検索結果: 5174 件マッチしました
ページ: 410 / 518
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1989.4~1990.3(平成元年度) 第27回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
スーパーステーション「サルたちの永田町」
- 授賞理由
- 高崎山のサル社会での群れの規律秩序行動と永田町の先生方の実態をうまく対比しました。たかがサルとは言い切れない存在と、サルにも劣る感なきにしもあらぬ選ばれた者の根源的なものを、興味深く伝えています。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
ニッポン放送
- 放送日
-
1990.2.25
- 時間
-
19:30~(60分)
- 作品内容
-
人間は、本当にサルより進化した存在なのか。サル山のサルのリーダーたちと、人間社会のリーダーであるべき永田町の政治家たちの共通点と相違点を明らかにしながら、サル社会よりも劣る金にまみれた今の日本の政治を痛烈に批判した。サルの飼育係と政治評論家のインタビューを対比させていくことに加え、同時期に行われた衆議院選挙における象徴的な音を交えつつ、サル山でのドラマチックな出来事を講談で紹介しながら構成した。
- 出演・スタッフ
-
【出演】久米明、今井久夫、松井猛、神田紅【制作・演出】三宅正希
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1989.4~1990.3(平成元年度) 第27回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ラジオスペシャル「伊藤多喜雄~北の唄さがし」
- 授賞理由
- 庶民の中に生きる民謡を訪ね歩く週1回の連続番組の特集版。北国の風雪に耐えてきた人間の息づかいを引き出す民謡歌手兼レポーター伊藤多喜雄の個性がすばらしい。楽しさのなかに「唄」の原点を感じさせ、秀逸です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
札幌テレビ放送
- 放送日
-
1989.6.25
- 時間
-
26:50~(55分)
- 作品内容
-
民謡とは、その名の通り民衆の生活から生まれた唄。しかし、民謡が舞台の上だけのものになった今では、生活や風土の中で息づいている痕跡はかろうじてみられる程度となっている。自らの唄を探し求めるひとりの民謡歌手の思いを通して、北海道各地に残る民謡の原点を探っていく。北海道苫小牧生まれの異色の民謡歌手、伊藤多喜雄が“北の唄さがし”の旅に出る。漁師やアイヌの人々、おかみさんたちから自分たちの唄と生き様を聞いて歩く。そして一方では彼自身の唄のルーツである「おやじの唄」を捜し求め、今の自分をみつめていく。
- 出演・スタッフ
-
【出演】伊藤多喜雄ほか【制作・演出】木原くみこ
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1989.4~1990.3(平成元年度) 第27回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
うちなー口考「まーかいが」(いずこへ)
- 授賞理由
- 沖縄語は消え去ろうとしています。それは沖縄文化にとっての、沖縄にとっての、重大な危機です。だから沖縄語を守ろうとする人たちもいます。その運動をこの番組はとり上げました。ローカル番組の真骨頂です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
琉球放送
- 放送日
-
1989.6.25
- 時間
-
17:00~(60分)
- 作品内容
-
地方人は地方の言葉で語る時、真に自由であるはずなのに、地方語が影をひそめつつある。殊に全国的には通用しないウチナーグチ(沖縄語)。いま、共通語に押されて世間の片すみに恥ずかしそうに居るが、それでいいのか。地方文化の支柱「ことば」を考える。沖縄のウチナーグチは1879(明治12)年以降の皇民化教育の一環として行われた標準語励行運動により消えようとしている。現在の教育現場、沖縄語昔話「桃太郎」、カルチャー教室の若者たちを通して、その今日と明日を証言。ちなみに「まーかいが」とは「どこへ行くの?」「いずこへ」を意味する。
- 出演・スタッフ
-
【制作・演出】上原直彦
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1989.4~1990.3(平成元年度) 第27回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
