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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
助かるもんも助からん~告発・生活保護行政のヤミ
- 授賞理由
- 北九州市で起こった餓死事件を発端とし、生活保護行政のヤミに迫ります。生活保護申請者や市職員の証言、資料を検証した説得力のある告発です。全国的な生活保護行政の再考に一石を投じました。
- 部門
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テレビ
- 放送局
-
九州朝日放送
- 放送日
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2007.5.27
- 時間
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25:40~(55分)
- 作品内容
-
2006年春、北九州市の市営団地でミイラ化した男性(当時56)の遺体が見つかった。男性は2度にわたり市に生活保護を求めたが、受給できずに孤独死した。この事件をきっかけに浮き彫りになった北九州市の生活保護行政。その背景には、生活保護費を増やさないための数値目標があり、相談者に徹底して申請書を渡さない水際作戦が取られていたことがわかった。北九州市の福祉担当者の告白や、生活保護を受けられなかった人の生の声を伝え、あわせて水際作戦の歴史的背景や市長の交代で変化しようとする北九州市の姿も紹介。継続した取材から得た「助けられる人も助からない現実」など、過渡期にある生活保護行政の今を伝えていく。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター】湯浅真由美【プロデューサー】濱田克則【制作】臼井賢一郎【取材・構成】持留英樹【取材】村山宏【撮影】中島知広、太田正樹、田篭淳、岩田圭輔、KBC報道部【音効】郡孝司【編集】日下部早苗【CG】奥尚樹【題字】半田真理子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
揺さぶられる歴史~教科書検定をめぐって
- 授賞理由
- 沖縄戦での集団自決に日本軍の関与はあったのか。教科書検定で削除された集団自決の事実を、軍との関係において丹念に検証しました。軍の駐留のあった座間味島では170人の集団自決があり、駐留を断った前島では自決はなかった事実などの調査報道が光ります。その抑制の効いた問題点の整理と新たな視点に基づく取材は、沖縄の局だからこその誠実さをもって、歴史の書き換えが行われている現在の社会状況に警鐘を鳴らしています。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
琉球放送
- 放送日
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2007.12.28
- 時間
-
17:00~(54分)
- 作品内容
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沖縄戦で肉親同士が殺し合った集団自決は、日本軍による強制や命令のもとで起きた、悲惨な歴史として伝えられてきた。それはまた、「軍隊は住民を守らない」という教訓の根拠のひとつとなってきた。2007年3月、その歴史が教科書検定で書き換えられることになった。この動きに対し沖縄では、検定意見は歴史を歪曲させるものとして、激しい怒りが巻き起こり、県民大会の開催にまで至った。歴史的な抗議運動の動きを追うとともに、集団自決の背景に何があったのかを検証する。そして、数々の矛盾を抱える教科書検定から浮かび上がる意図とは。歴史を書き換えようとする動きの背景を追う。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター】屋良勇作【プロデューサー】仲里雅之【ディレクター】野沢周平【撮影・編集】長嶺岩夫【音声】赤嶺良太【MA】茶畑三男、渡邊弘樹【題字】名嘉一【テロップ】與那嶺千枝
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
映像'07「夫はなぜ死んだのか~過労死認定の厚い壁」
- 授賞理由
- トヨタ工場で残業時間中に倒れ亡くなった内野健一さん。長時間労働が招いた過労死にもかかわらず労働基準監督署は労災認定をしませんでした。番組は、妻・博子さんの孤独な戦いを追い続け、勤務時間の改竄や企業と労基署の癒着を暴いていきます。大企業による労災隠しの実態を描きだし、現代の証言として貴重です。またテレビにとって大広告主でもある自動車業界の実態に敢然と立ち向かった制作者と、放送局の見識を高く評価します。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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毎日放送
- 放送日
-
2007.12.9
- 時間
-
24:30~(60分)
- 作品内容
