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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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被災町民の声を伝え続けた臨時災害放送局6年間の自主制作
- 授賞理由
- 東日本大震災後、多くの被災地で生まれた臨時災害FMのなかでも、りんごラジオ(宮城県山元町)の活動は異色でした。「伝えるのは自分たちが集めた町の情報と町民の声」。6年間を通しての自主制作番組で、伝えた町民の声は7000人以上、全町民の半数を超えました。「わが町のラジオ」として復興を支え続けた活動は、臨時災害放送局の新しい理念を示しました。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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山元臨時災害放送局「りんごラジオ」
- 放送日
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2011.3.21~2017.3.31
- 作品内容
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東日本大震災の被災地・宮城県山元町の臨時災害FM「りんごラジオ」は「わが町のラジオ」に徹した自主制作番組を作り続けた。町民の半数を超えるのべ7000人の声を伝え、被災者を勇気づけ、復興を支えた。
- 出演・スタッフ
-
局長:高橋 厚 スタッフ:高橋真理子、伊藤若奈、佐藤勝紀、工藤裕美、鳴海雪子、菊地正巳、高橋 静、斉藤 緑、天野友貴、森雅一郎
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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スーパーJチャンネルみやぎ「5年前のきょう」「5年前の今」(震災5年を受けたシリーズ企画)
- 授賞理由
- 5年前の東日本大震災当時の日々のニュースを、日めくりのように連日放送するシリーズ。それは災害の日々を生々しく蘇らせ、忘れかけた記憶の細部までを克明に呼び戻します。大災害に見舞われた地域の放送局が地域住民と体験を共有する優れた災害キャンペーンです。それはまた、当時は気づかなかった取材の盲点をも浮き上がらせ、貴重な反省材料を提供しています。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
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東日本放送
- 放送日
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2016.3.11~2017.2.13
- 作品内容
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2011年に発生した東日本大震災当時の日々のニュースを振り返り、日めくりのように連日放送したシリーズ企画。当時の雰囲気、空気感を伝え、日常レベルで地域社会の防災意識を高める優れたキャンペーン報道だ。
- 出演・スタッフ
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企画統括:佐藤純哉 ナレーター:吉岡伸悟 デスク:星 亨、加藤京太朗 記者:渡邊勇介、弓削 愛、鈴木裕士、清水紀夫、内田栄一、中塚 晃、広谷文紀、志賀英仁、富樫奈生、島影由希、瀬戸宏一、国安貴俊
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ハートネットTV・熊本地震に関する一連の報道活動
- 授賞理由
- 熊本地震の直後から障害者、高齢者など災害弱者の切実な状況を丁寧に伝えると共に、当事者にも届く配慮ある情報を継続的に放送し続けました。過去の震災における経験や教訓も活かし「災害弱者を取り残さない」と、現在進行形の災害にリアルタイムで向き合った姿勢は、福祉番組というジャンルを超えて、今後の災害対応や報道の在り方に大きな一石を投じました。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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日本放送協会
- 放送日
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2016.4.13~2016.9.30
- 作品内容
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熊本地震・本震の直後から障害者や高齢者など“災害弱者”の切実な状況を伝え、解説放送や字幕など、当事者に配慮した放送を継続した。福祉番組という枠を超え、今後の災害対応や報道のあり方に大きな一石を投じた。
- 出演・スタッフ
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キャスター:山田賢治、久保純子 デスク:荒井 拓、嘉藤 淳 制作統括:堀川篤志、村井晶子、熊田佳代子、星野真澄 制作:ハートネットTV熊本地震取材チーム
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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ながさき原爆記録全集~戦略爆撃調査団編~
- 授賞理由
