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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2008.4~2009.3(平成20年度) 第46回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ETV特集シリーズBC級戦犯 第一回「韓国 朝鮮人戦犯の悲劇」第二回「“罪”に向きあう時」
- 授賞理由
- これまでもっぱら戦争の犠牲者とされてきたBC級戦犯の描写を超え、戦争の犯罪性を問う番組となっています。過去の過ちへの反省が自分の生きる糧だとした元戦犯たちの、高潔で力強い自省の精神に心打たれます。
- 部門
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テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
-
2008.8.17,8.24
- 時間
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22:00~(90分)
- 作品内容
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第2次世界大戦後、捕虜虐待や住民殺害などでBC級戦犯に問われた約5700人が連合国によって裁かれた。うち、処刑された人は934人におよぶ。韓国では長年、BC級戦犯は対日協力者であるとして冷遇されてきたが、終戦後60年以上経った2006年、名誉が回復された。処刑された中には23人の朝鮮半島出身者も含まれている。捕虜虐待の罪に問われ、20年の有期刑を受けたイ・ハンネさん(83)は「日本人の場合は自分の国のために戦って死んでいくという心のより所がある。私たちにはそれすら求めることができない」と、辛い心情を吐露する。日本の戦争に動員され、戦犯として裁かれた朝鮮半島出身者の過酷な運命を見つめる。一方、ニューギニアで敵ゲリラの殺害などに関与したとされ、20年の有期刑を受けた飯田進さんは、「戦犯に問われてはじめて、あの戦争とはいったい何だったのか。それを考えに考える」と語る。橋本和正さんのおじは、マレー半島で中国系住民を殺害したとされ、29歳で処刑された。橋本さんは、日本軍によるアジアでの住民虐殺に関する研究書におじの名を見つけ、数年前から仕事の傍ら、おじの足跡をたどるようになった。「勝者の裁判」といわれるBC級戦犯裁判では、何がどう裁かれたのか。元BC級戦犯とその遺族を取材し、「戦争という犯罪」の意味を考える。
- 出演・スタッフ
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【語り】長谷川勝彦、小野卓司【制作統括】塩田純【ディレクター】渡辺考、大森淳郎【撮影】地主浩二、石原徹也【音声】小関孝、福田広幸、川添秀芳【編集】吉田秋一、佐藤友彦、鈴木良子【音響効果】細見浩三【映像技術】眞舩毅、坂田浩之
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2008.4~2009.3(平成20年度) 第46回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ゆりかごは問いかける 赤ちゃんポストの一年
- 授賞理由
- 永田町まで巻き込む大きな話題となった「赤ちゃんポスト」を軸に、里子や養子など家族のかたちを描いた視点は秀逸でした。個人が育てられない命も、社会には代わって育てる義務があると語る看護師長の微笑に慈愛が溢れます。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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熊本県民テレビ
- 放送日
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2008.5.31
- 時間
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15:00~(55分)
- 作品内容
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2007年5月、熊本市の慈恵病院に、国内初の「赤ちゃんポスト」が設置された。養育できない子どもを匿名で受け入れる施設だ。しかし、設置をめぐっては「命を救える」と評価する意見がある一方で、「育児放棄を助長する」と反対の声も根強い。「こうのとりのゆりかご」と名付けられた赤ちゃんポストに、わが子を託そうと考えていた女性。その望まない妊娠とは、いったいどういうものであったのか。 また、「ゆりかご」に入れられる子と同じ境遇の置き去り児の実態とは。そして、過去に親から棄てられた子は、成人になって、その事実をどう受け止めているのか。さまざまな観点から「赤ちゃんポスト」の意味を考える。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター・ディレクター】佐藤史依【プロデューサー】平田毅【撮影】緒方信昭【編集】立花正生【ミキサー】友成博文【音効】椎葉弘【タイトル】林淳二
