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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
イチオシ!「徹底検証 政務調査費」
- 授賞理由
- 数年前から続く「議員と金」に関する調査報道は、札幌市での費用弁償制度廃止など実質的な成果を生みました。「情報公開制度」の活用により多くの疑惑支出を追及し、地方自治のあり方を問う報道活動を評価します。
- 部門
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報道活動
- 放送局
-
北海道テレビ放送
- 放送日
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2007.6.1~2008.2.15
- 作品内容
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数年前から議員報酬や費用弁償、議員の海外視察、議員だけが無料で使える市営駐車場など「議員と金」の問題を積極的に伝えてきた。第2弾として2007年度に集中的に取り上げたのが政務調査費の問題で、夕方のニュースで8回にわたって放送した。領収書の全公開に消極的な姿勢を崩さない北海道議会議員を筆頭に、地方都市の議員たちの中にも「第二の報酬」と呼ばれる政務調査費については不透明な使い方を続けているケースが多数見受けられる。この特集では、道議や札幌市議のほか、今まで検証されなかった旭川や釧路など、道内中核都市の政務調査費についても情報公開制度を利用して詳細に調査。政務調査とは名ばかりの数かずの「疑惑の支出」をあぶり出し、市民たちが地方自治のあり方を問い直す一助となる放送を目指した。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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「どですか!」生き生きまいらいふ
- 授賞理由
- すべて明るく前向きにとらえるプラス思考が爽快でした。レポーターが必ず前屈みになり、お年寄りたちと目の高さを合わせる姿勢もすばらしく、テレビとして貴重です。報道に元気をありがとうと、讃辞を呈します。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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名古屋テレビ放送
- 放送日
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2005.9.30~2011.3.25
- 作品内容
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「高齢者社会」という言葉には悲壮感ばかりがつきまとうが、その主役である高齢者の中には、明るく生き生きとたくましく毎日を生きる人が大勢いる。朝の情報番組「どですか!」において、金曜日の特集コーナーとして、毎回、東海3県に住む80才以上の元気な「ご長寿」にスポットを当て、長生きの秘訣や生きるためのヒントを見つけ、元気を分けてもらおうという企画。2007年9月の時点で、紹介したご長寿は80人を超えた。
- 出演・スタッフ
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【制作】大池雅光【演出】水野潤、村井航
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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製紙各社の“エコ偽装”における一連の報道
- 授賞理由
- 製紙会社社員による内部告発を正面から受けとめ、手間をかけた実験と慎重な取材により、再生紙の古紙配合率がわずか1%に過ぎない事実を突きとめ、製紙会社各社の経営責任に迫り、行政のまともな対応を促しました。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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TBSテレビ
- 放送日
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2008.1.8〜3.11
- 作品内容
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地球温暖化対策や環境への配慮が重要な政策課題としてクローズアップされ、人びとの意識も高まる中、日本で広く流通している再生紙の古紙配合率が偽装されていたことを放送で告発する。製紙会社社員からの情報を基に独自調査を開始。政府や業界など関係者への取材と科学的な検証作業の末、2008年1月に「筑紫哲也ニュース23」で「再生紙年賀はがきに古紙1%」を放送。製紙各社は謝罪し、偽装を公表するに至った。こうした動きを報道するとともに、偽装が起きた背景を取材。「みのもんたの朝ズバッ!」「ピンポン!」「イブニングニュース」などで放送した。
- 出演・スタッフ
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【制作・演出】山岡陽輔、住友洋介、亀掛川佳史、山崎文裕、荒井麻理子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
国の実態調査を実現させた「ネットカフェ難民」キャンペーン報道
- 授賞理由