- 原爆投下後の長崎を撮影した米軍のカラーフィルムのすべてを、詳細な解説をつけて放送するシリーズ。撮影地を検証し、映っている生存者を探し出し、映像と今を生々しく重ねていくその姿勢に、地元ケーブル局としての矜持を感じます。放送をきっかけに地元大学と連携し、視聴者の情報提供から新たな事実を掘り起こすなど、地域の記憶の繋ぎ直しにも貢献しました。過去と未来、地域の関係者を繋ぎ直す媒体として、記録映像が持つ新たな可能性を開拓したことも高く評価されました。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
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長崎ケーブルメディア
- 放送日
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2015.11.1~2017.3.26
- 作品内容
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米軍による「海兵隊フィルム」には、原爆投下後の長崎がカラーで記録されている。この膨大な記録映像すべてを、撮影地の検証や生存者の証言とともに継続的に放送。地域の記憶の掘り起こしにも貢献した貴重な活動である。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:大野陽一郎 ディレクター:吉村あきお 撮影:森山太郎 映像解説:松田 斉 資料協力:大矢正人
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
イスラム国(IS)の実態とヤズディ教徒を中心とした住民迫害についての長年の取材報道
- 授賞理由
- 紛争地の独自取材を続けるアジアプレス・インターナショナルの活動のなかで、10年以上にわたって玉本英子さんがこだわってきたのは戦火の下に生きる女性や子どもたちの姿。なかでもイラク北部に暮らすヤズディ教徒に対する迫害でした。古くから続く迫害はイスラム国の誕生でさらに過酷なものとなり、成人男子は殺害、女性は奴隷として売買、少年兵とするために連行された子どももいます。イスラム国支配地区での連続取材は、一昨年来の国連の調査活動にも結び付く成果をあげました。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
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アジアプレス・インターナショナル
- 放送日
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2014.11.4~2016.12.12
- 作品内容
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アジアプレス・インターナショナルの玉本英子氏は、イスラム国(IS)の住民迫害、なかでもイラク北西部に暮らすヤズディ教徒の女性や子どもたちの過酷な状況を報告し続けた。その活動は国連の調査にも結び付いた。
- 出演・スタッフ
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◆TBS報道特集 プロデューサー:吉田 豊 ディレクター:住友洋介 ナレーター:小山茉美 取材・撮影:玉本英子 ◆NHKニュース・シブ5時 プロデューサー:小堺正記 ディレクター:菅生千草 取材・撮影:玉本英子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
富山市議会の政務活動費不正をめぐる調査報道
- 授賞理由
- 富山市議会の強引な議員報酬引き上げに疑問をもった記者たちが「議員のお金の使い方を調査しよう」と政務活動費の使途について情報公開を請求しました。他社に先駆けて行った請求で得られた資料は3年分あわせて1万5000枚。この資料が、市議会のドン・中川勇議員の市政報告会開催の嘘をはじめ、次々に議員の不正を暴くこととなりました。 とはいえ、入手した伝票や領収書からすぐに不正が明らかになるわけではなく、伝票がどの議員に関わるものか、報告会に開催の実績はあるのか、印刷代に見合う成果物は存在するのか等々、疑惑の確証を摑むまでには膨大な裏付け作業が必要でした。一つひとつ領収書や資料の背後を読み取り、現場で確認をとる作業は、まさに調査報道のお手本ともいうべき地道で骨の折れるものだったと言えます。 この調査報道が突破口を開いた一連の不正追及は、地元メディアあげてのキャンペーンに発展し、最終的には富山市議会議員14人が辞職、補欠選挙が行われるとともに、政務活動費問題が全国の自治体にも波及しました。その結果は、全国で政務活動費資料閲覧手続きの簡素化や領収書のネット公開等の動きが広がるなど大きな成果につながりました。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
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チューリップテレビ
- 放送日
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2016.5.10~2016.10.1
- 作品内容
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富山市議会で議員報酬引き上げが強引に可決された。その背景を探ると、不正な政務活動費の実態が見えてきた--。情報公開制度を活用、膨大な資料に粘り強く当たる調査報道で、地元メディア挙げての告発をリードした。
- 出演・スタッフ
-
制作統括:服部寿人 プロデューサー:中村成寿 デスク:宮城克文 取材:砂沢智史、五百旗頭幸男、安倍太郎 撮影・編集:柿沢雄二、西田豊和
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
UQコミュニケーションズ UQ mobile/UQ WiMAX シリーズ「家族設定、誕生篇」「パパがもらってきた子犬篇」「不思議な隣人篇」「長女のひとり暮らし篇[沖縄限定 ver.]」
- 授賞理由