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2008.4~2009.3(平成20年度) 第46回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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SBCスペシャル「福太郎の家」
- 授賞理由
- 既成の価値観から外れた子育てを、昔ながらの門前町の住民がとまどいつつ支える映像は、なんとも不思議な味わいでした。結婚、同居をせず育児だけする父親の姿は、新しい家族の絆を考える呼び水になりそうです。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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信越放送
- 放送日
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2008.5.29
- 時間
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19:00~(54分)
- 作品内容
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長野県・善光寺の門前町である長野市西之門。2歳の福太郎は母親のたまちゃん(38)と、その友人・あや(31)と3人で暮らしている。築100年を超える家に住み、生活はつつましく、生き方は自然体だ。高齢化が進み、小中学生がいなくなった西之門では、福太郎を目当てに近所の住民が入れ替わり立ち替わり家にやってくる。父親のケンイチ(31)は結婚も同居もしていないが育児には参加する。既成の価値観にとらわれない生き方は理解されにくいが、多様な人間関係が子育てを支え「生きる力」を育んでいる。福太郎の家の雑多な人間模様を見つめ、新しい生き方・価値観と、古い街に受け継がれる昔ながらの生活感が織りなす不思議な世界から、人と人とが絆を深め支え合い生きていく姿を追う。
- 出演・スタッフ
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【語り】ayako_HaLo【統括プロデューサー】岩井まつよ【プロデューサー】善財優、野沢喜代【構成・撮影】手塚孝典【クレーンカメラ】原隆、滝沢義三【編集】和田秀一【CG】清水瞳【MA】塚田敏康
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2008.4~2009.3(平成20年度) 第46回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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聞いてくたい~きょうも笑いに来ました
- 授賞理由
- 演者も観客もお年寄りの御供田幸子一座。御供田さんの掛け合い漫才は、高齢者の視点からの社会風刺に満ちています。一座が生きがいという観客の語りは、掛け合い漫才よりも饒舌に高齢者の喜怒哀楽を表現しています。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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テレビ金沢
- 放送日
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2008.5.29
- 時間
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15:53~(55分)
- 作品内容
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「婆ちゃんコント」が人気のボランティア劇団・御供田幸子(ごくでんさちこ)一座の公演は連日、老人で超満員。笑いを求めるお年寄りの中には、加齢臭を消そうと消臭剤を使う人や、気晴らしの買い物で自宅がゴミ屋敷化した女性など、誰もが老いの孤独と向き合っている。座長の御供田さんも、着付けを担当する85歳のおばの物忘れが気がかりだ。笑いを求めて「婆ちゃんコント」に集まるお年寄りたちの暮らしと胸のうちを取材し、現代に生きるお年寄りを見つめる。
- 出演・スタッフ
-
【ナレーター】小山茉美【プロデューサー】本秀一【構成】蔵宏太朗【ディレクター・撮影】辻本昌平、中崎清栄【ミキサー】浜元瑞樹【音効】竹内陽【題字】西村青鳳
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2008.4~2009.3(平成20年度) 第46回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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特集ドラマ「お買い物」
- 授賞理由
- 老夫婦が田舎から電車を乗り継いで渋谷にやってきます。思い出の詰まった東京、そこで手に入れた高級中古カメラ、迎えにきた孫娘との会話……。すべてが自然体で進行し、高齢者の気持ちの高ぶりが心に響くように描かれています。また渋谷という現代の都会の断面が、老夫婦の目を通して巧みに描写されています。久米明と渡辺美佐子の絶妙な演技が、脚本、演出、カメラ、音楽と見事にシンクロ、完成度の高いドラマを作り上げています。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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日本放送協会
