企画

放送批評懇談会シンポジウム2015 
キュレーションの時代と放送メディア

日 時
2015年2月17日(火曜日)
13:00~17:00
会 場
海運クラブ 2階ホール
東京都千代田区平河町
主 催
NPO法人放送批評懇談会
対 象
民放、NHK。番組制作会社。企業のメディア担当者。通信事業者。衛星放送事業者。ケーブルTV。インターネット関連会社。広告会社。新聞社、出版社。官公庁。自治体。各種権利団体。大学、研究者ほか。
プログラム
13:00-13:05
主催者あいさつ
13:05-14:40
第1部
パネル討論:先進企業に学ぶメディア戦略
<パネリスト>
株式会社エアウィーヴ 代表取締役会長
高岡本州
株式会社ふくや 代表取締役社長
川原正孝

<モデレータ>
フリーアナウンサー、学習院大学経済学部特別客員教授
八塩圭子

14:40-14:55
コーヒーブレイク
14:55-
第2部
シンポジウム:放送のキュレーションパワーを磨け!
14:55-15:00 ●オープニング
評論家
荻上チキ
15:00-15:30 【オーディエンス】メディアリテラシーの変化を読み解く
電通総研メディアイノベーション研究部長
奥 律哉
15:30-16:00 【SNS】放送+SNSの効用と副作用
作家・元@NHK_PR 1号
浅生 鴨
16:00-16:30 【ジャーナリズム】発信・発言するジャーナリズムアプリ誕生
NewsPicks編集長
佐々木紀彦
16:30-17:00 ●質疑応答/まとめ
荻上チキ
エアウィーヴ:高反発の寝具を開発した愛知県の企業。浅田真央、坂東玉三郎らのCMでおなじみ。
ふくや:明太子を日本ではじめて製造・販売した福岡の老舗。明太子の普及に尽力。

(敬称略。講師は変更の場合があります。)

 

開催趣旨
  東京オリンピックの開催(2020年)が決まり、産業界をはじめ様々な分野で高揚感の高まりが見受けられます。しかし景気回復はまだら模様で、放送業界の中期展望は地上波テレビが微増、ラジオが横ばい(民放連予測)と、お祭り気分とは言えません。
テレビは次世代4K・8K化やネット配信の強化へ、ラジオはラジコプレミアムが実現し、AM局のFM補完放送に向けて走りだしていますが、投資と回収のバランスはどうなるのか、台頭するネット世界にどのように打って出るのかなど、不透明な要素がひしめき合ってます。
一方、ネット社会拡大の中で、視聴者・聴取者のメディア接触事情も大きく変化し、従来の価値観や判断が通用しなくなっていると言われます。そうした中で、情報・コンテンツを集め、整理し、新たな価値を生み出していくキュレーション機能が脚光を浴びています。 放送メディアもまた、親しみや視聴者との信頼関係、そしてジャーナリズム、クリエーティブとして培ってきたノウハウを存分に活かし潜在的に持つキュレーションの力を発揮すべきときだといえるでしょう。
シンポジウム第1部では、新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、ネットなどメディアを使い分けて、地域から全国へ、そして世界へ発信してきた先進的企業の経営者のメディア観をもとに、放送メディアの役割を再構築します。第2部では、オーディエンスの変化、SNSと放送の融合、ニュースアプリの最前線にスポットを当て、新たな時代のキュレーション力を読み解きます。
放送メディアの本質を見つめ直し、メディアミックスのセンターポジションを確保し続けるための筋道を、このシンポジウムの場で多面的に考えたいと思います。

 

参加申込要項
<受講料>
放送批評懇談会正会員(個人)5,000円 維持会員(法人)15,000円 一般20,000円
/いずれも資料つき
*維持会員社の社員・職員の方は、維持会員枠でお受付いたします。

<振込先>
三井住友銀行新宿通支店 普通口座7955764
口座名=特定非営利活動法人放送批評懇談会

<定員>
200名(先着順受付)

<申込締切>
2月10日(火曜日)(ただし、定員になり次第、締め切らせていただきます)