- ネットカフェで寝泊まりする人が、いくら働いても貧しさから抜け出せない状況を“難民”ととらえ、この新たな貧困層を生み出す社会的な背景の構造に迫りました。1999年の派遣労働の原則解禁を契機に広がった貧困ビジネス、労働者をモノ扱いする大手人材派遣事業者、その違法性を放置した行政の責任。これらの相互関係を白日の下に晒したのは、“ネットカフェ難民”という言葉のインパクトを生かしきった継続的な報道活動の積み重ねです。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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日本テレビ放送網
- 放送日
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2007.1.28〜9.3
- 作品内容
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今、若年層を中心とした貧困が広がっている。家賃が払えずネットカフェで暮らす、事実上のホームレスが急増しているのだ。いくら働いても先が見えない彼らの生活を見つめると、問題の本質は格差ではなく、働いても貧しさから抜け出せない社会の仕組みであることが見えてきた。貧困を生み出している原因の一つが、1990年代後半から一気に広がった日雇い派遣のピンハネの構図だ。貧困にあえぎ、ネットカフェなどを転々とする人を「ネットカフェ難民」と造語。安易な自己責任論で片付けることなく、現代日本の貧困の実相を明るみに出すことを目的に、夕方のニュースおよび2本のドキュメンタリーを放送した。
- 出演・スタッフ
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【制作】智片健二、日笠昭彦【 演出】水島宏明
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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地域回復をめざす報道活動 人情物語 向こう三軒両どなり
- 授賞理由
- 田舎の商店で、熟年のたまり場の健康塾で、能登半島地震後の仮設住宅で、顔を合わせれば立ち話、たくさんつくったおかずをやりとりし、苦労はみんなお互い様の向こう三軒両どなりの人情世界が描かれます。高齢化、過疎化の現実を長く撮ってきたベテラン制作者コンビが織りなすカメラと音の絶妙な呼吸が、ニュース枠のわずか数分で、近所づきあいによる共同体再生の確かな手がかりを提示します。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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テレビ金沢
- 放送日
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2006.7.10〜2008.3.20
- 作品内容
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昔は町内で顔を合わせれば立ち話、たくさん作ったおかずあげたりもらったり。井戸端会議はそこかしこで開かれていた。今は在宅でも鍵をかける家が増え、回覧板も黙って玄関先に置いていく。凶悪な犯罪、振りかざされる個人主義、権利。ゆがんだ社会の根底にあるのは、近所づきあいの崩壊なのではないか。死語になりかけている「お互い様」が再び多く聞かれる社会を目指して制作している。取材スタッフは、カメラ兼ディレクターと音声兼ディレクターの2人組。日常業務の間に何度も取材先へ足を運び、昼寝をさせてもらえるくらいの付き合いになった頃から本音取材が始まった。慌しい夕方のニュース枠で伝える“方言たっぷりの人情物語”は違和感もあったが、回を重ねるごとに定着、月1本のペースで計23本放送した。
- 出演・スタッフ
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【制作】本秀一【演出】辻本昌平、中崎清栄
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
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STVニュース「北海道・ニセコ町の果実酒問題」をめぐる一連の報道
- 授賞理由
- 「ふきのとう」という素朴な名前のペンション主人の疑問が国をも動かした痛快な顛末です。趣味で作った果実酒を家で飲んだらOKなのに宿泊客に飲ませたらアウト、酒税法違反。時代に合わない法律の規制緩和のために彼は署名運動に立ち上がり、全国的広がりもみて、ついに税制改正大綱ができあがります。この報道が価値あるのは、ヒマな役人がサイトを睨んでふきのとうをいわば見せしめにした日から、丹念に彼らに寄り添って経緯を報道したこと。糾弾といったヒステリックな伝え方をしていないこと。けれどスッポンのように喰い付いて離れないしつこさがユーモラスでさえあって、笑いも誘うのです。疑問をもったら声を出す、庶民の勝利です。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
札幌テレビ放送
- 放送日
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2007.5.3〜9.18
- 作品内容
