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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2015.4~2016.3(平成27年度) 第53回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
赤ヘル1975
- 授賞理由
- 原子爆弾による壊滅的被害を受けた広島の復興の過程と、戦争終結から5年後に結成された市民球団(特定の企業に依存しない)、弱小と言われた広島カープの1975年の優勝までの20年間の軌跡を同時進行的に追いながら、広島県民・市民の感動的な活動を描きました。ドラマあり、実況中継あり、インタビューありの複合的な番組ですが、制作者の思いが伝わる力作でした。聴取後見事に復興した広島と、トップに立った広島カープに心から拍手しました。復興に際して何が必要かも教えてくれます。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
中国放送
- 放送日
-
2015.8.6
- 作品内容
-
ドラマあり、実況中継あり、インタビューありで、広島の原爆からの復興の過程と弱小球団広島カープが優勝するまでを描きました。被災者が立ち直るために何が必要かを暗示しラジオ放送は何をすべきか示した秀作です。
- 出演・スタッフ
-
原作:重松 清 脚本:名切勝則 プロデューサー:増井威司 ディレクター:角 賢直、板倉由布子 音響技術:黒元敬太 ナレーション:本名正憲 出演:横山雄二、岡 佳奈、伊藤 文
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2015.4~2016.3(平成27年度) 第53回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
「憲法で巡る日本の旅」
- 授賞理由
- 2014年にベストセラーとなった『憲法主義 条文には書かれていない本質』の著者、九州大学の南野森教授とAKBの内山奈月のふたりが、ロードムービー風に憲法にまつわる場所を訪れ、時に楽しく時に真面目に憲法について語り合います。第9条をはじめ、象徴天皇と国民主権、国会議員の不逮捕特権、最高裁と違憲審査制、表現の自由、などの各条文を解説するだけでなく、大日本帝国憲法の作成エピソードまで紹介するというかなり堅い内容ですが、それを誰でも興味を持てるエンタテインメントに仕上げた構成・演出の巧さを高く評価します。これまでは憲法を考えたことがなかった、と語るディレクター本人が進行役を務めるという演出が見事でした。この3人以外にも条文を読むアナウンサーや観光バスのガイドなど、多くの登場人物がいますが、上手く交通整理がされており、出演者名や番組タイトルを頻繁に入れる演出も狙いが的中しました。18歳からの選挙権に改正された2015年の憲法記念日に放送されたことも大きな意義を感じます。この番組をきっかけに憲法や政治に興味を持った聴取者も多くいたでしょうから、今後もふたりで全国を巡り、続編を届けてほしいものです。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
九州朝日放送
- 放送日
-
2015.5.3
- 作品内容
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憲法記念日にベストセラー「憲法主義」の共著者、南野教授と日本国憲法を暗唱するアイドル、AKBの内山奈月が憲法ゆかりの場所を巡りながら憲法について語る。誰もが楽しく憲法を学べる知的エンタテインメント番組。
- 出演・スタッフ
-
プロデューサー:木附ゆかり ディレクター:佐藤雅昭 脚本・構成・ナレーション:佐藤雅昭 テクニカルディレクター:岩谷直生 出演:南野 森、内山奈月、奥田智子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2015.4~2016.3(平成27年度) 第53回
- 賞名
- フロンティア賞
- 受賞作品
-
TVer(ティーバー)テレビ番組の新しい見方を提案した在京5社共同公式テレビポータル
- 授賞理由
- 在京民放5社が連携し、テレビ番組を広告付きで無料動画配信するキャッチアップサービスとして2015年10月にスタートした「TVer(ティーバー)」は、ユーザーから高い支持を集めています。TVerの登場によりテレビ番組をスマホやタブレットで気軽に視聴できるようになり、日本におけるテレビ放送と通信の融合が加速しました。テレビの新しい見方を提案し、まさに放送の未来を切り拓くフロンティアとなりました。
- 部門
-
テレビ
- 作品内容
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ティーバー/在京民放5社(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョン)が連携した公式テレビポータル。ユーザーが場所や時間にとらわれず、自分に合ったスタイルでテレビを楽しめるようにとの願いを込めて、2015年10月26日開始。パソコンやタブレット、スマートフォンで、各局の人気番組が無料視聴できる。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2015.4~2016.3(平成27年度) 第53回
- 賞名
- 個人賞
- 受賞作品
-
遠藤憲一金曜ナイトドラマ「民王」(テレビ朝日)、BS日テレ開局15周年特別企画時代劇「佐武と市捕物控」(BS 日テレ)、「お義父さんと呼ばせて」(関西テレビ)の演技
- 授賞理由
- 「民王」ではバカ息子と体が入れ替わり何とも頼りなくなった総理大臣に扮し、威厳と軟弱という両極端のキャラクターを見事に演じ分け、抱腹絶倒のドラマの立役者となりました。「佐武と市捕物控」では常に沈着冷静でありながら、ひょうきんさも併せ持つ魅力的な盲目の居合いの達人を演じ、特に歩き方と身振りは誰も真似ができないほど個性的でした。そして「お義父さんと呼ばせて」では、娘のような年下女性と結婚の約束をする中年男性を実にチャーミングに演じ、女性の父親とのやりとりも大いに笑わせてくれました。メインキャストを務めたこれらの作品で、2015年は長年培ってきた演技の実力が一気に花開いた年になりました。また、その他の連続ドラマにも切れ目なく出演するなど、今ではドラマになくてはならない存在になっています。まさに2015年のテレビ界を代表する俳優です。今後もどのような役に扮し、どんな演技を見せてくれるかとても楽しみです。
- 部門
-
テレビ