RABサンデースペシャルポエム・ドキュメント「日は降る雪をのぼってきた」
- 授賞理由
- 「ポエム・ドキュメント」のタイトルにふさわしく、作品中の泉谷明の詩がすばらしい。病んだ父を思う子の心情がせつせつと胸を打ちます。その朗読も秀逸です。細部にまで神経のゆきとどいた演出もみごとです。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
青森放送
- 放送日
-
1989.6.11
- 時間
-
16:00~(60分)
- 作品内容
-
詩集「日は降る雪をのぼってきた」は、詩人泉谷明が父親の9年間の入院生活の中で、親子の会話・魂のふれあいを綴ったおやじ物語。衰えていく父をみて「ああしてやりたい、こうしてやりたい」と思いながら、結局何もしてやることができなかった心の葛藤が描かれている。泉谷明のケースを例に、いずれはさけて通れない高齢化社会に向かい今の若者たちはどう考えるか、また現在同じ境遇にある人たちはどう思うのか。朗読と泉谷のトークで問いかける。
- 出演・スタッフ
-
【出演】泉谷明ほか【制作・演出】三浦明子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1989.4~1990.3(平成元年度) 第27回
- 賞名
- 個人賞
- 受賞作品
-
阿部牧郎「話のターミナル」(近畿放送)パーソナリティとして
- 授賞理由
- 作家としての蓄積を、ラジオという媒体の中で、充分に発揮し得ているのが魅力的です。戦争や政治という硬いテーマを扱っても、そこに、人間を見ようとする作家の眼が感じられます。
- 部門
-
ラジオ
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1989.4~1990.3(平成元年度) 第27回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
FMシアター「カモメの駅から」
- 授賞理由
- 母親の借金と地上げで、少女の家庭は崩壊します。少女の心の支えの祖父は、少女を海鳥の群れる干潟に連れていきます。荒涼とした心象風景のなかで、少女はしだいに大人になっていきます。詩情溢れる作品です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
-
1989.6.17
- 時間
-
22:00~(60分)
- 作品内容
-
東京湾に唯一残る谷津干潟は水鳥の楽園である。この干潟を舞台に、土地の暴騰、家庭崩壊など激しい時代の流れに耐えて生きる少女と、彼女をやさしく守る祖父の愛情を描く、現代のメルヘン。
- 出演・スタッフ
-
【出演】芦田伸介、増田未亜、南美江ほか【演出】伊藤豊英【脚本】湯本香樹実【音楽】近藤譲
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1989.4~1990.3(平成元年度) 第27回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
日曜スペシャル「アイヌモシリ~静かなる大地をもとめて」
- 授賞理由
- 学術書に掲載されたアイヌ女性の写真をめぐる肖像権裁判の記録から構成した迫真のドラマ。日本人が無意識に持つ差別意識を重く苦く告発する力作です。被告役、岩田直二の老学者の、矜持と屈辱の表現が秀逸でした。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
朝日放送
- 放送日
-
1989.12.20
- 時間
-
20:00~(60分)
- 作品内容
-
中曽根康弘首相の“単一民族国家”発言は内外に物議をかもした。1985~88年に争われたアイヌ肖像権裁判は、“肖像権”を突破口として、アイヌ民族差別の実態と歴史をクローズアップした。この裁判をドラマ化して再現することにより、差別の思想、基本的人権について考える。1985年5月、1通の訴状が東京地裁に提出される。北海道100年記念事業として出版された「アイヌ民族誌」に無断で写真を掲載されたという原告の訴えについて、被告であるこの本の監修者が厳しい追及を受ける法廷のシーンを再現。アイヌ民族差別の実態、アイヌ学者の罪状など証人たちの生の声もはさまって裁判は3年後に終了した。
- 出演・スタッフ
-
【出演】岩田直二、岩鶴恒義、桶村久美子【制作】朝日放送ラジオ制作部【演出】中川隆博、徳永淳一
