検索結果: 5314 件マッチしました
ページ: 203 / 532
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2010.4~2011.3(平成22年度) 第48回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
口蹄疫発生から終息宣言までの一連報道
- 授賞理由
- 2010年4月20日に発生が確認された口蹄疫は、29万頭の殺処分に至る甚大な被害を畜産王国・宮崎にもたらしました。家畜への感染拡大を避けるべく消毒を徹底しながら取材を続け、畜産農家の悲鳴にも似た窮状を伝え、法律の不備や国の対応の遅れを追及しました。地元の未曾有の危機を報じるのは放送局の当然の務めとはいえ、テレビだけでなくラジオやイベント、啓発スポットまで含め、全社一丸となった地方局の訴求力の分厚さに脱帽です。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
宮崎放送
- 放送日
-
2010.5.22〜8.28
- 作品内容
-
2010年4月、国内で10年ぶりに家畜伝染病である口蹄疫の発生が確認された。宮崎県中部で発生された口蹄疫は猛烈な勢いで感染が拡大し、29万頭もの牛、豚が処分される事態となった。ウイルスとの闘いは4か月にも及び、県によれば被害額は2350億円にのぼった。グローバル化が進む現在では、どこで発生してもおかしくない状況だったと関係者は指摘する。しかし、日本の口蹄疫に関する法律は60年前のままであった。国と自治体のリスク管理の甘さが露呈した災害である。地元メディアとして危機に瀕した畜産王国の実態を追うとともに、将来の教訓とするため、口蹄疫をめぐる様々な動きを夕方のニュース枠で38回の企画ニュースとして放送したほか、報道特別番組など5本を放送した。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2010.4~2011.3(平成22年度) 第48回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
「がん患者、お金との闘い」2007年〜2011年 一連の報道
- 授賞理由
- 今や2人に1人ががんになる時代と言われますが、がん患者にとってのお金の問題はあまり取り上げられてきませんでした。医療の進歩とともに抗がん剤も高額になり、患者と家族の生活を圧迫しています。北海道伊達市の金子明美さんから寄せられた切実な訴えを真正面から受け止め、4年間にわたって掘り下げました。貯金はやがて底をつき、生活保護を受けるために離婚する女性もいます。がん保険に入っていても、治療費が十分まかなえるとは限りません。誰もが身につまされる経済的な問題を提起し、出版との連動で国や保険会社まで動かした粘り強いキャンペーンは、まさに報道活動のお手本と言えます。2人の女性プロデューサー、ディレクターの仕事という点も特筆できます。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
札幌テレビ放送
- 放送日
-
2007.5.29〜2011.3.16
- 作品内容
-
報道のきっかけは、報道部にかかってきた1本の電話だった。電話の主は道内に住む金子明美さん(39)で、「がん患者の支援、とくに経済的な支援を求めて、北海道の条例制定を請願する」というものだった。サラリーマンの夫と2人の子を持つ金子さんの暮らしを伝える一方、取材班はアンケートを実施。すると、いまのがん治療は抗がん剤依存で、悪化するたびに高額な薬に切り替えなくてはならないこと。がん保険に入っていても通院治療には十分な補償が出ないこと。高額医療費制度を申請しても審査の間は患者が立て替えなくてはならず、お金のやりくりに行き詰まること、といった現実が見えてきた。ごく普通のサラリーマン家庭が、ごく一般的ながん治療によって、経済的に追いつめられている。保険会社や厚生労働省への取材を重ね、現実に見合った改善策を探るとともに、医療費について社会全体への議論を喚起することを目的とした。取材は夕方のローカルニュースで逐次放送し、5本のドキュメンタリー番組を制作。放送は4年間で30回を超えた。
- 出演・スタッフ
-
【制作】勝嶌早苗、佐々木律
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2010.4~2011.3(平成22年度) 第48回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
東日本旅客鉄道MY FIRST AOMORI(シリーズ8本)「トーキョー篇」「恋篇」「ねぶた篇」「居酒屋篇」「新青森駅篇」「開業篇」「デート篇」「旅立ち篇」
- 授賞理由