- 作品内容
-
<遠藤憲一プロフィール>えんどう・けんいち 1961年6月28日生まれ。100倍以上の倍率をクリアして入団した無名塾を10日で辞めたり、ピンポンパンのお兄さんの最終選考に残ったりと、一風変わった経歴を重ねつつ、83年「壬生の恋歌」(NHK)でドラマデビュー。その後、88年「メロドラマ」(小澤啓一)で映画デビュー。主な出演映画は12年「ツナグ」(平川雄一郎)、14年「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」(三池崇史)、15年「木屋町DARUMA」(榊英雄)他。ドラマは2009年「湯けむりスナイパー」(テレビ東京)、13年「かすてぃら」(NHK-BSプレミアム)、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日)、「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」(TBS)など多数出演。15 ~ 16年「民王」(テレビ朝日)、「佐武と市捕物控」(BS日テレ)、「お義父さんと呼ばせて」(関西テレビ)で連続して主演を務めて、注目を浴びた。2015年第85回ドラマアカデミー賞でザテレビジョン特別賞、第1回コンフィデンスアワード・ドラマ賞では主演男優賞受賞。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2015.4~2016.3(平成27年度) 第53回
- 賞名
- 特別賞
- 受賞作品
-
国谷裕子「クローズアップ現代」(NHK)のキャスターとしての功績に対して
- 授賞理由
- 1993年から2016年までNHK「クローズアップ現代」のキャスターとして現代社会が見せるさまざまな最前線のテーマに向き合ってきました。なかでもスタジオでの専門家や当事者への緊張感溢れる生インタビューは番組の見どころであり、国谷さん自身の知性の輝きとともに事前勉強の密度を感じさせるものばかりでした。けっして持論を述べず、相手の目をひたと見つめて発する質問を重ねながら、問題の本質にかかわる言葉を引き出してきたその姿勢は、日本の報道番組のキャスターとして一時代を築き上げたといっても過言ではありません。テレビ報道のありようが問われる時代にあって、23年間の功績はますますの輝きを放っています。
- 部門
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テレビ個人
- 作品内容
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<国谷裕子プロフィール>くにや・ひろこ 1957年大阪府出身、1979年米国・ブラウン大学卒業後、外資系会社勤務を経て、報道の世界に。81年「7時のニュース」(英語放送)、86年「NHKスペシャル」(NHK総合)、87年「ワールドニュース」(NHK BS1)のニューヨーク駐在キャスター、88年「ニューストゥデイ」(NHK総合)などの定時番組を担当。1993年4月~ 2016年3月まで23年間に渡り、「クローズアップ現代」(NHK総合)のキャスターを務めた。番組では社会問題を多角的に伝えて、視聴者に考える機会を提供した。1994年橋田寿賀子賞、96年放送文化基金賞、98年放送ウーマン賞、2002年菊池寛賞、11年日本記者クラブ賞を受賞。
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2015.4~2016.3(平成27年度) 第53回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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人生フルーツ ある建築家と雑木林のものがたり
- 授賞理由
- かつて設計を手がけた高蔵寺ニュータウンの敷地内に住み、雑木林を植えてスローライフを送る90歳の建築家・津端修一、英子夫妻の生活を丹念に撮り続けた、情感豊かな番組です。「風が吹けば葉っぱが落ちる。落ち葉をやれば土が肥える。土が肥えれば果物がなる」というシンプルな法則に従って野菜や果物を育てるご夫婦の姿がとても美しく、心が洗われるようです。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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東海テレビ放送
- 放送日
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2016.3.20
- 作品内容
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かつて設計した高蔵寺ニュータウンの敷地内に雑木林を植えてスローライフを送る、90歳の建築家・津端修一、英子夫妻の生活を丹念に撮り続けた情感豊かな番組。野菜や果物を育てるご夫婦の姿が美しく心が洗われる。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:阿武野勝彦 ディレクター:伏原健之 撮影:村田敦崇 編集:奥田 繁 音楽:村井秀清 音楽プロデューサー:岡田こずえ 効果:久保田吉根 VE:伊藤紀明 TK:須田麻記子 ナレーター:樹木希林 出演者:津端修一、津端英子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2015.4~2016.3(平成27年度) 第53回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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木曜時代劇「ちかえもん」
- 授賞理由
- 近松門左衛門を主人公に、史実とフィクションを巧みに織り交ぜた、まさに「虚実皮膜の間」を地で行く見応え十分の作品です。軽妙な会話などの娯楽的要素、現代の流行歌の替え歌の挿入などの実験的要素、創作者の苦悩を描いたシリアスな要素をバランスよく描いた抜群の脚本を松尾スズキらの演技、緩急を心得た演出が見事に表現し、時代劇に新風をもたらしました。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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日本放送協会
- 放送日
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2016.1.14~3.3