- 放送日
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2009.2.14
- 時間
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21:00~(73分)
- 作品内容
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福島で暮らすおじいさん(久米明)とおばあさん(渡辺美佐子)の元にダイレクトメールが届く。中古カメラの見本市が東京・渋谷で開かれるというのだ。若い頃、カメラが趣味だったおじいさんは、東京へ行こうと言い始める。おばあさんは反対していたが、しぶしぶ一緒に上京する。老夫婦にとって20年ぶりの東京は、コーヒーショップでジュースを飲むのにも一苦労だ。中古カメラ市にたどり着いたおじいさんは、往年の名機・コンタックスを見つける。予算オーバーでホテル代がなくなった2人は、東京で暮らす孫娘(市川実日子)の家に泊まることに……。
- 出演・スタッフ
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【出演】久米明、渡辺美佐子、市川実日子、山口美也子、山中聡、志賀廣太郎ほか【制作統括】遠藤理史【演出】中島由貴【作】前田司郎【音楽】BANANA【撮影】望月英邦【音声】高橋英明【技術】菱木幸司【編集】石川真紀子【照明】牛尾裕一【美術】太田礼二【美術進行】萩原春樹【音響効果】巽浩悦【映像技術】片岡直行
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2008.4~2009.3(平成20年度) 第46回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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映像'08「彼女は嘘をついたのか」
- 授賞理由
- 一度犯人と疑われると供述証拠だけで有罪となり、人生を狂わされてしまう“痴漢裁判”の危うさを、丹念な取材で浮き彫りにしました。今春、最高裁が初の逆転無罪判決を下すなど、痴漢事件が冤罪である可能性への社会的理解が深まっており、視点の先見性も光ります。とくに「被害者」と主張する女子高生への接触は、問題の核心に迫る重要な要素で、番組の客観性を担保し、過不足ない取材を視聴者に印象づけました。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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毎日放送
- 放送日
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2008.9.14
- 時間
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24:30~(60分)
- 作品内容
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満員電車の中で、男性に対し、目の前の女性から発せられた「痴漢です」の声。濡れ衣を着せられた男性の人生は、その日を境にめちゃくちゃになったーー。痴漢は大勢の中で行われるが、実は誰も見ていない。そんな、密室犯罪にも似た状況ながら、裁判官は判決を下さなければならない。ゆえに、痴漢冤罪は生まれるべくして生まれる、といわれている。国内での痴漢冤罪のいくつかの実例を横糸に、汚名を晴らすために、自分を有罪にした裁判のやり直しを求めた男性を縦糸に、痴漢冤罪の現状を問う。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター】西靖【プロデューサー・ディレクター】里見繁【撮影】古東千曲【録音】田中徳朗【編集】西村周也【選曲】渋谷安昭【タイトル】森村幸代、渡邉紀子【VTR】大塚直哉【助手】南埜耕司、木村宜正
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2008.4~2009.3(平成20年度) 第46回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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光と影~光市母子殺害事件 弁護団の300日
- 授賞理由
- 弁護団の立証・主張に対して、“非常識”“鬼畜”など前代未聞のバッシングがとび交った光市母子殺害事件。そうした集団的過剰同調の嵐の中で、あえて弁護団に密着取材し、苦渋の活動を追い、公正・中立の立場から少数意見擁護を貫いた勇気ある構成に敬意を表します。危険な世論形成に加担しがちなテレビ報道に警鐘を鳴らすと同時に、裁判員制度への重い提言をも含む優れた問題提起は称讃に値します。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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東海テレビ放送
- 放送日
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2008.6.7
- 時間
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14:00~(55分)