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過労死・過労自殺の数が毎年増えている。しかし、労災申請しても、その根拠となる長時間労働の証明は遺族に委ねられ、認定は難しい。トヨタ自動車の工場で正社員として働き、30歳で亡くなった男性の遺族を取材し、いまだに解決されない過労死認定の問題点を明らかにする。内野博子さん(37)の夫、健一さんは2001年、残業時間中に倒れ、死亡した。トヨタも当初、過労死を認め、内野さんは労災の認定を申請したが、労働基準監督署はこれを退けた。内野さんの申請はなぜ退けられ、長い裁判を闘うことになったのか。その背景を追うと、大企業で行われていた「労災隠し」の実態が見えてきた。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター】石田敦子【プロデューサー】里見繁【ディレクター】奥田雅治【撮影】廣田智生【録音】大川宏明【編集】土方一輝【VTR】三宅一平【選曲】渋谷安昭【タイトル】森村幸代【助手】上堀内滋朗
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
NHKスペシャル「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争」
- 授賞理由
- 水木しげるの自伝的漫画「総員玉砕せよ!」をベースに、太平洋戦争で、強引な玉砕命令によって「日本人が日本人を殺した」実態に迫り、軍隊組織に内在する思考停止、絶望、人命軽視といった負の側面をえぐり出しました。ドラマ仕立ての構成や、アニメのキャラクターに「おろかしい時代だった」と語らせるなど、視聴者に伝わりやすい形で戦争の愚かさを訴えた手法は巧みです。一人で二役を演じた香川照之の熱演が光りました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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日本放送協会
- 放送日
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2007.8.12
- 時間
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21:00~(89分)
- 作品内容
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昭和46(1971)年冬、漫画家の水木しげる(香川照之)は「ゲゲゲの鬼太郎」などの執筆で忙しい中、無理やり休暇を取って、赤道直下のパプアニューギニアを旅した。水木は昭和18(1943)年、21歳の時に召集され、ニューブリテン島のラバウルに送られた。当時のパプアニューギニアは連合軍に島の半分を占領され、日本軍の敗色は濃厚。水木二等兵は最前線の小隊に配属され、過酷な戦場を生き抜いた。以来、26年ぶりに踏む大地だった。そして、これがそもそものきっかけだった。帰国後、締め切りに追われる水木の周りで、不可解な事件が起きる。行きもしないレストランからは請求書が届き、連れ込み旅館で水木の姿を見かけたと編集者に言われる始末。おまけに水木の行く先々には、夢か幻か、南方の象徴であるハイビスカスの花が咲き誇っている。やがて水木は何者かに押されるように、自身の戦争体験を漫画に描き始める。物語は否応なく、戦友たちが玉砕した「セントジョージ岬」へと進んでいく。「総員」が「玉砕」への道に向かわざるを得なかった、あの理不尽な出来事へ……。
- 出演・スタッフ
-
【出演】香川照之、田畑智子、塩見三省、榎木孝明、嶋田久作、北村有起哉、高田聖子、今村雅美、瑳川哲朗、石橋蓮司ほか【語り】石澤典夫【声の出演】野沢雅子、田の中勇、大塚周夫【制作統括】家喜正男【演出】柳川強【原作】水木しげる【作】西岡琢也【音楽】大友良英【撮影】毛利康裕【音声】浅井英人【音響効果】上温湯大史【照明】木野滋雅【映像技術】吉田孝光【編集】江川雅美【アニメ制作】稲葉卓也、西井育生、松本絵美【美術】鈴木利明【技術】岡本幹彦【CG制作】中澤哲明、大西康仁【美術進行】高島由晴【記録】栗又三奈
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
裁判長のお弁当
- 授賞理由
- 一日二食の弁当を持ち、朝から深夜まで裁判所に籠り、膨大な書類を見つめる裁判長の律儀な日常が描かれます。有罪率99.9%の意味するものは何か。なぜ裁判官は事件現場を踏まないのか。裁判官の人事、転勤人生、思想信条との葛藤にも触れています。映像に神経を使い、コメントからは情緒的な要素は極力削ぎ落とされています。しかし女優・宮本信子の語りのトーンは、制作者の人間と社会を見つめる眼差しを見るものに伝えます。社会の維持安定装置としての裁判制度、そこに修羅場を踏んだ人間の運命・罪と罰のすべてを託すのです。一年後、一般市民が他者を裁く儀式に裁判員として参加します。裁判について深く考え込まざるをえない静かで底の深い秀作です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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東海テレビ放送
- 放送日
-
2007.4.14
- 時間
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12:00~(54分)
- 作品内容
