特定非営利活動法人放送批評懇談会 設立趣旨書


 この法人は、放送に関する公平・中立な批評活動を行い、豊かで優れた番組・作品の創造および放送文化の振興を図ることで、視聴者・市民の生活文化の発展に寄与することを目的として設立します。

 現代の市民生活において放送はなくてはならない存在であり、放送番組の充実は視聴者・市民に大きな利益をもたらします。迅速・正確・多角的なニュース報道や、良質なエンタテインメント番組、暮らしに直結した情報番組、天災から人命を守る災害報道などは、現代に必須のライフラインであり、放送の発展は視聴者・市民に多大な利益をもたらすものです。

 今、放送が直面している課題は数多くあります。デジタル・ネットワーク社会の拡がりに代表されるメディア環境の大きな変化は、放送と通信の意味や役割にも影響を与えることになるでしょう。
 また、視聴率や制作構造の問題、放送の自主・自立とメディア規制などについても、さらに議論を深めることが求められています。

 こうした課題のひとつひとつにより良い道筋を見いだし、放送文化をさらに豊かに発展させていくために、今こそ、視聴者・市民と放送局・放送制作者が手を携え、ともに問題を考え、解決を探る仕組みが必要といえるでしょう。特定非営利活動法人放送批評懇談会はそのための場です。

 放送批評懇談会は、1963年4月16日、放送に関する批評活動を通じて放送文化の振興を図り、放送の発展に寄与することを目的として任意団体として設立し、以下のような事業を行なってきました。

放送に関する書籍や雑誌の出版編集事業=月刊[GALAC/ぎゃらく]の編集・発行

放送と視聴者・市民を結び、放送における批評活動の育成・振興を目的とするテレビ・ラジオの専門誌。
優れた放送に関する企画や作品の選奨表彰事業=[ギャラクシー賞]の選定・贈賞 放送メディアと視聴者・市民の間に立ち、良質な番組・作品を発掘して顕彰する賞制度。

放送に関するセミナーやイベントの企画開催事業=[放懇シンポジウム/放懇セミナー]の企画・開催
最新のメディア動向や放送事情を放送局をはじめとする各種メディア関係者、視聴者・市民に提供する。

 特定非営利法人放送批評懇談会は、番組批評・放送評論の裾野を広げ、視聴者・市民の批評活動への参画と放送リテラシー育成にいっそう努力します。視聴者・市民と放送局・放送制作者を結んで、番組の質的向上、多様性ある放送環境の実現を目指します。そのために、放送に関する調査、研究事業、放送に関する団体や機関への提言事業、視聴者、放送関係者との交流事業、放送に関する目的を同じくする国内外の団体等とのネットワーク構築事業などを積極的に行っていきたいと考えます。

 デジタル化で放送・通信の環境が激変している今こそ、40年間に蓄積してきたコンテンツ評価や番組批評のノウハウを生かし、視聴者・市民と放送の世界を結んで放送文化を豊かに発展させるために、特定非営利法活動法人放送批評懇談会を設立します。


2004年12月20日
代表者 志賀 信夫
 
更新:2008/7/31



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