- 美しい風景、壮大な祭り、すてきな人々など青森の魅力を活かし、「新青森」開業に向けた盛り上がりをドラマ仕立に展開。「東北新幹線で青森に行ってみたいな」と思わせる力を持った作品に仕上がっています。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
ピクト東日本旅客鉄道ドフ,電通,一倉広告制作所
- 時間
-
(240”)
- 作品内容
-
青森のとある駅で働くことになった東京出身の新人駅員(三浦春馬)。人を出身地で呼ぶ先輩(吉幾三)につけられたあだ名は「トーキョー」。初めての青森との出合い、やがて抱く恋心を青森の美しい風景をバックに描きながら、東北新幹線新青森駅開業への期待感を高める。トーキョー以外の出演者は青森在住または出身者で撮影した。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2010.4~2011.3(平成22年度) 第48回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
パナソニックエボルタ「東海道五十三次」
- 授賞理由
- 転んでも、スリップしても走り続ける健気なミニロボット君に思わず頑張れと感情移入、ゴールシーンでは同行したスタッフとともに感動して涙がにじみます。ネットとも連携したハラハラCMに高評価が集まりました。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
ハットパナソニック博報堂アーキテクト
- 時間
-
(180”)
- 作品内容
-
充電式エボルタを動力源に動くロボット「エボルタくん」を製作し、東京・日本橋と京都・三条大橋を結ぶ東海道500キロを走らせた。走るには1日10キロ程度のノルマがあるが、許された充電は1日1回のみ。電池切れによるリスクを背負いながら、けなげに走り続けるエボルタくんだが、箱根の山登りや峠越えなど難所も多く、マシントラブルも発生。そのチャレンジの様子は毎日ユーストリームで生中継された。いつしか沿道には応援する人の姿が。エボルタくんとスタッフ一同が成し遂げたチャレンジの歩みを、ツイッターで寄せられる激励のメッセージを織り交ぜながらつづる。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2010.4~2011.3(平成22年度) 第48回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
パイロットコーポレーションフリクション「変更の多い会社」
- 授賞理由
- 画期的な消せるペンの商品特性を的確に、かつユーモラスに表現しました。即断力に欠ける日本の企業体質への風刺も効いています。登場する会社のような結末にならぬよう、CMの警告に耳を傾けたいものです。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
エムワンプロダクションパイロットコーポレーション電通
- 時間
-
(30”)
- 作品内容
-
重々しい空気の会議室。主任が次回の定例会を提案するが、出席者の予定が合わず、日時がころころ変更される。決まりかけた瞬間、事態は思わぬ展開にーー。ビジネスの予定は変わりやすいという、訴求対象が共感できるモチーフで、消えるペン「フリクション」の便利さをユーモラスに描く。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2010.4~2011.3(平成22年度) 第48回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
名古屋テレビ放送メ〜テレ 企業(シリーズ14本)「政治ニュース篇」「再放送篇」「サスペンス篇」「メロドラマ篇」「情報番組篇」「野球中継篇」「料理番組篇」「感動アニメ篇」「平日のテレビ篇」「深夜のお笑い番組篇」「昼ドラ篇」「バラエティ番組篇」「ラブシーン篇」「サッカー中継篇」
- 授賞理由
- 14本シリーズの中に、誰もが一度は体験したことがあるような光景がユーモアを交えて丁寧に表現されています。テレビにまつわる日常の一コマを15秒で描ききった制作者の視点はテレビの地域での在り方も捉えています。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
エジソンライトハウス名古屋テレビ放送電通中部支社
- 時間
-
(210”)
- 作品内容
-
居酒屋のカウンターで野球中継を見ながら「オレが采配すれば日本一だ」ひとりごちる。ニュースを見て総理大臣に説教したり、大人がアニメで涙したり、家の近所が映るとちょっとドキドキしたり。休んだ日のテレビは、なんか新鮮だーー。テレビを見ている人のつぶやきや仕草をとらえ、誰もがあるある、と共感できるさまざまなシチュエーションを表現することで、テレビを見ることの楽しさ、そして身近にあるテレビを再認識してもらうのがねらい。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2010.4~2011.3(平成22年度) 第48回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