-
裁判官は、原告か被告にならない限り、その肉声さえ聞くことのない遠い存在。法廷内の撮影は、代表取材が冒頭2分に制限、敷地内でカメラを回そうものならすぐさま排除される。しかし、これらの取材制限は裁判所の慣例に過ぎない。一方で、2011年までの裁判員制度導入のため、「開かれた裁判所」を標榜する面もある。日本で初めての半年間にわたる裁判官の長期取材から、裁判所と裁判官の実像に迫る。名古屋地方裁判所刑事一部。天野登喜治裁判長(56)は、パソコンで判決文を打ち続ける。裁判長は、持参した愛妻弁当を毎日昼と夜の2回食べ、日曜と祝日も出勤し、夜10時まで仕事を続ける。新規事件は、毎年400件も積み上がり、同時進行の裁判は100件。増え続ける事件と増員されない裁判官という不均衡の中で、過密な事態が現出している。そこには、現場検証の件数の減少、尋問する証人数の削減など、裁判の合理化、つまり警察・検察への依存が見え隠れする。天野裁判長が裁く嘱託殺人と、退官したばかりの元裁判官、下澤悦夫さん(65)の生き方を通して、「職業裁判官」とは何かを追った。
- 出演・スタッフ
-
【ナレーション】宮本信子、天野鎮雄、庄野俊哉【演出・プロデューサー】阿武野勝彦【ディレクター】斉藤潤一【撮影】板谷達男【VE】西久保雄大【TK】須田麻記子【CG】大坪武志【イラスト】大坪幸【効果】森哲弘【題字】山本史鳳【編集】奥田繁
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- ギャラクシー賞45周年記念賞
- 賞の説明
- ギャラクシー賞制定から45年目の節目を迎え、ギャラクシー賞45周年記念賞を設け特別賞を贈呈するべく、審査会を設置する。ギャラクシー賞授与活動45年をひとつの目安に、永年にわたって放送界に功績を残し貢献された個人・団体を対象とする。 審査会では、各選奨委員会委員から推薦を募り、それを元に論議し、満場一致で永六輔氏に決定した。
- 受賞作品
-
永 六輔
- 授賞理由
- 永六輔氏は、1950年代初期、未だ学生でありながらNHKラジオ「日曜娯楽版」に投稿して放送に興味を持ち、ラジオ界の偉大なる先駆者である三木鶏郎氏に認められ、放送作家・司会者として放送界にデビューした。それから50有余年、半世紀を経てかつ今なお現役として、毎日のラジオに出演している姿は尊敬を超えて驚異である。 ラジオの世界では「昨日のつづき」(当時のラジオ関東)で台本のないフリートークという番組形式を始め、いくつかのテレビ局の開局番組にも携わり、黎明期のテレビ番組制作に大きく寄与した。 日本テレビ「光子の窓」、NHK「夢であいましょう」は、出演者の魅力とともにその構成も忘れがたい思い出となっている方も多いと思う。「遠くへ行きたい」(読売テレビ)に於ける旅番組の原点となる手法を確立した功績は言うを待たない。 しかし、永六輔氏の功績の大いなる点は、50年以上にわたってラジオを基本のメディアとして、発信を続けてきたことであろう。TBSラジオ「誰かとどこかで」は、1967年に始まり全国ネットで、1万1000回を超え、同一パーソナリティが継続して出演する番組としては空前絶後の番組となっている。 70代の半ばを越えた現在も、日本各地を旅し、その幅広い取材と好奇心でラジオの原点であるジャーナリズムとエンタテインメント性をいかんなく発揮し聴取者を引きつけている。永六輔氏ほどラジオの良さを理解し、心底ラジオを愛しているタレントは居ず、余人を持って代え難い存在となっている。ラジオの衰退が懸念される中、彼の発言でラジオの存在意義が支えられている一面があると思われる。 これからのますますのご活躍とご健康を祈念して、この賞を贈る。
- 部門
-
その他
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
-
シリーズ企画「月刊地震ファイル」の放送、および映像教材「ビジュアル版幸せ運ぼう」の制作
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
読売テレビ放送
- 放送日
-
2001.2.16〜 2006. 8.17
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
-
イチオシ!「衝撃シリーズ・生活保護の実態
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
北海道テレビ放送
- 放送日
-
2006.4.17〜
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
-
KBCニュースピア キャンペーン「格差社会ニッポン」内の生活保護問題シリーズ
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
九州朝日放送
- 放送日
-
2006.9.13〜2007.3.7
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
-
萬坊呼子萬坊のいかまんじゅう(シリーズ2本)「イカ食い篇」「黒星篇」
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
T&E萬坊博報堂九州支社
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