品内容
-
パキスタン北部には、ウズベク人が迫害を恐れてひそかに暮らす「見えない」難民キャンプがある。支援はなく、さらに新難民も加わった。取材に訪れたフォトジャーナリスト・久保田弘信に、キャンプの長老が怒りをぶつけた。何人もの取材者が支援を約束していったが、誰一人戻ってこない。「自分だけは約束を果たしたい」と、久保田は個人で援助を実行する。そこには、長老支配と新難民への差別があった。
- 出演・スタッフ
-
【ナレーター】渡辺宜嗣【総合プロデューサー】二宮久友【プロデューサー】玉井愛美子、小野寺貢【取材・ディレクター】板倉弘明【構成】石原正礼、野澤悦代
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2001.4~2002.3(平成13年度) 第39回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
にんげんドキュメント「津軽・故郷の光の中へ」
- 授賞理由
- ハンセン病の詩人・桜井哲夫さんは、障害をも生きた言葉(詩)で淡々と受け入れています。その言葉のひとつひとつの響き、輝き。この番組は何度見ても、やっぱり哀しい。でもうれしい。すべての人に見てほしい番組です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
NHKエデュケーショナル
- 放送日
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2002.2.14
- 時間
-
21:15~(43分)
- 作品内容
-
詩人の桜井哲夫さんは、17歳でハンセン病にかかってから、名前を変えさせられ、故郷から遠く離れた施設に隔離されて生きてきた。桜井さんに、60年ぶりに帰郷する機会が訪れる。桜井さんが孫のようにかわいがるボランティアの大学生、金正美さんを連れて故郷に帰る道行きと、故郷の人たちとの交流を、桜井さんの詩を織りまぜながら描く。
- 出演・スタッフ
-
【語り】青木裕子【朗読】糸博【制作統括】井上利丸、山本修平【構成】近藤山子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2001.4~2002.3(平成13年度) 第39回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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新世紀ワイド時代劇「壬生義士伝~新選組でいちばん強かった男」
- 授賞理由
- 新選組一隊士の、家族愛と義に殉じた哀切な生きざまをエピソード豊かに描いて、10時間ドラマに新風を加えました。男のロマンと衝動の熱さが感動的に伝わり、現代に通じる生き方の規範としても共感されます。
- 部門
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テレビ
- 放送局
-
テレビ東京
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
松竹
- 放送日
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2002.1.2
- 時間
-
14:00~(595分)
- 作品内容
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新選組幹部隊士の中でも、資料に乏しく無名に近かった吉村貫一郎の短い生涯に光を当てる。奥州・南部藩の足軽・吉村貫一郎(渡辺謙)は刻苦して藩随一の文武の士と認められるが、凶作続きの藩政下では妻子が養えないと、脱藩して京に走り、新選組に加わる。「人斬り貫一」と恐れられ、「守銭奴」とさげすまれながら、ひたすら給金を家族に送り続ける。妻子を飢えさせぬ、それが彼のすべてだった。
- 出演・スタッフ
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【出演】渡辺謙、高島礼子、内藤剛志、柄本明、竹中直人ほか【プロデューサー】犬飼佳春、野田助嗣【演出】松原信吾ほか【原作】浅田次郎【脚本】古田求ほか
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