- 作品内容
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近松門左衛門を主人公に、傑作「曽根崎心中」誕生に至る物語が史実とフィクションを織り交ぜた巧みな脚本で描かれる。俳優陣の好演、優れた演出も相まって画面に引き込まれる。時代劇に新風をもたらす作品である。
- 出演・スタッフ
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制作統括:櫻井 賢 演出:梶原登城 美術:西之原豪 音響効果:平田悠介 撮影:清水昇一郎照明:牛尾裕一 作:藤本有紀 音楽:宮川彬良 出演:青木崇高、松尾スズキ
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2015.4~2016.3(平成27年度) 第53回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
NHKスペシャル シリーズ東日本大震災「追跡 原発事故のゴミ」
- 授賞理由
- 福島原発事故5年目にして深刻化する放射性物質による汚染ゴミ問題。その実態を528市町村への独自調査と丁寧な現場取材で描き出し、事の重大さを訴えた力作です。除染作業の裏で積み上がる汚染ゴミの映像。仮処分場をめぐり交錯する関係者たちの言葉。テレビならではの表現で、原発の根幹に関わる問題にきちんと向き合っていない日本の姿を突きつけました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
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2015.11.21
- 作品内容
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福島原発事故5年目にして深刻化する放射性物質の汚染ゴミの実態を、独自調査と丁寧な現場取材で描き出し、この大問題との向き合い方を問いかけた力作。除染作業の裏で増え続ける汚染ゴミの映像は強烈な説得力だ。
- 出演・スタッフ
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キャスター:鎌田 靖 取材:大崎要一郎、金澤隆秀、佐久間慶介 ディレクター:横山友彦、藤井栄里子、金井良祐 制作統括:松本成至、大野太輔、相沢孝義
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2015.4~2016.3(平成27年度) 第53回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
満州 富士見分村~戦後70年の証言~
- 授賞理由
- 満州開拓の国策に応える当時の村落共同体の空気、中国人の生活域に割り込む分村開拓の実態、ソビエト侵攻と敗戦時の地獄絵、帰国後の更なる開拓。年齢を重ねた村人の証言が重く響きます。当時のフィルム写真資料が効果的に使われ、戦後70年たった時代に向け放送する貴重なドキュメントになりました。地域の歴史を掘り起こす地元メディアの心意気が伝わる秀作です。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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エルシーブイ
- 放送日
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2015.11.8
- 作品内容
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村を分村してまで満州開拓に向かった時代の雰囲気が描かれ、中国人の生活域に割り込む開拓移民の実態と敗戦前後の修羅場が描かれる。引き揚げ後も更なる試練が待つ。戦後70年に語りかける村人の重い歴史体験である。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:佐久章展 ディレクター:早出伸哉(兼:脚本・構成・撮影) 語り部:ミユリ 絵:三石忠勇 二胡:劉鉄鋼 【証言】有賀万之助、有賀昭視、伊藤俊勝、金井幸茂、窪田和一、小平 宗、小松 桂、斉川かめよ、名取昇一、樋口 誠、日野吉美、古林 進
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2015.4~2016.3(平成27年度) 第53回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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金曜ナイトドラマ「民王」
- 授賞理由
- “入れ替わり”のドラマは数多くありますが、体が入れ替わるのが総理大臣とその大学生の息子という何とも突飛な設定です。随所に遊び心が感じられ、終始見る者を笑わせてくれますが、政治の裏舞台を皮肉たっぷりに描くなど、単なるコメディに終わっていないところに凄さがあります。変幻自在に演じる遠藤憲一と菅田将暉の息の合ったかけ合いも見応え十分です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
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テレビ朝日
- 制作会社・広告主・広告会社など
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アズバーズ
- 放送日
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2015.7.24~9.18
- 作品内容
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総理大臣と大学生の息子の体が入れ替わるという突飛な設定ながら、政治の裏側を皮肉を込めてさらりと描くあたりは何とも絶妙。ツボにはまった俳優陣の演技も見事で「痛快作」とはまさにこのドラマのためにあります。
- 出演・スタッフ
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原作:池井戸潤 脚本:西荻弓絵 チーフプロデューサー:大川武宏 プロデューサー:飯田 爽、菊池 誠、神山明子 監督:木村ひさし、本橋圭太 出演者:遠藤憲一、菅田将暉
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