開催日
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2004年2月26日(木曜日)
10:30~17:00 |
会 場
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アルカディア市ヶ谷・富士の間/東京・市ヶ谷
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主 催
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放送批評懇談会
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対 象
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民放、NHKの経営/編成/営業/企画/開発および技術担当者。家電、商社、流通など企業のメディア開発担当者。通信事業者。衛星放送事業者。CATV。インターネット放送関連会社。広告会社。新聞社、出版社。コンテンツ企画会社。番組制作プロダクション。各種権利団体。自治体。研究機関。
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プログラム
10:30-11:15
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基調講演●放送界が描く放送の将来とは?
「デジタルテレビ新時代の創造」 |
日本放送協会 会長
海老沢勝二 |
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11:15-12:00
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特別講演●通信会社大手の戦略を聞く!
「ブロードバンド時代のモバイルインターネット戦略」 |
KDDI 代表取締役社長
小野寺 正 |
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12:00-13:00
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ランチ・パーティ
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13:00-14:00
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特別講演●ハードメーカーの展開を聞く!
「地上デジタルテレビ開始とデジタル家電」 |
ソニー 代表取締役社長
安藤国威 |
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14:00-15:20
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パネルディスカッション1
●地上デジタルで地域にいま何が起きているのか? 「地域放送の充実」 |
北海道放送社長室長
溝口博史讀賣テレビ放送取締役制作局長 小谷松和弘 NHK福岡放送局放送部長 NTTコミュニケーションズ常務取締役 コーディネーター |
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15:20-15:40
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コーヒーブレイク
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15:40-17:00
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パネルディスカッション2
●地上デジタル時代の経営的課題をいかに解決し、産業未来をどう描くか? 「放送産業の将来」 |
テレビ朝日常務取締役
堀 鐵藏エフエム東京常務取締役 園城博康 ソフトバンク・ブロードメディア代表取締役社長 メリルリンチ日本証券会長室付エグゼクティブアドバイザー 電通上席常務執行役員 コーディネーター 音 好宏 |
2003年12月1日東京、名古屋、大阪で地上デジタル放送の最初の電波が発射されました。2006年までに全国で地上デジタルを開始し、2011年7月24日には地上アナログすべてを停波しようという計画のスタートです。これから約7年半で、日本の地上テレビ放送は誕生以来初めての大変革を成し遂げなければならないわけです。
「サイマル放送では買い替えに結びつかない」「7年半で国内すべてのテレビをデジタルに置き替えるのは物理的に無理」「国民は高画質・高音質に無関心」「共同受信設備の変更費用を誰が負担するのか」「地方局の経営が圧迫される」などなど、さまざまな問題も指摘されています。
しかし一方で、液晶、プラズマテレビやDVDレコーダーが好調な売り上げ曲線を描き出し、視聴者の地上デジタルテレビ放送への期待も醸成されつつあり、新しいテレビライフが近づいていることを感じさせるのもまた事実です。
デジタル化は国の方針として決定し、すでに事態は動き出しています。全国の放送局は地上デジタルテレビ・ラジオを実現する当事者として、この問題に立ち向かっていかざるを得ません。山積した問題にどのように対処し、どのような決断を重ねれば、豊かなデジタルテレビ・ラジオ時代を創造することができるのでしょうか。
放送批評懇談会は、この問題を広く討議・検討する場として、シンポジウムを企画しました。地上波のデジタル化によって、放送がどのように変質・変貌するのかを見極め、関連の家電・通信などを含めて来るべき新しい時代への対応を多角的に模索しようとするものです。放送・通信・家電・広告およびコンテンツ業界を対象に価値ある情報をお伝えし、よりよきデジタルテレビ・ラジオ時代を構築する一助となるよう努めます。
講演、パネルディスカッションなど多彩なプログラムをご用意することができました。講師には放送界、通信業界、家電業界のトップをはじめ、各界のオピニオンリーダーが勢揃いし、地上デジタル放送幕開けにふさわしい提言をお送りします。
地上デジタル放送に挑む放送界をはじめ、通信、家電など関係者のみなさまにとって、またとない情報に接するチャンスとなることでしょう。奮ってのご参加をお待ちします。