- 聴き覚えのあるイントロにまず耳を摑まれ、次にスマホを手にした姉妹のゴージャスなビジュアルに目を奪われます。何が起こるかと思った瞬間、カメラ目線とサビのメロディが「UQ」に着地。視聴者の視覚と聴覚を捉えブランド名を記憶に残す手法が見事。CMが知名に貢献することを証明しました。意外性や言葉遊びで展開するシリーズも楽しく、目が離せません。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
AOI Pro.UQコミュニケーションズ電通
- 時間
-
(120”)
- 作品内容
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深田恭子、多部未華子、永野芽郁の豪華三姉妹に、なぜか両親がガチャピンとムック。この不思議な家族を見ているだけで社名の「UQ」を覚えてしまう秀逸なCM。国民的ヒット曲『UFO』が効果的に使われている。
- 出演・スタッフ
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CD:篠原 誠 PL・C:篠原 誠、鈴木晋太郎 Pr:村田淳一、高橋浩規 Dir:井口弘一 P:クマダタカキ L:野口昌巳 A:柳町建夫 ST:亘つぐみ PM:高木翔史、寺元友美、佐山大地 出演:深田恭子、多部未華子、永野芽郁/ガチャピン&ムック
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
別府市「別府温泉の男達CMシリーズ」
- 授賞理由
- 熊本地震後、観光・宿泊客のキャンセルが相次いだ観光都市「別府」。シリアスな状況をはね返すべく立ち上がったのは地元のさまざまな人・人・人。「別府に来てください!」と呼びかける旅館の女将・従業員、ベリーダンサー、お年寄り、若者、子どもたちまで。本来必死のはずの呼びかけは明るく、ユーモラスに料理され、“人懐っこいマチ”別府を印象づけていきます。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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ランニング U2別府市電通九州
- 時間
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(135”)
- 作品内容
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熊本地震の影響をはね返そうと、観光都市・別府市の皆さんが夏休みの観光客獲得に向けて“なりふり構わず”必死でPRするシリーズ企画。旅館の女将・従業員、ベリーダンサー、若者や子どもたちの奮闘が熱く迫る。
- 出演・スタッフ
-
CD:植原政信 C・PL:左 俊幸 PR:白澤龍一 CA:古賀康隆 PM:新川昌明、磯本宏史 CRD:久保田道猛
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
日本コカ・コーラ ジョージア エメラルドマウンテンブレンド「おつかれ、俺たち。篇」
- 授賞理由
- 缶コーヒーのターゲットでもあるとび職と営業職の間にありがちな互いに対する偏見が、「もし俺があいつの仕事をしてたらどうなるかな」という想像を通して静かに労いの気持ちへと変わる展開が印象的で、見る者の想像力を掻き立てます。「世界は誰かの仕事でできている」というメッセージにおける「誰か」に対する想像力の、感謝の気持ちの大切さを思い出させます。
- 部門
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CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
ティー・ワイ・オー モンスター事業部日本コカ・コーラ電通
- 時間
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(30”)
- 作品内容
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ベンチで缶コーヒーを手に休憩するとび職と営業職の男。相手を見て羨むが、その仕事をしている自分を想像し「あんた、偉いな。おつかれ」と心の中でつぶやく。2つのターゲットが互いを認め、静かに労う人間賛歌。
- 出演・スタッフ
-
クリエイティブディレクター:浜島達也 プランナー:森本泰平、河野孝典 コピーライター:梅田悟司 プロデューサー:野上信子、羽鳥貴晴、井手慎一郎 演出:神谷佳成 出演:山田孝之、新井浩文
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2016.4~2017.3(平成28年度) 第54回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
東海テレビ放送 公共キャンペーン・スポット「堀川、ヤバくない?」
- 授賞理由
- 問題を「問題」と声高に指摘するのではなく、絶妙なユーモアでシニカルに切り込んだ作品です。優等生的な指摘になりがちなのが公共キャンペーンですが、巧みな視点と身近な言葉で、問題の本質に迫りました。厳しい問いかけなのに、人々に警戒感を与えず、それでいて「無関心」の深刻さをしっかりと伝える、制作者の勇気とセンスに敬意を表します。
- 部門
-
CM
- 時間
-
(330”)
- 作品内容
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名古屋城築城のために掘られた堀川は高度経済成長期に水質が悪化。浄化に向けた市民運動もあったが、今では市議も高校生も市長も他人事だ。「汚い川」の問題の本質を、シニカルかつユーモラスな視点で浮き彫りにした。
- 出演・スタッフ
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プロデューサー:繁澤かおる プランナー・コピーライター:伊藤健一郎 演出:畔柳恵輔 撮影:森恒次郎 録音:福田健太郎 編集:高見 順 効果:久保田吉根
東海テレビ放送
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