トキワトキワ鉛筆「伝えたい」
- 授賞理由
- 書くだけの道具でない鉛筆の魅力を、深く心にしみる表現で映像化しました。ろうの映画監督が伝えようとする想いも、鉛筆で描かれた世界観によって温かく伝わります。モノと人の関わりの原点を考えさせる秀作です。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
中部日本放送トキワ
- 時間
-
(120”)
- 作品内容
-
自作映画を撮り続けている監督の今村彩子さん。ろう者である彼女が追い続けているのが、やはりろう者のサーフボード職人、太田さんだ。私たちが声で伝えるのと同様に、今村さんにとっては伝える方法のひとつが映像であり、太田さんにとっては筆談で使う鉛筆もそのひとつ。伝え方は人それぞれ。鉛筆は単に書くだけの道具ではない、大切な表現方法なのだ。ナレーションがない代わりに、本人が鉛筆で書いた文字でメッセージを表現している。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2010.4~2011.3(平成22年度) 第48回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
サントリーホールディングスBOSS SIMPLE STYLE(シリーズ4本)シンプル「連絡白A・B」「いい加減に白A・B」
- 授賞理由
- 親と上司は選べない、とは言うものの上司の山崎努はステキです。部下・松山ケンイチも、いまどき若者をいい味で演じています。言い訳をダジャレで叱責する上司がいるのだから、ちゃんと連絡しろ〜いボス、と言いたいです。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
ギークピクチュアズサントリーホールディングスシンガタ,電通,MR DESIGN
- 時間
-
(90”)
- 作品内容
-
「なぜ遅刻した?」「企画書はどうした?」上司の問いに、なんとか言い訳をして取り繕ろうとする部下。明らかにしどろもどろな様子に「シンプルに言え」と急かすと、部下は「寝坊しました」「やってません」。あきれた上司は「ちゃんと連絡しろ〜いBOSS」とお小言。上司の気持ちを知ってか知らずか、鬼の居ぬ間に、部下は背もたれイスでリラックスする。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2010.4~2011.3(平成22年度) 第48回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
サッポロビールサッポロ生ビール 黒ラベル(シリーズ6本)「大人エレベーター篇」
- 授賞理由
- 人の年齢をエレベーターの階数に譬(たと)え、その年齢の著名人に会いに行き、人生の蘊蓄(うんちく)を聞く。年を重ねることの味わいや魅力を表現し大人になることの素晴らしさを伝える。名言集としても楽しめる秀逸な作品でした。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
ライトパブリシテイサッポロビールTUGBOAT,大広
- 時間
-
(180”)
- 作品内容
-
大人エレベーター。それは、大人を旅する不思議なエレベーター。階数ボタンを押すと、そこには階数と同じ歳の大人が待っていた。大人って、なんだろう。年を取るとはどういうことなのか。生きるとは、人間とは。役者とは。男とは。青年・妻夫木聡の問いに46歳の大人、リリー・フランキーと77歳の大人、仲代達矢が、ビールを酌み交わしながら答えていく。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2010.4~2011.3(平成22年度) 第48回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
川崎商会企業(シリーズ10本)「ドキュメント篇」
- 授賞理由
- 突撃インタビュー方式のシリーズ10本それぞれが、生の声を活かし、地元の人々との関わり合いをうまく表現した味のある作品に仕上がっています。最後に入る川崎商会のサウンドロゴは耳に残り効果的です。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
テイ・シー・ジェー川崎商会新潟博報堂
- 時間
-
(150”)
- 作品内容
-
農作業中のおじいちゃんから道行く女子大生まで、新潟県に住む人びとにインタビューを仕掛ける。尋ねる質問はただひとつ、「川崎商会を知ってますか?」。生活者の生の声で、地元で歴史あるガソリンスタンド、川崎商会とのかかわりを語ってもらう。オンエアされたのは全123タイプにのぼる。
ページ: 203 / 532