- 作品内容
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1999年4月、山口県光市で母子が殺害され、当時18歳の少年が逮捕された光市母子殺害事件。一審、二審とも無期懲役の判決が下されたが、最高裁は「死刑を選択しない十分な理由はない」と審理を広島高裁に差し戻した。そこで21人の弁護士が集い、この事件を再調査する。弁護団が見たものは、流布された凶悪な被告ではなく、精神年齢の低い青年像だった。被告は、殺意はなく、強姦目的でもなかったと、弁護団に告白する。しかし、感情的な空気の中で、世論は「荒唐無稽な供述」「死刑が恐くなって事実を翻した」と被告を非難、弁護団は「鬼畜」と激しいバッシングを受けたーー。弁護団の内部にカメラを入れ、新事実を法廷に開示しながら、事実に近づこうとする弁護士たちの姿を通じて、裁判とは何か、刑事事件弁護とは何かを追う。裁判員制度の施行を目前にして、裁くことの重みを考える。
- 出演・スタッフ
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【ナレーション】寺島しのぶ、天野鎮雄、間瀬礼章【プロデューサー・演出】阿武野勝彦【ディレクター】斉藤潤一【撮影】岩井彰彦、村田敦崇【音声】来栖睦巳【編集】山本哲二【効果】久保田吉根【TK】河合舞【CG】丸山弘樹【題字】山本史鳳【車両】酒井良典
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2008.4~2009.3(平成20年度) 第46回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
ハイビジョン特集「“認罪”~中国 撫順戦犯管理所の6年」
- 授賞理由
- 中華人民共和国が日本人戦犯に対して行った「認罪」――処刑するのでなく、一人一人に罪を自覚・告白させ、謝罪に至る過程を踏ませることです。その間の食事や生活は厚遇されました。日本軍の残虐行為を知る戦犯管理所職員たちが、かつての敵への奉仕に耐えきれず、転出・辞職を希望したのも当然でしょう。しかし、日本人戦犯たちもまた、自らの行為を想い起こし、その罪と向き合ったのです。周恩来首相が自ら指揮したこの認罪方式では、一人の死刑・無期懲役もなく、大半が不起訴処分でした。未公開資料の発掘と抜群のインタビュー編集は、知られざる特異な戦後処理を教えてくれました。戦犯と管理所職員がこもごも語る往事に、新生中国の理想が見えます。米ソ冷戦・朝鮮戦争を見すえた周恩来の卓抜な国際政治戦略に、今更ながら脱帽です。半世紀たった今、貴重な当事者の言葉を番組は引き出しました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
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NHKエンタープライズ,テムジン
- 放送日
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2008.11.30
- 時間
-
19:00~(110分)
- 作品内容
-
1945年の太平洋戦争終戦から5年。シベリアに抑留されていた日本人捕虜たちが突然、移送される。長い移動の末、たどり着いたのは中国・撫順の戦犯管理所だった。ある日を境に「戦犯」として扱われるようになり戸惑う捕虜たちだが、中国側の扱いは意外にも寛大であった。しかし3年後、彼ら日本人戦犯は「認罪(にんざい)」、つまり自らの罪を認めるよう求められる。認めるべきか、否認すべきか。収容所内は疑心暗鬼が支配し、上官を告発する者、自殺する者が相次ぐ。認罪を厳しく要求しながら、BC級戦犯裁判の場では寛容な判決が出された。それは、中ソ関係が悪化していく情勢のなかで、日本との国交回復を図ろうとする周恩来首相の国際戦略でもあったーー。認罪を求められた日本人戦犯たちは、収容所の中で何を思い、どのような日々を過ごしたのか。中国側の未公開資料を掘り起こし、元日本人戦犯たちと元管理所職員の証言によって真実に迫る。
- 出演・スタッフ
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【語り】高橋美鈴【制作統括】堤啓介、矢島良彰、大門博也【取材】内山直樹【ディレクター】中村豊【撮影】毛利立夫、小口修一【音声】亀山年弘、丸山博光【編集】藪下一也【映像技術】角田丈太朗【音響効果】河原久美子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
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KBC水と緑のキャンペーン「シリーズ玄界灘~恵みと異変2007」
- 部門
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報道活動
- 放送局
-
九州朝日放送
- 放送日
-
2007.5.4~2007.8.4
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2007.4~2008.3(平成19年度) 第45回
- 賞名
- 奨励賞
- 受賞作品
-
シリーズ 産科医療のこれから
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
関西テレビ放送
- 放送日
-
2007.9.5~2008.3.4
ページ: 217 / 518