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一連の報道のきっかけは北海道・ニセコ町のペンション「ふきのとう」からSTVの報道部に送られた1通の手紙だった。手紙は30年近くもペンションが宿泊客らに振舞っていた自家製の果実酒について税務署から「酒税法違反」の指摘を受けて処分をすることになったというもの。取材を始めると「酒税法」という明治時代からの古い法律の矛盾点が見えてきた。 夕方ニュースで12回にわたって放送。 ペンションが投げかけた「果実酒問題」という波紋はしだいに広がりを見せ、町にとどまらず北海道全体に、さらには国会や財務省・内閣府といった行政へと広がり続ける。内閣府では、この問題は無視できないと判断して当該のペンションやニセコ町役場でヒアリングを実施。酒税法の規制緩和を進めるために財務省側と強力に折衝していくことを約束。内閣府が実際に現地へ出向き、調査を実施するのは、極めて異例とのことである。
- 出演・スタッフ
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【制作】真鍋浩史【演出】山谷博
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ユーポス企業(シリーズ3本)車買います「Nタイプ」「スポーツカー」「ファミリーカー」
- 授賞理由
- 往年の名車たちの変遷をたどる映像に、多くの視聴者が「おお!」と感慨に浸ったことでしょう。そこに突然車だん吉の登場で、視聴者は今度は「おおっ!?」となったのでは? 意表をつくオチで楽しませてくれた作品です。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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創造ユーポス大広
- 作品内容
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ラヴェルの「ボレロ」をバックに、シンプルな空間で、数かずの国産名車が生産された年式とともに紹介される。最後に回転しながら現れたのは、タキシード姿で横たわる1943年式の車だん吉。「だん吉以外の『車』、高く買います。」と、いろいろな車を買い取る姿勢を、インパクトある表現で訴求する。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
桃屋ごはんですよ!(シリーズ2本)「鬼太郎と目玉おやじ篇」「鬼太郎とネコ娘篇」
- 授賞理由
- なるほど、長寿CMもこういうリニューアルの方法があったのですね。鬼太郎と目玉おやじとネコ娘がキャラクターに加わり、彼らが三木のり平に変身してしまうとは……トーン変えずにイメージ新鮮。いや恐れ入りました。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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Saiplus桃屋読売広告社
- 時間
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(30”)
- 作品内容
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アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみのキャラクターたちが「ごはんですよ!」を食べると、顔が徐々にのり平に変化。それでも最後は食卓で楽しくご飯を食べる。長年親しまれているキャラクター同士のコラボレーションで、アニメの手法では珍しい「モーフィング」を取り入れ、コミカルに表現した。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ベネッセコーポレーションたまごクラブ・ひよこクラブ・こっこクラブ「ママの誓い篇」
- 授賞理由
- 育児誌としての自信と誇りが表現された作品です。初心者ママたちの微妙な想いを掬い上げて、しかも共感を普遍的なものに仕上げています。それは受け手に積極的に向き合う企業の姿勢と映り、好印象です。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
東北新社ベネッセコーポレーション博報堂
- 時間
-
(60”)
- 作品内容
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新たな決意をする女性。ため息は1日3回まで。食べることを大事にする。きたない言葉は使わない……。それら一つひとつの約束は、赤ちゃんを育てるママとして、できるだけ成長しなくては、という自分自身への願いだった。「だって、きみがあたしを見ているから」。母親になったことで生じる気持ちの変化を描くことで、子育てにかかわる母親たちの気持ちをいちばん理解している育児雑誌であることをアピールする。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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トクホン「ハリコレ(秋冬)」
- 授賞理由
- 日常的な商品特性とはかけ離れたファッションショーの意外性が抜群。映像と音声も本格志向だからこその“笑撃”もありました。パロディで心を躍らせ、コピーで商品を印象付ける爽快な作品です。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
レモンカンパニートクホン電通
- 時間
-
(30”)
- 作品内容
-
ファッションショーの舞台に登場するのは、主婦に扮したモデルたち。灯油のポリタンクを運んだり、子どもを抱きかかえたりと、家事を連想させるウォーキングをしながら、最後には、こった肩や腰に貼ったトクホンをシャープなポージングで見せる。驚くファッション評論家。ショーはパリコレではなく、「ハリにはこれ」を略した「ハリコレ」だった。わかりやすいダジャレを軸に、印象に残る表現で、主婦層や若い世代にもブランドや商品名を認知させる。
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