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1989.4~1990.3(平成元年度) 第27回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
NNNドキュメント'90「あえぐ都会のヘド~ゴミ危機を考える」
- 授賞理由
- 産業廃棄物を含むゴミ処理過程の問題点を鋭く実証したこの番組は、日常の生活と健康に対して、ゴミ処理の持つ重要性と緊急性を具体的に訴えるとともに、国民の側に立たぬ行政への批判は説得力を持っています。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
テレビ信州青森放送日本テレビ放送網
- 放送日
-
1990.3.25
- 時間
-
23:55~(30分)
- 作品内容
-
増え続ける東京のゴミ処理の現状をリポートする。人口の一極集中、ビルの建設ラッシュを反映して、東京のゴミは処理能力をはるかに超えて増え続けている。特に産業廃棄物は、都内では発生量の3分の1しか処理できず、残りは郊外で処理してきた。しかし近年、受け入れ側の自治体からの反発が強まり、各地でトラブルが続発している。こうした動きを取材、遅れているゴミ対策を考える。
- 出演・スタッフ
-
【語り】小松方正【制作】伊東祐嗣、菊池浩佑【構成】加藤久晴、黒滝久可、三浦博之【編集】佐藤幸一【撮影】森山暉夫、渡辺陽介、藤本伸明【照明】金城雅一【録音】江崎真澄【効果】高田暢也
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1989.4~1990.3(平成元年度) 第27回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
月曜ドラマスペシャル「誘惑の川」
- 授賞理由
- 遊びで始めた銀行強盗計画に、いつしかのめり込む若い2人。豊かな社会にあってなお心の渇きと、それを癒やす術をもたない現代の若者の閉塞感が、よく描かれていました。2人の心象を映す川の流れも、効果的でした。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
東京放送
- 放送日
-
1990.2.12
- 時間
-
21:00~(114分)
- 作品内容
-
帰郷したものの無気力な日々を過ごしていた青年の心に、悪の誘惑が忍びよる。東京のディスコで働いていた洋一(柳葉敏郎)は、母・伸枝(加藤治子)の病気が悪化したと聞き、故郷へ帰ってきた。都会の水にはなじめなかったが、田舎も退屈なだけとギャンブルに明け暮れていた。そんなある日、洋一は高校時代に想いを寄せていた同級生のあきよ(黒木瞳)に出会う。銀行に勤めるあきよには、支店長と心中未遂をしたという噂があった。
- 出演・スタッフ
-
【出演】柳葉敏郎、黒木瞳、あめくみちこ、小西博之、浜畑賢吉、緋多景子、加藤治子ほか【制作・演出】大山勝美【制作】岩本貞己【原作】山本修一【脚本】竹山洋【撮影】関巧【効果】伴田六和【美術】佐藤隆男【技術】本木明博
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1989.4~1990.3(平成元年度) 第27回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
昭和萬葉集~歌と映像で描く激動の昭和史
- 授賞理由
- 赤紙・行軍・学徒出陣・銃後・空襲・特攻隊・原爆・玉音放送・廃墟・復員。昭和という時代が戦争の悲惨と死者たちへの鎮魂の歴史であったことを、短歌という抒情であるゆえに、理屈抜きに改めて感得させてくれます。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
テレビ東京
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
近代映画協会
- 放送日
-
1990.1.7
- 時間
-
16:30~(84分)
- 作品内容
-
激動の“昭和”を和歌で表現した書籍「昭和萬葉集」。その朗読にニュース映像や写真、語りを組み合わせ、日本人の心の動きを映像化する。万葉の昔から、日本人は心に迫る時々の思いを三十一文字に記して生きる証しとした。退廃ムードの大正から一転して黎明の昭和へと期待はふくらんだが、早々の経済危機、軍部の台頭、戦火の拡大など、時代は暗い方向へと傾斜してゆく。
- 出演・スタッフ
-
【ナレーター】佐藤慶【朗読】乙羽信子【インタビュアー・脚本・演出】新藤兼人【制作】中市篤志、新藤次郎、遠藤雅也【演出】安作郎【編集】渡辺行夫【効果】山川繁【美術】福留八郎【技術】入山達彦
ページ: 410 / 518